「赤ちゃんポスト・・こうのとりのゆりかごの方がいいんじゃない?」
どういう機能を持つものであるかが、容易にイメージできますから。
でもまあ、最初の「こうのとりのゆりかご」の方が、イメージ的には良いかもしれませんね。
なんで使わなかったんでしょうか? え? 不敬罪? 悠仁様に失礼?(いや、本当のところは知らないけど・笑)
◇【主張】赤ちゃん受け入れ 慎重な取り組みが必要だ
〔産経新聞 2007年2月24日〕
事情があって親が育てられない新生児を受け入れるシステムが全国で初めて実験的に始まりそうだ。これで小さな命を救える、いや、捨て子を助長する-などと議論も多い。多角的観点から、慎重に進めるのが妥当ではないか。日本は、いまだに「血統(出身の家柄)」を重んじますからね、里親制度や養子縁組が敬遠されてるんでしょう。
このシステムは、熊本市の聖粒会慈恵病院(蓮田太二理事長)が、「こうのとりのゆりかご」計画として昨年12月、医療法に基づき、病院施設の変更を熊本市保健所に申請した。
(中略)
慈恵病院はカトリック系の病院で、中絶手術をしない代わりに望まない妊娠をした女性から相談を受ける活動を続け、3年前には蓮田理事長がドイツを視察して準備を始めた。蓮田理事長は「一番の目的は赤ちゃんを預けてもらうことではなく、相談してもらうこと」と強調している。厚労省によると、全国の児童相談所への捨て子の相談は、平成9年度から12年度の4年間で計858件もある。
(中略)
なお、「赤ちゃんポスト」という呼び方には疑問も感じる。赤ちゃんは物ではないのだから。
でも、育児に意欲的で、良いお家柄であっても、「授かり物」を“こうのとり”が運んできてくれるとは限らないので、どんどんそういう両親に育ててもらった方が、日本の将来のためだと思うんですけどねぇ。
「堕胎天国ニッポン」で、この世に生を受けられなかった命の数の膨大さ(もし、みんな生まれてたら、今頃少子化なんて悩まなくて済んだくらい)を思えば、勇気あるアイデアだと思います。
だって、自分が産んだ子、自分の血を受け継いだ子供は、何がなんでも自分自身の手で育てなければいけないなんて、幻想じゃないんでしょうか?
安倍首相ご夫妻が、「第一号」の赤ちゃんを安倍家の養子として引き取って、お育ていただいたらどうでしょうか?
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