「そんないい加減なことでいいと思ってるの?」
日本医科大、脳死判定で指針違反 断層撮影検査など省く
〔アサヒコム 2005年09月30日23時22分〕
日本医科大付属第二病院(川崎市)で昨年5月に心臓や肺などを5人に提供した男性患者の脳死判定が、無呼吸テストなどについて厚生労働省の指針に基づかずに行われたことが30日、厚労省の検証会議で明らかになった。病院のマニュアルにも不備があった。同病院は「正式に通知を受けてから対応したい」としている。「脳死」状態になった人は、心臓は動き続けているが、「自発呼吸」ができないため、人工呼吸器を使うことで、かろうじて「生命」をつないでいる。「死ぬか生きるか」の瀬戸際にある状態の人から、「細い細い命の綱」である人工呼吸器を外し、「自発呼吸しているか、いないか?」をチェックするのが「無呼吸テスト」だが、元気な人だって、息を止められたら苦しいのに、死にそうになっている人から「酸素」を奪ったらどういうことになるか・・・。
厚労省のマニュアルでは、「無呼吸テスト」で患者の血中の二酸化炭素濃度を2、3分おきに調べることになっているが、この患者では最大9分間隔を空けていた。
「臓器移植法」の改正云々よりも、移植医療に携わる医師たちの倫理観を問い直すことの方が、先ではないのだろうか?
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■アサヒコムより
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