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二条河原落書

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「世の中、お金は余ってる?!」

TBSが、大幅な番組改編をやって、午後6時前から、途中で地方のニュース番組をはさんで、8時までの「ニュースショー」を始めたんだけど……はっきし言って、「ぜんぜん、おもンないワ(面白くないよ)!」です。
だいたい、小林麻耶って、なんだかいつも、「今にも吹き出し笑いしそうな顔」してるので、つい、大まじめなニュース番組だということを忘れてしまいます。
演出も、『報道ステーション』の亜流だし。

おまけに、今まで、晩御飯を食べながら家族と見ていた7時台の番組が、全部8時台へ繰り下げられてしまい、結局、子供は食後にすぐ自室へ入ってしまうし、どれも見なくなってしまいました。

まあでも、NHKのニュースを含め、他局でも見たい番組がないので、ずるずると見ていますが。他局で7時台に見るのは、『ドラえもん』と『クレしん』くらいですかねぇ(苦笑)

それで、2~3日前に、俳優の平岳大さんが、アメリカに金融危機以降の様子を取材に行ったレポートが、面白かったんですよ、けっこう(最初はバカにしてたんだけど)。

で、その中で一番印象に残ったのが、アメリカの「テント村」の取材。
突然失業して、キャンプ用のテントで暮らす人たちと、その支援をしている団体が紹介されていました。
「テント」と言っても、中にベッドや生活必需品が備えられていて、共同の簡易シャワー室もあるものです。

その、「テント村」を開いて、ボランティアで支援している代表のおばあちゃん(美人でした)に、平さんが、「アメリカには、ものすごく高い収入を得ている人たちがいる一方で、こういう辛い暮らしをしている人たちもいる。それについて、どう思うか?」と質問したのです。

日本の「派遣村」でこの質問をしたら、「金持ち許せん!」という反応が出てくるだろうと思うのですが、そのおばあちゃんは、「それがアメリカという国なのよ。それでいいのよ。だって、お金持ちの人たちがいるから、私たちがこういう活動ができるの。豊かな人たちが支援してくれなければ、できないのよ」と、答えたのです。

これ、朝日系だったら、放映されなかったかな?(苦笑)


さて、オバマ大統領は、大企業の幹部の給与をグンと引き下げて、日本の企業並にしようとしていますが、日本にも、使い途の無いお金をいっぱい持っている「大金持ち」はいるのですねえ。
日本でも、もっと「寄付」の文化を根付かせれば、必要なお金が簡単に集まるんじゃないかと思います。
相続税なんかといっしょに、民間への寄付も、税金の控除が受けられるようにすれば、天下りキャリア役人の給料なんかに使われないように、みんな寄付すると思いますけど?

橋下知事の「ファン」が1億寄付 高齢女性、大阪府の再建応援
 〔2009/04/10  【共同通信】〕 

 
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 財政再建に取り組む大阪府の橋下徹知事を応援しようと、知事の「ファン」を名乗る大阪市の高齢女性が3月中旬、ふるさと納税制度を利用して府に1億円を寄付していたことが10日、分かった。ことあるごとに府民らに寄付を呼び掛けている橋下知事にはうれしい知らせ。担当者も「知事の人気のおかげ」と感激している。

府地域福祉課によると、女性が現金1億円をリュックサックに詰めて家族と一緒に府庁を訪れた。

 ことあるごとに府民らに寄付を呼び掛け、ゆかりのタレントにも依頼するなど力を入れている橋下知事にはうれしい知らせ。担当者も「知事の人気のおかげ」と感激している。

 府地域福祉課によると、3月17日に女性から「知事を応援したい。福祉に使ってほしい」と電話が入った。その後、女性が現金1億円をリュックサックに詰めて家族と一緒に府庁を訪れた。

 橋下知事は急きょ、昼休みを利用して女性と面会。「財政難で困っていると聞いた」との申し出に恐縮しきりで、その後記念撮影をしたという。

 大阪府は御堂筋のイチョウ並木をイルミネーションで飾り付ける事業や、子どもの学力向上策を充実させるため、ふるさと納税を利用した寄付を呼び掛けており、2008年度は約1億5700万円を集めている。
山梨でも、遺産をポンと…
「古里の教育に使って」と1億6500万円 富士吉田へ故羽田弁護士が寄付
 〔山梨日日新聞 2009年04月10日(金)〕
 昨年10月に亡くなった富士吉田市出身の弁護士・羽田辰男さん(享年80歳)から同市に1億6500万円余りの寄付金が届いた。羽田さんは「子どもたちの教育振興に使ってほしい」と古里への寄付を続け、善意の合計は3億円を超える。市教委は「遺志に応えるため有効に活用したい」としている。

 市教委によると、先月30日、羽田さんの遺言書を管理している弁護士から遺言に基づき寄付の申し出があり、今月3日に1億6516万6745円が振り込まれた。

 羽田さんは同市小明見出身で、岐阜市内で生活していた。1990年に2000万円、2000年に2000万円を寄付。羽田さんの地元・明見地区の小中学校の図書購入費に充てられた。さらに2007年度に1億円の寄付があり、市内の子どもの読書推進や学校・市立図書館の資料整備などに運用している。

 市教委によると、生前の羽田さんは人前に出て感謝状を受け取ることなどを拒み、「暮らしは低く、思いは高く」との信念で、弁護士報酬をためては市や岐阜市に寄付していたという。

 富士吉田市教委は「古里の将来を担う子どもたちの教育を常に気にしてくれていた。使い方は十分に検討したい」としている。

by rabbitfootmh | 2009-04-10 12:27 | 日本の社会問題
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