「面従腹背? 鉄面皮?」
マスコミ報道は、「自分たちに都合のいい部分」しか切り取ってないと思いますから(苦笑)
それに、産経新聞と大阪日日新聞以外は、独自取材したものではなくて、みんな共同通信の配信記事のまんまだし。あ、毎日新聞も、独自取材?(^^;
下記の「Voice」のサイトでは、ニュースで流された動画も見られますので、「厳しくて、橋下知事みたい」(どこかの校長先生談)という、蔭山先生の話ぶりも分かります。
「がんばってる先生もいる」と言うが、「結果」が出せなければダメ…というような発言もあったようですね(大阪日日新聞記事、MBS「ちちんぷいぷい」の解説)。
当たり前のことだと思うんですが、学校ではそうではない、と。
蔭山先生が、「ヨーロッパには何カ国あるか? 答えられないのではプロと言えない」などとも言ったらしくて、「2ちゃん」でツッコミのスレが立ってましたが(^^;
「(テストまで)あと5ヶ月では、成果を出すのは無理」という校長先生もいたらしいですが、「じゃあ、何ヶ月、何年与えられたらできるんですか?」とツッコミを入れてやりたいですね。
何も、校長・教頭先生や、教師の皆さんと敵対関係でやっつけてやろう、というつもりではなく、「いっしょに考えて、大阪の教育現場を良くしていこうじゃありませんか」ということなのだから、素直に応じてもらいたいです。
最後に、「質問は?」と向けられて、誰一人発言しなかったっていうのも、情けないじゃないですか。ほんとうにそれで「トップ」なの?
批判だけじゃなくて、疑問点を問い質しても良いわけだし、「だんまり」では、理解したのかしてないのか、実行する気があるのか無いのか、分からないじゃないですか。
ニュースで、先生方の姿も映っていましたが、みんなブスっとして無表情なんですよね。
感情がぜんぜん現れてない。ある意味、コワイ映像でしたね(^^;
◆大阪府の教育委員 小中学校の校長に檄(げき)とばす
〔MBS「Voice」 2008年11月6日夕〕 (動画あり)
学力日本一を目指す大阪府のあの教育委員が、小中学校の校長らを集めた研修会でハッパをかけました。
「3度学力テストにおいて、ぶざまな結果を出すことは絶対にできないということ、非常に私は悔しく思っています」(陰山英男教育委員)
全国学力テストで2年連続の成績低迷を受け、大阪府は、基礎学習の徹底などの緊急対策を進めています。
6日の研修会では、「百マス計算」で知られる陰山英男教育委員や、「夜スペ」の提唱者の藤原和博顧問が、およそ1,000人の校長たちを前に強烈なメッセージを投げかけました。
「もう先生たちだけで経営する時代は終わったんです。地域の力を中途半端に借りて、年に1回か2回 町会長や商店会長と酒飲んでりゃいい時代は終わったんです。そういう地域対策ではもう学校は立ち行かない」(藤原和博特別顧問)
「教職員の給与は高いんです。教職員は国家によって給与と職が保証された唯一の職業です。その自覚があるかということ」(陰山英男教育委員)
挑発的なメッセージに反論することもなく、じっとこらえた校長たち。
5か月後に迫った次の学力テストで、はたして結果を出せるのでしょうか?
◆「それでもプロか」と校長研修会で“喝” 大阪府教委
〔MSN産経ニュース 2008.11.6〕
◆学力向上へ府教委ら研修会 学テ結果低迷で
〔大阪日日新聞 2008/11/07〕
◆教員研修会:府教育委員ら、校長らに要望 /大阪
〔毎日新聞 2008年11月7日 地方版〕
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