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二条河原落書

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「10代の母親は、30年前の倍」

周りは年上…孤立感 : 連載 : ニュース : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
厚生労働省の人口動態統計によると、第一子出生時の母親の平均年齢は年々高くなっており、2004年は28・9歳だった。その一方で、04年に10代の母親が産んだ子どもの数は1万8594人で、全出生数の約1・7%を占める。30年前の0・8%に比べ大きく増えている。
・・・・ということだそうで、「私は結婚しなくてもいい。自分の能力を活かした仕事をすることで社会貢献したい」という女性に“罪悪感”を植えつけてまで「産め」というより、10代や20代の前半で「母親」になった女性たちをサポートする体制を充実させた方が良いのではないだろうか?

「10代の母親」の夫は、やはりまだ若くて経済力も無いだろうし(まだ親の扶養家族だったりするかも?)、生まれた子供の祖父母たちもまだ若くて、もしかしたら、家のローンもまだ完済していない状態で、あまり経済援助ができない場合も多いのでは?と思うし。現状の「育児手当」なんて、「援助」にはならないシロモノだし・・・(かといって、育児手当金の額をただ増やせばいいってものじゃないけど)。
経済的に苦しいと、公立学校の質の低下が問われている現在、子供が受けられる教育の質が落ちることも考えられるし、母親もフルで働きに出なければやっていけないなら、保育所などの施設の充実も考えなければならないだろうし。

それから、この記事に出てくる浜松市での取り組みのように、母親への育児の知識や技術の伝授や精神的なサポート、「育児友だち作り」「居場所作り」「悩み相談の相手探し」を手伝うことも必要だろう。
もちろん、「10代の母親」に限らず、20代~30代であっても、家の中にいる自分以外の大人が「夫」だけで、ご近所にすぐ頼れる人がいないという核家族の「母親」にも必要なのだけれど・・・。

「少子化対策」は、多角的な視点が必要でしょう。そんなこと言うのは、「今さら」という気もするんですけどね。


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by rabbitfootmh | 2005-06-29 11:02 | 子育て/教育
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