二条河原落書
2011-06-09T14:04:09+09:00
rabbitfootmh
日々のニュースに辛口コメントを
Excite Blog
☆メインブログ移転のお知らせ☆
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2011-12-31T23:59:00+09:00
2011-06-09T14:04:09+09:00
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rabbitfootmh
その他もろもろ
「こみや日記」(はてなダイアリー)
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信仰と寄付&英語勉強法
http://rakusho.exblog.jp/12636033/
2011-05-23T13:47:19+09:00
2011-05-23T13:47:15+09:00
2011-05-23T13:47:15+09:00
rabbitfootmh
日本の社会問題
「大阪維新の会」公認で首長初当選――というのが、“狙われた”
主な理由のようですね(苦笑)
吹田市は、職員が「大阪一高給」だとか、公立学校の全国学力テス
トのデータ公開を前市長が反対していたため、橋下知事が“目の敵”
にしていたこともあるので、アンチ橋下勢力が利用したのかも?
井上市長が、本殿の屋根のふき替え工事のために10万円を寄付し
たのは、同氏が府議だった平成19年ごろだということだし、石碑
には、肩書がついているわけでもないので、「売名行為」とも言え
ない感じだ。
「秘書が(勝手に)やっていたこと」と井上氏は弁明し、石碑を撤
去して寄付金を返還してもらうことに決まったたようだが、かえっ
て印象を悪くするのではないだろうか?
私の何代か前のご先祖様の名前が、大阪・豊中市内にある某神社の
石灯籠に刻まれている。神社の近所にはまだ「本家」さんが住んで
いるので、お正月に“里帰り”するたびに、父が子供たちに自慢げ
に話していたものだ。
なにが言いたいかというと、神社・仏閣に寄付や寄進をするという
行為は、恥じるどころか、人間として当然の信仰心、謙虚さを表す
ものであり、決して否定したりけなすべき種類のものではない、と
いうことだ。
◇神社の石碑に名前が…大阪・吹田市長、府議時代に寄付
公選法抵触も
〔MSN産経ニュース 2011.5.21〕
http://p.tl/D7xG
◆英語の勉強方法は、自分のニーズが決まれば決まる
学生時代は、「テストで点数が取れる」勉強法が必要だし、仕事で
外国人を相手にしゃべる機会が多いなら、「会話体重視、発音重視、
聞き取り能力重視」の勉強に時間をかける必要があるだろう。さら
に、会話主体であっても、会話の相手が英語を母国語とする人(と
言っても、アメリカ人かイギリス人かで異なるが)なのか、英語が
外国語である人なのかで、また対処法が違ってくるはずだ。
英語の翻訳であっても、重たい社会派の小説か、「ハーレクイン」
か、映画のセリフなのかで、必要な語彙がぜんぜん違うし。
石川遼クンが、「英語ペラペラ」だとしても、ビジネス英語に精通
しているわけではあるまい(…と思う・笑)。
早い話が、「英語で自分は何をしたいのか、何をする必要があるの
か?」が分からないと、どんな勉強をすれば良いのかは決められな
い――ということではないのだろうか?
海外旅行をするのなら、旅行・観光に必要な会話だけを詰め込めば、
十分事足りるだろう。
ただし、中学で習うレベルの基本的な文法と、発音の原則・規則の
知識だけは、英語力の「土台」として身につけておくべきだろうと、
個人的には考えている。
悲しいかな、公立中学校の英語の授業だけでは、その基礎力は絶対
に身につかない、というのが事実なんだが……。
ちなみに、下記の連載コラムは、その「焦点」がどこにも定まらず、
一貫した「勉強法(システム)」が述べられているわけではないの
で、自分がピンとくるものだけを“つまみ食い”されたら良いので
はないかと思う。
◇「英語は道具:銅メダル英語を目指せ」林 則行
〔日経ビジネスオンライン 2010年12月17日~ 連載〕
http://p.tl/tgzX
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思想・言論の自由を!
http://rakusho.exblog.jp/12634336/
2011-05-22T07:00:00+09:00
2011-05-23T08:50:42+09:00
2011-05-23T08:50:42+09:00
rabbitfootmh
外交・国際問題
“corrupt”は、腐敗させる、堕落させるという意味の言葉なので、
日本語版の「低下(させる)」という訳では、生ぬるいというか、
イメージが違ってしまうのではないかと感じるのだが…。
「群衆知」が、その総和として正しい判断となるためには、群衆を
構成する一人ひとりが、他人の意見から影響を受けることなく自分
自身で考え、多様な答を導き出せる環境が必要であるという。
――これとよく似た表現を思い出した。S.スマイルズの『自助論』
の最初の方の文章だ。
『国家の政治は、その国の人民の一人ひとりのあり方を合算したも
のが、光として反映されたものだ』〔第一章 第三節〕
つまりは、日本のようにマスコミがほぼ一律に、多様性の無い情報
を垂れ流して国民をほとんど“洗脳”しているような状況下に置か
れている場合は、「みんなの意見」はどんどん偏って間違った方向
へ流されてゆく可能性の方が大…ということになる。
「今のどうしようもない民主党政権を選んだのは日本国民なんだか
ら、国民のレベルが低いんだよ。文句を言うなよ」
などというコメンテーターの声が聞こえてきそうだが、「3.11」
で、日本国民のレベルが決して低くないことは、さまざまな形で証
明されている。
ここから導き出される推論は、国民に民主党政権を選ばせるように
「影響を与えた」存在――マスコミが、今の日本の国難の元凶だと
いうことだ。
それを償うためにマスコミがやるべきことは、菅直人を首相の座か
ら引きずり降ろし、サヨク政権を瓦解させることではないのか。
◇Sharing Information Corrupts Wisdom of Crowds
〔By Brandon Keim,May 16, 2011 WIRED SCIENCE〕
◇意見共有で「集団の知恵」が低下:研究結果
〔2011年5月18日 WIRED SCIENCE 日本語版〕
□『「みんなの意見」は案外正しい』(角川書店刊)
ジェームズ・スロウィッキー,小高 尚子
http://p.tl/nsU7 (Amazon)
◆「近代」にはほど遠い…中国は国民国家なのか?
総人口は「13億3972万4852人」と発表され、同時に、戸籍もなく、
まともな教育も受けられず就業もできずにいる「国民」は「1370万
人」と中国政府は発表したようだが、そんな数では収まらないだろ
うというのが、筆者の北村豊氏の意見。
そんな話を読むと、イエス様が生れた当時のユダヤの「人口調査」
の方が、ずっと正確だったのではないかという気がしてくる。
言葉は選ばなければならないだろうが、「国民」どころか「人間」
としてのまともな生活ができていないヒトが、あの広大な地域には
数千万単位でいるのではないか…という恐ろしい状況が想像される。
◇公式発表「国民の100人に1人が戸籍なし」
〔日経ビジネスオンライン 2011年5月20日〕
http://p.tl/VmYO
◆「自由」を知ってしまったら、後戻りはできない
靴を命中させて「逮捕」された学生が、その後どうなったのかの情
報は、残念ながら中国当局から発表されることはないだろうと思う。
「ジャスミン」「茉莉花」という言葉をネット検索できない中国で、
果たして、インターネットは、「自由」を実現させる力となり得る
のだろうか?
◇中国ネット規制の開発者に靴投げ命中、学生が卵も投げる
〔CNN.co.jp 2011.05.21 Sat〕
◇Sharing Information Corrupts Wisdom of Crowds
〔By Brandon Keim,May 16, 2011 WIRED SCIENCE〕
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原発と国防&いじめ
http://rakusho.exblog.jp/12634327/
2011-05-20T19:00:00+09:00
2011-05-23T08:48:15+09:00
2011-05-23T08:48:15+09:00
rabbitfootmh
日本の社会問題
◇国力を考える?
「奈良東大寺大仏開眼式に見る国力と安全保障」(林吉永)
〔Foresight 専門家の部屋 2011/05/09〕
http://www.fsight.jp/blog/10470
太宰府から「大陸」の脅威に目を光らせつつ、毘盧遮那仏の建立と
いう一大公共工事の成功によって、高い技術力と国民の優秀さを、
大唐帝国とその周辺国に誇示することで、「日本と戦争をしない道」
を選ばせた聖武天皇のリーダーシップに、菅直人首相以下、民主党
のおエライさんたちは学んでもらいたいものだ。
今なら、原子力発電所の維持管理技術を高めて、世界に「輸出」で
きるレベルにまで引き上げること、また、大震災によって、これだ
け打撃を受けても、これまで以上の経済発展を実現することによっ
て、日本を狙っている中国やロシア、北朝鮮などに「なめんなよ!」
と睨みを利かせることに当たるか?
--- --- --- ---
◆「いじめ隠蔽」に対する厳しい判断
◇4年前のいじめで自殺、中学の責任認定 学園に賠償命令
〔朝日新聞 2011年5月20日〕
http://p.tl/p_mL
精神的に酷い痛手を負った場合は、長年経っても「フラッシュバッ
ク」が起きることも少なくないらしい。
「いじめは無かった」「なにかあったかもしれないが、いじめとは
認識していなかった」というのが、いじめ問題が明らかになった時
の、学校側の言い分としてよくある逃げ口上です。
自分の子供が「いじめに遭っているのではないか?」という疑いを
もったら、親は、「服やカバンがよごれている」「ものが無くなる」
「ケガが多い」「精神的に弱っている」など、子供自身が話さなく
ても、日時や様子などを記録しておくことが必要だと、いじめ対策
の専門家も言います。
「知らぬ存ぜぬ」で逃げる加害者側や、見てみぬ振りをする学校と
の交渉、裁判が起きないにこしたことはないですが、わが子を守る
ために親ができることは、いろいろとあります。
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「人間の“命”の尊さとは、どこからくるものか」
http://rakusho.exblog.jp/11954303/
2011-01-19T23:20:00+09:00
2011-01-19T23:40:01+09:00
2011-01-19T23:20:01+09:00
rabbitfootmh
医療/生命倫理
悲惨な事件や事故で、“尊い命”が失われた時に、学校などで校長先生が全生徒を集めて訓辞を行なう場面が、テレビニュースなどで流れると、必ずといっていいほど登場するフレーズ。
いったい、いつごろから、この常套句は使われだしたのだろうか。
◆児童虐待:子供3人の背中にろうそく 母親と内縁の夫逮捕
〔毎日新聞 2011年1月19日〕
2~6歳の子供3人の背中にろうそくを垂らしてやけどをさせたとして、高知県警高知署は19日、母親の高知市中万々、無職、近藤絵理香容疑者(25)と内縁の夫で住所不定、職業不詳、山崎弘貴容疑者(21)を傷害容疑で逮捕したと発表した。
逮捕容疑は、15日午後5時ごろ、近藤容疑者の自宅で、長男(6)と長女(4)、次女(2)の3人に1~2週間の熱傷を負わせたとされる。長男の背中には約20カ所、長女と次女も2カ所と8カ所にやけど痕があった。服を脱がせてろうそくを垂らしたらしい。2人は「朝起きたら部屋の障子が破けており、否定したので腹が立ってやった」と供述しているという。【黄在龍】
「無職」の女と「職業不詳」の男…この二人を、母親とか夫と呼ぶのは妥当では無い気がする。
野生の動物だって、自分が産んだ子には食べ物を与え、命懸けで危険から守り、巣立ちをするまで必至で育てるではないか。
それが、生き物の本能の成せる業だというのなら、自分の産んだ子に危害を加え、傷害を与えたり、死に至らせるようなものたちは、動物にも劣ると言わざるを得ない。
「“命”を大切にしよう」
そういう時の“命”とは、いったい何なのだろう?
結局は、「卵子と精子の結合の結果発生したヒト」の存在が維持されている状態のことしか、意味していないのではないのか?
(宗教として外してはならない真実の第一点目は)
「人間の本質は霊的な存在であり、その霊的な存在が肉体に宿り、地上で人生を送っているのだ」
ということです。
〔『救世の法』大川隆法・著 P.21~22〕
霊界(あの世)で、「魂(思い)」だけの存在でいるよりは、リスクが大きいとはいえ、この世での生を受け、数十年の人生を送る方が、魂の成長・発展のために役立つ学びが多いということで、私たちは何度も生まれ変わってくる。
人間は、肉体的に自立し、社会的なルールを身につけ、経済的自立を確立するまでに十数年以上かかる。
文化が成熟し、世の中が複雑になればなるほど、自立までの期間は長くなる。
それまで、一人ひとりの人間を育てる「親」の仕事は、たいへん重要なものなのだ。
そのことを知らずにいる日本人の数が増えてきているとしたら、恐ろしいことだ。
たった一つ、二つの細胞から、ヒトの肉体ができ上がることはもちろん神秘的なことであるが、その肉体を器にして、永遠の生命を与えられた「魂」が宿ることは、もっと神秘的で尊いことだと思う。
そして、この世での人生を許されて人生修行をすることの尊さ、貴重さがどれほど大きなものであるのか。
それを知った上で、「“命”を大切にしよう」と言うならば、それは正しい。
だからこそ、素晴らしい人生を生きようとしている人の命を、天寿を待たずに故意に絶つことは、他人の命であっても、自分の命であっても、許されないことなのだ。
神に与えられた地上人生を全うすることを妨害することは、悪なのである。
現代医学には、傷んだ臓器を、他人のものと交換して寿命を伸ばすことができる研究や技術まであるが、本当の生命の神秘は知らないままだ。
「脳死」状態の人が、本当に死んでいるのか、生きているのかを判定することもできない。
日本人はもう一度、真の「生命の神秘」を知るために、正しい宗教と信仰心を取り戻すべきだ。
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「改正臓器移植法の問題点」
http://rakusho.exblog.jp/11254848/
2010-09-09T13:32:00+09:00
2010-09-09T13:33:18+09:00
2010-09-09T13:32:06+09:00
rabbitfootmh
医療/生命倫理
公私ともに、なにやかやと忙しかったのが、やっと一段落(^^;
さて、「復活第一弾」は、重たい話になってしまいましたが、どうしても気になる事なので、自分自身の頭の中の整理を兼ねて書いてみます。
7月17日に「改正臓器移植法」が施行されて後、初適用されたのが8月9日。一昨日の9月7日に脳死判定が行われた事例で、すでに「7例目」である。
しかも、10代(と思われる)、20代、40代と、若い脳死患者が「次々と」という印象を受ける。
これで、1997年10月16日に施行された「臓器の移植に関する法律」によって実施された「脳死臓器移植」は、94例目である〔移植の実施に至らなかった事例が1件あるので、脳死判定は95例目〕。
国内での「脳死臓器移植」の推進が図られた原因は、主に二つ。
一つは、「移植待機患者」の需要数に対して、供給される「臓器」の数が圧倒的に「不足」していること。
これは、日本国内だけに限らない、世界的な現実である。
二つは、先天的な病気を持って生まれた乳幼児の移植が、日本国内では行うことができず、欧米などへ渡航し、他国の脳死患者からの臓器提供を受ける事例が増えてきたことに対して、「日本人が不足する臓器を奪っている」という批判に対処するため。
※体の小さな子供には、大人の大きな臓器が提供できないので、
子供の脳死ドナーが必要なのだが、日本では改正前の臓器移植
法では、15歳未満の臓器提供が許されていなかった
加えて、海外渡航しての移植手術は、待機期間を含めると「1億円」を超える膨大な費用がかかり、たいていは「○○ちゃんを救う会」などの看板を掲げて、善意の募金に頼るしか術が無いこともある。
移植手術を待つ患者さんたちの願いは、切実なものとして受け止めたいし、なんとか救う道を開いて上げたいと思う。
しかし――である……
「もっと新鮮な臓器がたくさん欲しい」
移植医療を推進させたい人たちのホンネは、コレである。
ああ、オソロシイ……
上に述べた二つの「原因」に共通するのは、「臓器の不足」である。
「不足」とはどういうことなのだろうか?
充足しているべきものの量が足りないということなのか?
「不足」している状態は、許されないことだというのか?
公式の医療世界での「不足」を補うため、臓器売買を行う「ブラック・マーケット」は、世界中に公然と存在している。
貧困国では、日常の生活費を得るために、自らの臓器を売る人たちも少なくないし、拉致・誘拐して臓器を取るようなことも行われている。もちろん、臓器を取られた人は殺されている。
また、中国では、死刑囚の臓器が移植用に摘出されているようだ。
(まるで『鋼の錬金術師』の「第五研究所」みたいだ)
「移植でなければ助からない命を救いたい」
「移植できれば元気になる人たちを救いたい」という大義名分もあろうが、ホンネは「もっと臓器を!」だ。
もちろん、医者としての使命感から「移植技術で救いたい」という善意の人たちがいることは否定しない。
しかし、その場合であっても、「未だ本当の死に至っていない脳死状態の人からの臓器摘出は、その人の魂の“安らかな帰天”を妨げ、恐怖と痛みを与える」という事実は変えられない。
そして、それが宗教的には「悪」であるという真実も覆せはしない。
「(脳死状態になった娘を)誰かの役に立てたい。体の一部がどこかで生きていてくれたらうれしい」
「もう助からないのであれば、どこか体の一部が生きていればうれしい。元気な体なのでたくさんの人の役に立ってほしい」
脳死ドナーの家族のコメントだが、「体の一部」はどこまでも一部である。万物すべてに魂が宿ると考える日本人には、違和感の無い表現なのかもしれないが、互いに似過ぎているのもキモチワルイ気がする。
やはり、「提供意思」を家族に確認する過程を、もっとオープンにしてもらわなければ、信用できないのではないか?
「個人情報」とか「プライバシーの保護」の名目で、隠されるべき問題ではないと思う。
国内初の「脳死判定」の事例の時に、高知の赤十字病院周辺で大騒ぎしてしまったマスコミは、自分で自分の首を締めてしまったのだろうが、このまま「脳死患者からの臓器提供」が、なし崩し的に増加するような事態を、傍観しないでもらいたい。
◇臓器移植法のもとはじめて行われた高知赤十字病院「脳死」臓器摘出・移植で、
見えてくるもの
http://pikaia.v-net.ne.jp/koutikensyo.html
日本臓器臓器移植ネットワークへの「意思登録者数」が8月に入って急増したらしいが、「臓器提供拒否」の意思を示す人たちの割合が増えたようだ。
◆臓器提供「拒否」が急増
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=30411
登録しておけば、本当に「拒否」の意思を反映してくれるんでしょうね?
改正移植法施行後初の脳死ドナーとなった男性は、臓器提供意思表示カードは持っておらず、健康保険証や運転免許証などにも提供意思や提供を拒否する記載も無かったため、家族の同意で提供されたと報道されていた。
「家族であっても、自分自身の意思を勝手に決定されてたまるか」という人たちも、少なくないのかもしれない。
<参照サイト>
◇改正臓器移植法は実に巧妙な世論誘導の道具になっているのでは?
日々是好日 http://p.tl/MWRt
◇臓器移植の現状に思う。
チェ_アルデバラン http://p.tl/amnz
◇家族の承諾による臓器提供が増えている
5号館のつぶやき http://p.tl/n34r
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「日本は航空・宇宙産業の開拓を目指せ」
http://rakusho.exblog.jp/10540262/
2010-05-03T15:40:00+09:00
2010-05-03T15:56:25+09:00
2010-05-03T15:40:11+09:00
rabbitfootmh
日本の社会問題
このニュースは、全国的に流されたのだろうか?
大阪市の東側に位置する東大阪市は、東京でいうと、大田区のようなところになるのだと思うのだが(大田区には行ったことがないので、感覚的にはよく分からないが)、人口規模は、大阪府内第3位の中核都市であり、生駒山を東へ抜けると奈良県という位置である。
ここの中小企業の「オッチャン」たちが、持てる技術力を結集して、「大阪を元気にしたろやないか」と始めたのが、「宇宙開発」事業なのである。
そして、ついに「5年後に月面に着陸するでぇ」と宣誓した。
まずは人間ではなくて、これまた日本のお得意とする“二足歩行ロボット”を「着地」させるという。
◆二足ロボ「まいど君」月を目指す
〔産経関西 2010年4月28日〕 人工衛星「まいど1号」を打ち上げた東大阪宇宙開発協同組合(大阪府東大阪市)は27日、5年後をめどに月面に二足歩行ロボットを送る計画を発表した。東大阪に限らず全国の中小企業の技術を結集させて製作する方針で、同組合の杦本日出夫理事長は「まいど1号で日本中に東大阪の技術を知ってもらえた。次は日本の技術を世界にアピールしたい」と話した。
(以下略)
朝日のニュースサイトに紹介されていた写真では「VisiON」モデルみたいに見えるけど…ロボカップなどで、よくサッカーをやって有名なロボット君だ。
日本が、航空・宇宙産業に力を注げないできたのは、敗戦後のアメリカさんの“思惑”のせいだ。
航空・宇宙産業は、「軍事技術の向上」に直結するからだ。
戦闘機の生産はもちろん、ロケット打ち上げのノウハウがあれば、ミサイルなんか、簡単に飛ばせてしまう。
日本は「非核三原則」を掲げているが、原子力発電の技術を持っているので、その気になれば、核爆弾だって作れる国なのだ。
アメリカさんは、先の戦争で日本に勝ったとはいえ、日本人の知的レベルと工業技術力に、かなりビビっていたということだろう。
しかも、「カミカゼ特攻」をやる精神的パワーも測り知れない。
原爆を落したくなったのは、ただただ恐怖心ゆえだったのか…
話を元に戻すと――
先月、日本人女性宇宙飛行士の山崎直子さんが、スペースシャトルに乗り込ませてもらって、任務を遂行し、無事に帰還したが、アメリカは、コストのかかるスペースシャトルや国際宇宙ステーション(ISS)建設事業を止めて、25年後くらいの「有人火星探査」を目指す計画へ切り換えることにしたらしい。
そういう話は、ブッシュJr前大統領の任期中からあったようだ。
◇2005年度NASA予算案、新宇宙政策に沿って
スペースシャトルとISSを「損切り」
〔nikkei BPnet 2004年2月5日〕
が、以下は、NASA(アメリカ航空宇宙局)の速報記事による、オバマ大統領の演説。
◇President Barack Obama on Space Exploration in the 21st Century
〔NASA April 15, 2010〕
日本語の要約は、コチラ↓のブログにあります。
◇オバマ大統領演説「2030年代中頃には火星有人探査を」
〔月探査情報ステーションブログ 10/04/16〕
NHKの「クローズアップ現代」でも、取り上げられていたらしい。
◇シャトル退役 揺れるアメリカの宇宙戦略
〔J-CASTニュース 2010/4/20〕
アメリカが、当分の間、大気圏外へ人間を飛ばす事業を止めるとなると、宇宙へ飛んでゆくには、ロシアのソユーズしか無くなるので、「運賃」がつり上げられるんじゃないかということなので、そんなお金を外国へ貢ぐくらいなら、自前でロケット造って飛ばした方がいいんじゃないの?――と考えるのは当然だろう。
ホリエモンさんは、山崎直子さんの夫君と知り合いだったので、直子さんが乗ったシャトルの打ち上げに招待してもらい、現地のフロリダで見学してきたそうだ。
◇スペースシャトル打上に思う
〔六本木で働いていた元社長のアメブロ 2010-04-07〕 はっきりいってソユーズは「枯れた」宇宙船だ。開発費の減価償却はとうの昔に終わっている。作れば作るほど儲かるのだ。しかも品薄誘導していれば価格は高騰したままである。民間での有人宇宙開発が行われない限り、このロシア独占の状態は続くだろう。
私の目標は軌道上に3桁万円で一人打ち上げられることです。50億なんて狂気の沙汰だ。
こういう発想と計算を“ちゃっちゃ”とできる人が、今の民主党内閣に一人でも居れば、経済政策や「事業仕分け」も、ずいぶん様相の違ったものになっただろうにね。
以下のブログ記事もよく分かるので、ご一読をお薦めする。
◇アメリカの宇宙計画
〔日本のあり方を考える 平成22年04月21日〕 …なにしろ、30年以上前にアメリカは、今のゲーム機よりも能力の低いコンピューターでアポロ宇宙線を飛ばしたのだ。
つまり意志の問題であり、日本がその意志を持てばすぐにでも有人宇宙飛行船は出来る。すでにHTVが自力飛行出来、その大きなスペースには帰還用のカプセルを積むことも可能だから、HTVを土台に有人飛行をする計画が具体化しつつあるとのこと。
――ということで、大阪の「オッチャン」たち…いや、若い人たちにもがんばってもらって、アメリカより先に火星へロボットを送り込み、遠隔操作であちこち探査させておいて、悠々と人間様が乗り込んでゆく、と。
いいんじゃないの?
それで、またガッポリ設けられれば、大阪の税収も上がるだろうし、いいことずくめだと思う。
橋下知事、こういうところへ、手厚い支援をしてくださいよ。
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「デジタル・デバイドふたたび」
http://rakusho.exblog.jp/10245382/
2010-03-22T11:42:00+09:00
2010-03-22T14:33:21+09:00
2010-03-22T11:42:52+09:00
rabbitfootmh
子育て/教育
私自身のリツイートにも、いくつか反応をいただいた。
その後、「iPhoneアプリ」を作ってるという中学生が、私のアカウントをフォローしてくれて、ビックリした…こういう天才肌の子供たちは、楠木氏が言うように、やっぱりその才能をできるだけ伸ばす道を開いておいてあげたいな、と思いますね。
日本の社会は、まだまだ「天才」「型破り」に対して、冷たいし、閉塞的だと思う。
スポーツや芸術の分野では、比較的10代でも活躍が注目されるようになってきたけど、「お勉強」の分野に関しては、まだまだ、なんというか、「“こまっしゃくれた”子供は可愛くない、生意気」という否定的なイメージで見られがちなんではなかろうか?
さて、私が、自分自身のツイートに関して補足しておきたいのは、以下のようなことです。
我が子が小学校にいたのは、ちょうど2年前。そんなに古い話ではない…が、学校の先生は、PCを使いこなすスキルを持っていないのが「普通」というのが現状だと思います。
IT技術やネットの世界は、どんどん前へ進んでいるのに、教師たちはPC登場以前のような、次元の違う世界に生きている。以前に問題視されたような「デジタル・デバイド」よりも、もっとひどい乖離状態、二極化状態が起きているのではないかと感じます。
ハードの進化はもちろんですが、目に見えない部分での発展・多様化は、今のガッコの先生たちの想像力のはるか先を行っているはずです。
娘が2年生か3年生の時に、参観日に「パソコン授業」が組み込まれていて、見に行きましたけど、あの当時使っていたのは、Winの98じゃなかったっけか…? 2002年か03年のことだけど。
その後、「PCは自分仕様で組み立てる」という教頭が赴任して来ると、生徒2人に1台だったPCが、1人1台に増設されました。
モニターに「I・O DATA」とあったので、廉価で購入できたのかな?
LANで学校内のPCも全部つないでましたね。といっても、PC教室と職員室だけかな?
ネットも一応つないでいましたが、「YAHOO!きっず」がホームに設定されていたため、人畜無害なサイトしか閲覧できない状態です。
グーグルはもちろんブロック! ふつーに検索ができない(苦笑)
で、子供用のソフトを使って、「カレンダーを作る」とか、「調べ学習をする」とかを、授業でやってるわけですが…ほとんどお遊びのレベルですよ。情報リテラシーもへったくれもありまへん。
私は、「PTA新聞」をワードで作って…そうそう、ワードとかエクセルも入ってないので、自宅で作って(笑)、それを学校のPC室のレーザー・プリンターを使わせてもらって印刷してたのですが、このプリンターがフリーズして使えないことが何度かあって……。
その原因はというと、授業で子供たちが「調べ学習」をして、図鑑などのページを片っ端から「印刷」しようとするものだから、授業時間中に全部をプリントアウトしきれず、プリンターのメモリーに膨大なデータが保留状態になったまま、先生が電源を落してしまって、プリンターが「おなかいっぱい」状態で動いてくれなかったのですね……。
せっかく、時間の都合をつけて学校へ出向いて行って、仕事ができないまま帰宅――ということも。
後で、PCに強い教頭先生か、もう一人、PC使いこなせる教務主任の先生が調べてくださったりすると、「子供たちが印刷しようとしてたデータが、A4で200枚ほど印刷されて出てきましたワ」とかね……しかも、オール・カラーの図版ですよ。
そりゃあ、1クラス30余人、一人当たり3枚としても、100枚ですもんね。アウトにいったいどれだけの時間が掛かったのやら。
プリンターのメモリーを初期化してしまうという手もありますが。
子供が小学校にいた最後の2年間は、その教頭と教務主任の先生がPCを使えたので、随分と仕事がやりやすかったです。
PC関連の話はもちろんですが、仕事の段取りやスケジュール管理、連絡の取り方など、「民間企業並みの仕事ができる」という意味で。
そのお二人は、我が子の卒業と同時に他校へご栄転され、教務主任の先生は、40代半ばで教頭に出世されました。
異動後の歓送迎会で、前教頭が新しく赴任した学校について「今の学校、先生方がみんな帰れへんねん。9時、10時(もちろん夜の)になっても、帰れへんから、戸締りの責任がある私も、なかなか帰られへんのですわー」とボヤいてました。
公立の学校の実務の「かなめ(要)」は、教頭先生で、教頭が仕事のできない人だと、学校全体がぐちゃぐちゃになってしまうか、教頭自身がきりきり舞いして倒れるか、どちらかではないでしょうか。
他の先生が、病気などで休職などすると、代理講師が見つかるまで教頭や教務の先生が、代理で担任の代わりに授業しなければならなかったり、大変だったようです。
公立学校でいろいろと問題が噴出すると、すぐに「先生は忙しくて手が回らないんだ」という声が出てくるんですが、私立の先生は、忙しいことを、生徒をケアできないことの言い訳になんかしないですよね。
まあ、確かに「忙しい」のかもしれませんが、その原因は、仕事がアナログなので無駄な時間がかかるのか、そもそも教師自身の仕事能力が低いのか、学校の運営方法に問題があるか、教師同士の連携プレーができてないためか、その全部なのか(苦笑)
もともと仕事能力の低い人は、PCが手元にあったとしても、それを仕事に活かすことはできないのでしょうね。
あ、いや、でも、その後赴任してきた教頭先生は、前教頭と同期で、PCのスキルはあるということでしたが、仕事能力というか、教頭としての管理能力は、もう一つだったみたいです(笑)
いずれにせよ、日本の公立学校教育の質の悪さが、日本の社会を閉塞させている大きな要因の一つではないかと憂えています。
時代の流れを敏感に感じることができなければ、子供たちが将来、社会をどう担ってゆかねばならないか、そのためにどんな勉強をしなければならないのかを、示してやれないのですから。
「ブログランキング」
『中学生がiPhoneアプリ出したりクルーグマン読んだりしてるご時世に、学校の在り方は追いついているんだろうか。逃げ場としてのネットもいいけれど、もっと教育として青天井に伸び盛りな人々を受け止める姿勢が必要だよなあ』(@masanork)
『ここは、一発孫社長に、小中高のそれぞれ学校を作ってもらいたい』(@komure)
『一部の例外を見て、全体を論ずるのはいかがなものかw』(@kirik)
『それは昔からの課題なのでは?公教育及び教育自体の限界でしょう。』(@nakajimashimpei)
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『公立の先生はPC使えない人が多い』(@miyachi_hisa) ←私(^^)
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『娘の小学校では、PC使える若手の先生が4、5人。でも子供用のソフトで、でたらめな「お絵描き」させるくらいの授業しかできなかった…うちの娘の方がよく使えましたw』 (@miyachi_hisa) ←私(^^)
『…地元の商工振興に関わった身として,ぜひとも検証いただきたく.その上でまさかーとか言って頂きたい.』 (@monamour555)
『うーん、使えないことにしている人が多いというのが本当だろうな。』(@stoyofuku)
『マジでこの国ではPCも満足に使えない人が教育をやっている。何とかしないと、未来は暗い。』(@m_furseal)
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『「日教組」とは、そういうことなんだろう』(@gonintaiho)
『次々に生徒がPCを破壊して回るのを直して回るスキルは無いですね。>公立の先生』(@ymonymon)
『民主党。。RT @gonintaiho: 「日教組」』(@take4_67)
『結構、多いんじゃないんですかね。RT @masanork: いまどき?まさかー』(@tkosumi)
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『いやぁ,使えない人多いですねぇ.QT @stoyofuku: うーん、使えないことにしている人が多いというのが本当だろうな。』(@naokikato)
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「テレビがTwitterで遊び始めた(笑)」
http://rakusho.exblog.jp/10023368/
2010-02-22T11:42:00+09:00
2010-02-22T12:14:06+09:00
2010-02-22T11:42:59+09:00
rabbitfootmh
メディア
あ、チーム有吉のアカウントもあるのね。
話題の「カトキチ」さんに会いに行こうと、ただ今、高松市内を走っている…らしい?
それにしても、「カトキチ」さん(末広部長)は、反応と機動力が素晴らしい!
今や、「カトキチの中の人」として有名人です(^^)
「ブログランキング」
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「橋下徹大阪府知事の教育改革構想」
http://rakusho.exblog.jp/9848306/
2010-02-03T00:36:00+09:00
2010-02-03T16:52:57+09:00
2010-02-03T00:40:38+09:00
rabbitfootmh
子育て/教育
>
2月1日に、大阪・中之島の中央公会堂で開催された、「大阪私学保護者の集い~橋下知事と大阪私学を語る会~」に、保護者の一人として参加してきました。
例年は、「大阪私学振興大会」という名前で、「大阪私立中学校高等学校保護者会連合会」の主催、「大阪私立中学校高等学校連合会」の協賛で行われている会ですが、民間団体の会合には「公平に一切顔を出さないことに決めている」という橋下知事が、「保護者と学校関係者との意見交換会という形なら出てもいい」ということで、急遽、趣旨を変更しての集いとなった、という経緯がありました。
府知事・府議会側と学校関係者とのパネルトークと、保護者・私学関係者からの質問&橋下知事からの回答で、約1時間半。
まあ、橋下知事は、TVで見ているのと同じで、よくしゃべることしゃべること…(笑) 司会・進行役が「あのー、私が話を振るまで待っていただけませんか(苦笑)」とあわてるくらい、最後は、帰宅を急ぐお母さんたちに向かって、ワイヤレス・マイクを握って舞台前方へ出てきて「よろしくお願いします」と頭を下げるなど、終始、ご自分で仕切ってしゃべってましたね。
ざっくりと、橋下知事の主張をまとめれば、「私学憎しで、補助金を削るわけではない。府が借金だらけなので、医療補助なども含めて、いろんなところを削ったその一貫として、学校関係も削らざるをえなかっただけなので、“私学の敵・橋下”と思わないで欲しい」ということと、「府下の高校を、公立・私立を同じ土俵に立たせて競争させ、サービスの悪い学校は、公立であれ私立であれ、淘汰されて潰れてもいいと思っている」ということでした。
また、学費の助成に関しては、「基本的な授業に対しての補助は行いたいが、各私立学校で独自の活動(贅沢な…とは表現しませんでしたが、修学旅行やその他の課外活動など)に関しては、税金を突っ込むことはできないので、それはその学校を選んだ親が負担すべきだと思う」ということを、繰り返し言っておられました。
あと、「高い役員報酬支払ってる学校には助成しない」こととか。
それから、「高校授業料無償化」に関しては、「皆さんが選挙で投票した民主党政権が、“不徴収”にすると、法律作って決めちゃったんで、ボクは、年5万円くらいはいただきたいと思ったんだけど、『取っちゃいけない』という法律ができちゃったんで、取れないんですよねえ」と、民主党政権に不満たらたらでした(苦笑)
――いや、あなた、民主党の応援で知事になったんじゃないの?と、思わず、隣のお母さんとツッコミ入れてしまいましたが…。
それにしても、「不徴収」の法律ができるなんて話、知りませんでした。
※「公立高等学校に係る授業料の不徴収及び高等学校等就学支援金の支給に関する法律案」(文部科学省)
http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/an/06030110/1289727.htm
ただ、橋下知事の話を聴いていると、どうも、「バウチャー制度」について、無理解というか誤解をしておられるようなので、その点で、学校関係者との話が噛み合っていませんでした。
教育費を「バウチャー(クーポン券)」方式で、学校に直接助成金を配るのではなく、子供たち一人ひとりに配れば、公私間の不公平感も無くなるし、「公私が同じ土俵で自由競争する」という環境も整えられると思うのですけどね?
つまりは、学校の人気投票も兼ねて、「良い学校」にはバウチャーが集まり、公費の助成金が厚く配分されることになるのですから。
もう一つ、知事の抱いている公立と私立のイメージが、ひと昔前のものではないか、と以前から感じていたのですが、今回の話を聴いていても、やはりそうらしい、と思わざるを得ませんでした。
ちなみに、ご自分の7人のお子さんたちには、“高校浪人”させてでも、絶対に公立高校へ進学させるそうですが――。
なんというか、「公立高校は、子供が頑張って勉強して、その努力が、入試というフィルターを通して、結果として出たら入れるところで、私立は、公立で振るい落とされた子供で、親に経済的余裕があれば選んで行けるところ」というイメージみたいなんですよね。
だから、「勉強で結果が出せなくて公立に入学できず、まあ、お金があるから私立へ、自己責任で入学したんでしょ? それを入学してから、『公立行かせてる家庭と平等な金銭負担にしてほしい』と言うのは、ムシが良過ぎるんではないのか?」というニュアンスなのですよ。
加えて、橋下知事が「分かってない」と思うのは、大阪の公立中学校の「教育力の低さ」です。いじめや暴力沙汰などで荒れている、とか荒れてないとかいうこと以前の問題――公立中学に通っているだけでは「まともな高校へ進学できるだけの学力」が身につかないという、学校の存在価値そのものに関わる問題があることを、橋下知事は認識できていないと感じるのです。
だから、「親が好きで選んで私立高校へ行かせている」のではなく、「まともな教育をしてくれる公立中学校が無いから、中学から私立へ行かせる。そして、そのまま、私立高校に通うことになっている」というのが、今の大阪府下の子供たちの状況だと思うのです。
もし、地元の公立中学校へ子供が進学したら、私立中学へ通うのと同じかそれ以上の教育費をかけて、学校外の塾や家庭教師の世話にならなければ、上位層の公立高校へは合格できない――というか、教育費がかけられる家庭がそうするようになってきているので、塾に通わず、公立中学へ通って自学自習するだけでは、その「競争」に負けてしまうのが現実……では?
◆中3の塾代など学校外活動費、過去最高の年40万円
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100128-OYT8T00369.htm
〔読売新聞 2010年1月28日〕 公立中学の3年生を持つ家庭が2008年度、学習塾や習い事などに支出した1人当たりの「学校外活動費」は、過去最高の約40万円に上ることが、文部科学省の「子どもの学習費調査」でわかった。
うち8割は塾代や家庭教師代が占めており、高校入試に備えた支出とみられ、中学生を持つ家庭の教育費負担の重さが浮き彫りになった。
(略)
放送大学の小川正人教授(教育行政)の話「学校外活動費が中学で伸びているのは、高校進学を人生の岐路と考えている人がまだまだいるため。ただ、学用品代などが払えず自治体から援助を受けている家庭が多いことを踏まえると、教育費の平均を押し上げているのは富裕層だと考えられる。低所得者の教育費にさらなる対策が必要だ」
「ブログランキング」
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「優しすぎる? それとも…?」
http://rakusho.exblog.jp/9740251/
2010-01-23T14:28:00+09:00
2010-01-23T20:43:52+09:00
2010-01-23T14:28:17+09:00
rabbitfootmh
日本の社会問題
◇クローズアップ現代
2010年1月21日(木)放送 “助けて”と言えない ~共鳴する30代~「助けて」。この言葉が言えず、孤独死した30代の男性を去年 10月にクローズアップ現代で取材し、放送した。番組では、 生活に困窮し、命に危険を及ぼしかねない状況になっても助けを求めない30代の姿を取材。彼らは、こうした状況になったのは、自己責任だと自らを責め、「助けて」の言葉を拒み続けていた。
この放送直後、インターネット上のブログでは書き込みが急増。わずか3日で2000件を超えた。その多くが30代で、驚くことに孤独死は他人事ではないと共感するものがほとんどだ。なかでも30代の女性に、共鳴する声が瞬く間に広がった。
一体、いま30代に何が起きているのか?番組では、ブログの声から、静かに広がる「助け」を求められない30代の実像を継続取材した。 (NO.2844)
スタジオゲスト:平野 啓一郎さん(作家)
昨年10月に放映された、同番組の「30代のホームレス」を取材した内容に、「共感する」というブログの書き込みが急増したことを受けて、10月に取材した男性を追跡取材したものだった。
「全部において 何が悪いって 自分が悪い。
何が悪い? んー自分が悪い。これ以外の言葉はない。」
「今だと 自分が頼っているだけになってしまうんで、…
(友人が)助けてと言ってきても、自分は助けてあげれない。
(助けてと言うことは)相手に100%負担をかけることになるんで
それだけはちょっと できる問題ではないと思います」
と、そのホームレスの彼は言う。
「助けて」と言えない30代に共通する思いとは――
「こうなったのは、全部自分の責任。
自分の努力が足りないから、うまくいかない。
自分が成功するためには、誰かを蹴落とさなければならない。
自己責任で頑張らないといけない。自分の努力が足りない。
負けを認めても、“希望”が見つからない。
一度でも助けを求めたら、そこで“終り”だ。
助けてもらうような“弱い”自分になりたくない。」(要旨)
「他人を蹴落さないと、自分が蹴落とされる社会」
これって、サヨク教育の“成果”のような気もするなあ…。
「切磋琢磨」という発想が、すっかり抜けてしまってる。
「受験で、自分が合格した時は、どこかの誰かが不合格になっている。自分の成功のために、“犠牲”になった人が一人いる」というような発想でしょう?
「自己責任」の意味を、ホームレス支援をしているNPOの奥田知志氏は「これは、助けたくない人たちの論理で使われる言葉だ」と「『それはあなたの問題だ』と言い切ることによって、『社会は手を貸さないよ。あなた自身が頑張るしかないんだよ』という、“助けないための理屈が、“自己責任論”だったと思う」と定義付けている。
同氏は「(今30代の)彼らが中学生の頃から、“自己責任論”の時代で、責任を果たせない人間は、人前にも、親の前にも立てない、という考え方に呪縛されている」のではないか、と解説する。
だが、「自己責任」の本来の意味は、そんなものではないはずだが、いったい誰がそんな使い方をし始めたのだろうか?
「自己責任」というのは、因果の法則によって、自分自身の考えや言動が原因(種)となって、ある結果(実)が現れるということであるから、悪い種を蒔けば悪い結果が現れるが、その逆に、良い種を蒔けば良い結果が現れる、ということ。
ただ、種が実るまでの経過には、もちろん他人や環境の介在も無いはずは無いが。
この番組を、中2の子といっしょに見ていたのだが、私が、「自分独りだけでは、絶対に生きられないのだから、困っている時は、助けてもらえばいいじゃない。それで、自分か立ち直ったら、今度はその恩返しをすればいいわけだから……?」と言ったら、中2に、「それでもやっぱり、助けを求めたら“負け”だと思うから、できないんだよ」と、彼らに共感を示すようなことを言われたので、考え込んでしまった。
そうか、“負け”なのか。
自分の弱さを認めることや、自分の失敗を失敗と認識することは、“負け”なのか――。
寂しくて、人との繋がりを求めたがるくせに、自分から働きかけることは、“負け”になるのか。
なんだか、「逃げちゃダメだ」と自分に言い聞かせながら、ズブズブとトラウマの泥沼にはまってゆく、シンジ君みたいだねぇ。
「親に心配をかけたくないという気持ち。親の前での“自分”の姿を守りたい、子供の頃から知ってくれている“自分”の中に、苦労している姿を混ぜ込んでしまうことが嫌だという気持ちがあるのではないか? 親子関係が薄くなったのではなく、その部分はキレイなままでとっておきたいのではないか」と、平野啓一郎氏は言う。
でも、「人生80年」時代の今、織田信長が「人生50年」と吟じてから400年ほど経った今、人の寿命は1.6倍になっている。
長い人生の中で、失敗を恐れていたら、生きてるのが辛いのも当たり前かもしれない。
でも、自分自身が認めようが認めまいが、他人が気づこうが気づくまいが、失敗は失敗なんだが……。
大切なことは、失敗から学ぶこと、失敗から立ち上がって、新しい成功への道を歩き続けて行くこと――ではないのだろうか?
「成功とは成功するまでやり続けることで、失敗とは成功するまで やり続けないことです。
失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するまでつづけたら失敗ではなくなる。(松下幸之助)」
「人に頼ると迷惑をかけるからいやだ」「他人に助けてもらわずに、自分独りで頑張り通す」という心は、一見、優しさから出ているように感じ、謙虚なようにも聞こえるが、その実は、すごく「傲慢」な心ではないのかと思う。
諸法無我――この宇宙の生命は、みんな網の目のように繋がっていて、何一つ、誰一人、切り離されて存在することはできないのだと、知ることが必要なのではないだろうか。
もちろん、「自助の精神」は必要だし、それ相応の「努力」も必要だ。その「自助努力」の結果は結果として、受け入れなければいけない。そういう意味での「自己責任」はある。
けれど、やっぱり、人は独りでは生きてゆけない存在だ――。
それを認めて受け入れないことには、始まらないのだろうと思う。
番組の後半で、平野氏が提言していたのは、「善意による寄付金」によって、困った人たちを支援した方が、税金によって助けられるよりも、彼らは利用しやすくなるのではないか。そういう支援ができるような寄付金制度を作ればいいのでは――ということだった。
それは、友愛・鳩山政権とは、まったく逆の方向のものですよね。
民主党は、「困った人をすべて税金で助けてやろう」という方向へ走っているが、それは一見優しそうだが、実は、『北風と太陽』の“北風”の発想で、「困ってる人のため、弱者であるあんたたちのためなんだから、文句を言わずに政府の言う通りの税金を納めろ」ってことになってしまう。
そうではなく、温かい“太陽”のような善意、相手を幸福にしてやりたいと思う気持ちからの寄付で、社会保障的な弱者救済をやろうという発想に切り換えよう、ということだろう。
そのためには、できるだけ「小さな政府」を、安い税金で運営してもらい、国民には、できるだけ自由な経済活動を許してもらって、もうけた中から自主的に寄付してゆく、という循環にしないとダメだろう。
「そんなことしたら、私利私欲に走って、もうけを独り占めにするヤカラが出て、正直者がバカを見るんじゃないか?」と心配する人が必ず出てくると思うが、ご安心めされよ。
死んだ後に、我利我利亡者の魂は暗い世界へ行って反省を迫られることになるし、善意を施した人は天国へ招かれて、仏神から“よくやった”と褒めてもらえるのだから。
前述の奥田氏は、番組の最後に「今は、絶望することも希望を見つけることも、すべて自己の中で完結する考え方が支配しているが、本当の希望というものは、自分の“外”から差し込んでくる光ようなもの。『君には希望がある』と周りの人か言ってくれたときに、『僕には希望があるかもしれない』と思える。それを“社会”というんだと思う」と言っていた。
小説家の平野氏よりも文学的な表現だが(笑)、納得できる説明だと思った。
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「首相公選制」の方が…マシ?
http://rakusho.exblog.jp/9688490/
2010-01-17T23:54:00+09:00
2010-01-18T16:09:34+09:00
2010-01-17T23:54:15+09:00
rabbitfootmh
日本の社会問題
現与党・民主党のトップ2人は、ケタ違いの「お金の力」で政権を握る地位に就き、下々の庶民には“お情け”をかけて、たくさんの手当てをバラ撒いてくださるおつもりのようですね。
しかも、そのバラマキの財源は、自分たちのポケット・マネーではなく、これから新しく国民から吸い上げる税金らしい。
小沢氏の言う「民主主義」は、「多数派が権力を握る政治システム」のことであって、古代ギリシャ発祥の民主主義では無いし、同じく、「民主主義による無血革命」(※)というのも、愚かな民衆の鼻先に“ニンジン”をぶら下げ、耳に心地よい言葉で欺き、騙し、大量の票を集めて「国民の皆さまの声に応えるため」とうそぶくもの。
自分と自分の愛する国を守って、明るい未来へ続く正しい道へと導いてくれるリーダーは、自分の意志で選びたい。
アメリカの大統領選挙のやり方が正しいのかどうか、それは分からないが、少なくとも、「自分が選んだ」という責任感が持てるし、それは同時に、間違ったリーダーを選んだ時も、「それは自分の責任」として納得できる。
そして、その教訓と反省から、「次は正しい選択をしよう」と、学ぶことができるはずだ。
「二大政党制」などという選択肢の狭い選挙の形を崩した方が、議員(政治家)を目指す人たちにとっても、幸福なのではないのだろうか?
日本人は「白黒」をつけないとすっきりしない傾向を持っていそうだが、もっと多様性を認める寛容さや度量を身につける努力をした方が良いのかもしれない。
『議会制民主主義が政権交代が、本当の民主主義が…』〔下記産経ニュース記事参照〕
「民主主義民主主義…って、オマエ、どんだけ しつけーんだよっ!」 (と、万屋銀ちゃん風に叫んでみる・笑)
※参照ブログ
◇小沢氏は即刻辞任せよ――小沢氏、任意聴取
〔黒川白雲・幸福実現党政調会長ブログ 2010年1月6日〕
◆鳩山首相、「どうぞ戦ってください」発言を修正
〔asahi.com 2010年1月17日〕(記事抜粋)
鳩山由紀夫首相は17日、民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体への強制捜査をめぐる自らの発言について「検察を批判するとか、捜査に予断を与えるとか、そういうものでは一切ない」と語った。首相は16日に小沢氏に「信じています。どうぞ戦ってください」と述べたが、検察に対決姿勢を示す小沢氏の肩を持つのは行政府の長として不適切だとの批判を受けて、軌道修正をはかったと見られる。・・・◆【小沢幹事長あいさつ詳報】「信念を通し、戦っていく決意」
〔産経ニュース 2010.1.16〕(記事抜粋)
「わが党の、この党大会に合わせたかのようにこのような逮捕が行われている。私は、到底このようなやり方を容認できないし、それがまかり通るならば、日本の民主主義は本当に暗澹たるものに将来はなってしまう。私はそのことを私個人のうんぬんよりも、非常に憂慮いたしております。
そういう意味におきまして、私は断固として、このようなやり方、このようなあり方について、毅然として、自らの信念を通し、そして戦っていく決意でございます(よし、の掛け声)。
お昼前に鳩山総理ともお話をいたしました。そして、ただいまは総理から、大変力強い言葉をいただきました。私はこの総理のお気持ちを自らの支えとして、今後とも与えられた職責を果たしていくと同時に、当面、こういう権力の行使の仕方について、全面的にきちんと対決をしてまいりたい、そのように考えております(拍手)」
「いずれに致しましても、本当に国民の皆さんの力でようやく日本に議会制民主主義が定着しようとしているこの矢先でございます。私は本当に40年のこの政治生活の中で、日本に議会制民主主義が政権交代が、本当の民主主義が定着すること、それのみを願って今日まで頑張って参りました」◆小沢氏団体に簿外15億円の疑い 東京地検捜査か(Excite エキサイト : 社会ニュース)
2010年1月17日 21時46分 ( 2010年1月17日 22時04分更新 )
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「日米同盟に亀裂?」
http://rakusho.exblog.jp/9630730/
2010-01-11T14:36:00+09:00
2010-01-11T14:47:08+09:00
2010-01-11T14:36:04+09:00
rabbitfootmh
日本の社会問題
少し前のことになるが、TVで放映されていた『ジュラシックパーク3』を観た時、それまで2~3度観た時には気づかなかった事に、初めて気づいて「へぇー」と思ったことがあった。
最後、命からがら恐竜たちの追撃から逃れて、島の海岸へとたどりついた人たちが、沖合から近づいてくる船影と空のヘリコプターをを見て、「助かった!」と小躍りするようなシーンがある。
確か、その船の横っ腹に書かれた文字が、一瞬画面に大きく映るのだが、それが「MARINES」(うろ覚えです)だったもので、「さすが、アメリカ人!」と、妙に感動したのだった。
たとえ恐竜相手でも、海兵隊なら、簡単にやっつけてくれるという信頼感があるわけだから。
日本人だったら、命の危険にさらされた時に、自衛隊が来てくれることを期待するだろうか?
先月放映された、TV東京の「日高義樹のワシントンリポート」で、沖縄の基地問題についての質問に答えた2人のアメリカ人の意見を聞いて、「やはり、日本の常識は世界の非常識」なのか、と思ってしまう。
同時に、日本人(ある特定の層だけかもしれないが)が抱く、軍隊に対する嫌悪感は、アメリカ人には理解できないようだ。自分たちは、軍隊の存在を肯定しているため、「社会問題の一つ」として、民主主義社会でなら、話し合いで解決できる種類のものと考えているので、日本とアメリカ(の政府)の思惑が、ズレたまま隔たってゆくのでは、という心配もある。
下記に引用した、『日高義樹のワシントンレポート』に登場した、アメリカ人の女性ジャーナリストのように、「アメリカ人は、海兵隊が好きよ」と、サラっと言えるのが普通……なのかもしれない。
軍隊というのは「必要悪」なのだろうけれど、経済力があり、見識の高い人材が豊富な国家が、他の国々を正しくリードしてゆくために、まだまだ「力」に訴えなければならない場面に、今後も少なからず遭遇せざるを得ないとするならば、日本が世界の中でそれ相応の役割を果たすのを妨げるものを抑止する「軍事力」を、自前であれ借り物であれ、保持しておく必要はあると思う。
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<日高義樹のワシントンリポート> TV東京
2009年12月14日放映
第171回「日米関係は基地問題では揺るがない」より
同じ問題はアメリカにもある。「近所に来るのは迷惑だ」という。
誰もが地域を守ってほしいと思っているが、自分の住んでいる場所には来てほしくない。日本で起きていることは、政治的、社会的な問題で明白だ。解決の道はある。
We have those problems in the United States. We always, says, "not on my block". Everybody wants to have, you know, the appropriate supports for society, in the region, but they don't want on their block.
And what's going on in Japan is...it's political, it's societal, it's very visible.
We'll find the way around this.
トム・ドナヒュー(Thomas J. Donahue・全米商工会議所会長)
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アメリカ人が理解できないのは、友人である日本が、海兵隊をいらないと言っている事です。私達は海兵隊を愛している。
長い間の関係があるのに、なぜ日本の友人達が海兵隊を嫌ったり、駐留させたくないと考えたりしているのか、分からない。アメリカ人には理解できません。
Something American public dosen't understand, it seems to me, we have hard time understanding, and I undrstand how cotroversial it is, IS our friends in Japan not wanting our Marines. We LOVE our Marines.
So it help enormously I think of the American public had better understanding of what is it about our friends in Japan, you know, what is about our Marines, our friends in Japan are no longer or unfriendly to hosting, you know, given our long standing relationship in this regard. That's something Americanpublic dosen't understand.
ケイト・オバーン(Kate O'Beirne・「ナショナル・レビュー」ワシントン編集長)
※英語の聞き取りには、あまり自信がありませんので、「参考」程度にしてくださいね(^^;
特に、オバーンさんはものすごい早口で、よく分からない(苦笑)
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いったい誰が、政策の方向の決定権を握っているのか、日に日に分からなくしているような、民主党・幹部の人たちのドタバタ発言には、呆れてしまう。
その結果が、政府・民主党の政策決定にも影響を及ぼしそうだという沖縄・名護市長選挙は、今月24日に迫っているが、日本(日本人)全体の利益にかかわる政策決定に、「地方の事情」が影響するというのは、ちょっとコワイ気もする。
「地方分権」も、善し悪しということか?
◆名護市長選告示まで1週間 移設の是非最大争点
〔琉球新報 2010年1月10日〕 【名護】1月24日投開票の名護市長選挙は17日の告示まで1週間に迫った。米軍普天間飛行場の辺野古移設の是非が最大の争点で、受け入れ容認の立場を取る現職の島袋吉和氏(63)と、移設反対を訴える新人で元市教育長の稲嶺進氏(64)の一騎打ちとなる公算が大きい。選挙結果次第では政府の移設先決定方針に大きな影響を及ぼしそうだ。
◆普天間打開に手詰まり感=平野官房長官、沖縄視察も展望開けず
〔時事ドットコム 2010/01/10〕 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の解決に向けた平野博文官房長官の就任後初の沖縄訪問が10日、終わった。米軍基地視察など一連の日程をこなし、平野長官は記者会見で「(沖縄の)実情を見た上での発言、意見集約ができる」と訪問の成果を強調した。一方、仲井真弘多知事はきっぱりと県外移設を求め、米側は同県名護市辺野古に移設す る現行計画の履行を要求。期限とした5月までに事態をどう打開するか、平野長官には手詰まり感も漂っている。
肝心な問題は「結論先送り」で、のらりくらりと優柔不断なまま日にちを稼ぐばかりだし、慎重な検討が必要な問題は、小沢幹事長の独断で決まってゆくような感じだし――。
民主党が政権握っている限り、日本が力強く復活できる見込みは小さいのではないかと、とても心配です。
※参照ブログ
■パワー・バランスの空白地帯を作るな
〔黒川白雲・幸福実現党政調会長 2009年12月23日〕 地元の元県議からもお話を伺いましたが、「沖縄の人達が最 も恐れていることは、(鳩山政権によって)移転合意が白紙
に戻 され、普天間基地がこのまま固定化されることだ」という沖縄 県民の本音を教えて頂きました。
鳩山政権は、普天間基地移転問題の結論の先延ばしを行っていますが、それは事態の打開をより複雑かつ困難にするだけであり、日米関係は更に悪化するだけでなく、地元沖縄県民も早く結論が出ないことに不安と不満が高まっています。
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「ツィッター始めました――鳩山由紀夫」
http://rakusho.exblog.jp/9588184/
2010-01-06T21:46:00+09:00
2010-01-06T21:54:34+09:00
2010-01-06T21:46:49+09:00
rabbitfootmh
日本の社会問題
◆藤井財務相辞任:後任は菅副総理 仙谷氏が国家戦略相兼務
〔毎日新聞 2010年1月6日 19時40分〕 鳩山由紀夫首相は6日、藤井裕久財務相の辞任を了承し、後任に菅直人副総理を充てることを決めた。菅氏が兼ねていた国家戦略担当相は、仙谷由人行政刷新担当相に兼務させる。同日夜、首相官邸で記者団に表明した。
うわぁ…?! 菅さんで大丈夫なのかなぁ?
もっとぐだぐだになりそう(T_T)
--- --- “菅”話休題 --- ---
「ニセ鳩山」が話題になったツィッターですが、ホンモノの鳩山首相が、元日から始めたということで、さっそくフォローしてみましたが――わはははは…!
ツィッター初心者の私が批評するのもナンなんですが、そもそも、ネット上でのコミュニケーションのあり方が、感覚としてぜんぜん分かってらっしゃらないご様子。
しかも、いちいち秘書官が仲介して投稿しているというから、苦笑を禁じ得ない。
そんなにも 「失言」コワイか 民主党(笑)
■鳩山首相のツィッター(投稿の古い順に抜粋)
みなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。今日からツイッターとブログ「鳩cafe」を始めました。http://bit.ly/7OSH1o ご感想など@hatoyamayukio へお寄せください。馴れるまでは1日1ツイートが目標です。
10:49 AM Jan 1st Keitai Webで
たくさんのフォローありがとうございます。「本当に本人が書いてるの?」というコメントを読ませていただきました。スタッフの意見も聞きつつ、基本的に私が書いています。それをメールで秘書官付に送り、ツイッターへの送信はその人がやってくれています。
9:49 AM Jan 2nd Keitai Webで
続けて送ります。スタッフに聞いたのですが、ツイッターは1日にフォローできる上限が1000人程度のようです。フォローしてくださった方々すべてをすぐにフォローできないのは心苦しい限りですが、順々にさせていただきます。なお、ブログ更新しました。http://hatocafe.kantei.go.jp/
9:53 AM Jan 2nd Keitai Webで
私がみなさんをフォローしていることについて「本当に読んでいるのか」「そんなにフォローできませんよね」などご指摘を頂きました。確かに全てのコメントは読めませんが、執務室のモニターにみなさんのコメントを常時表示し、それを読んで少しでもみなさんの生の声を知りたいと思っています。
9:25 AM Jan 5th Keitai Webで
まず、ツィッターの「フォロー」の意味をご理解されていない。
6日午後9時現在で、鳩山首相のフォロワーはすでに113,651人。
1日千人ずつフォローしたって、114日かかるでしょ……あ、いや、フォローって、そういうもんじゃないから、真に受けないでね(苦笑)
『執務室のモニターにみなさんのコメントを常時表示し…』
あのー(^^;
「国民の声を聞く」というのは、そういうことではないでしょう。
そういう発想で、一国のリーダーをやってもらっちゃあ困るんですけどもね。
衆愚政になって、税金をバカスカ吸い上げて、ばらまくしかなくなるんじゃないのか?
首相がこういう状態の国で、選挙運動にWEB戦術を解禁したら、いったいどういうことが起きるでしょうか? コワイですねぇ。
■水道橋博士のツィッターから
確かに政治家には必須になるかもしれないが、総理のような立場の人は「まだ使い方がわからないうちはやっちゃだめ」と言うべき。
(加藤紘一氏が「総理はやっちゃだめ」と言ったニュースに)
7:48 PM Jan 5th webで
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