二条河原落書

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「自殺者、過去最多の3万4千人」


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あくまでも警察の統計に上がった数字なので、もしかしたら、実数はもっと多いのかもしれません。ほんとうに残念なことです。物質的な豊かさでは、世界のトップクラスに入っている日本という国で、いったい、何が狂ってしまっているのでしょうか?

このニュースが報じられた7月23日の読売新聞・社説は『「心の病」への対策が必要だ』と訴えていました。
アメリカ人などは、精神的な不調を感じると、まるでカゼでもひいたような感覚でセラピストの診療を受けるようですが、日本では、「心の病」に対する偏見がまだまだ強いこともあってか、精神的な問題を抱えることに対する後ろめたさを感じたり、プライドを傷つけられるような感覚を覚える人が多いのではないでしょうか?

ストレスを発散するためとして、アルコール依存やタバコ依存などに陥って肉体を害したり、あるいは、「心の問題」がそのまま、肉体的な病気を引き起こすこともあるでしょう。例えば、心労がたたって心臓疾患になったり、不眠症から過労で倒れてしまったり・・。

「心も病むことがある」という真実に、日本人は早く気づかなければならいのではないかと思います。
 (み)
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==参考サイト==
特定非営利法人(NPO)「蜘蛛の糸」

「あなたは一人じゃない、会社だけが人生じゃない。
 1%の可能性があれば、解決できない問題はありません。
 死ぬ勇気があったら再度挑戦!

 会社倒産は人生の終わりじゃない。生きている自分がいる
 じゃないか、生きてさえいれば人生のリターンマッチが
 できる。」
~~~~~~~ ~~~~~~

◆自殺者、過去最多の3万4千人 昨年、経済的動機が増加

 〔アサヒコム 2004年7月23日 6時6分〕
 昨年1年間の自殺者は、前年より2284人多い3万4427人に達し、統計が残る78年以降の26年間で最多になったことが、22日付の警察庁のまとめで分かった。自殺者は99年の3万30
48人をピークに5年連続で3万人を超えていた。昨年は、負債や生活苦などの「経済・生活問題」が動機とみられる自殺が大幅に増えたのに加え、99年以降減り続けていた「健康問題」に絡むとみられる自殺も大幅な増加に転じた。年齢別では、30代、40代が計1274人増と急激に割合が増えた。

 *** 自殺の動機 ***

経済・生活問題 25.8%
健康問題    44.8%
家族問題     8.5%
勤務問題     5.4%
(失業など)
その他     15.5%

 *** 自殺者の内訳 ***

男 性 72・5%
年齢別 60歳以上 33・5%
    50歳代  25・0%
    40歳代  15・7%
    30歳代  13・4%
 ※大半が働き盛りの中高年男性
  小中学生も増えた
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# by rabbitfootmh | 2004-07-24 00:07 | 日本の社会問題

「TV視聴と言葉の遅れ、因果関係“不明”」(小児神経学会)


a0037706_2391333.gif◆TV視聴と言葉の遅れ、因果関係「不明」
(小児神経学会)

 〔アサヒコム 2004年7月19日 13時58分〕

 言葉の遅れや自閉症が、テレビやビデオ視聴のせいだとする十分な科学的根拠はない―。日本小児神経学会(青木継稔会長)は17日、そんな提言を発表した。小児科医らの団体から、長時間視聴の影響を懸念する提言が相次いでいるが、「育児不安をあおりかねない」と冷静な対応を求め、今後、望ましい視聴時間、方法、番組内容について科学的検討が必要だとした。

 提言をまとめた小西行郎・東京女子医大教授は「因果関係は不明なのに『テレビを見せたせいで自閉症になったのでは』と悩む親が多い。脳神経の専門家集団として、あえて発言した」という。同学会は、発達障害など神経の病気が専門の小児科医の団体で、会員は約3300人。

 今年2月に小児科の開業医・勤務医でつくる日本小児科医会が、3月には日本小児科学会が、2歳までの長時間視聴を控える、授乳中や食事中にテレビをつけない、などの提言を出している。

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今、育児をしている母親は、外部との接触が減って孤立していると言われている一方で、雑誌やテレビなどのメディアやインターネットから得られる過剰な「育児に関する情報」に振り回されている。

「みんなと同じ」なら安心、「みんなと違う」と不安・・・そんな日本人に多い気質も影響しているのだろうが、母乳か人工乳か、その飲む量はどれくらいがいいか、離乳食を始める時期や断乳(卒乳)の時期、トイレトレーニングや早期教育の必要性、保育園派か幼稚園派か、小学校は私立のお受験に挑戦すべきかどうか、お稽古事はどうするのか・・・洪水とも表現できそうな育児情報の中で、母親たちは頭を悩ませている。

乳幼児期の育児は、肉体的な疲労も大きいが、日々、究極の選択を迫られるような「情報処理」や「判断」を下さなければならないこと精神的なストレスがかなり蓄積されている。

身近な家族は、育児に携わる人がそのようなストレスを抱えていることに、もっと理解と精神的な支援をしてゆくべきだと思う。
 (み)

      
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# by rabbitfootmh | 2004-07-22 22:59 | 子育て/教育

「中絶胎児利用 公正な組織で徹底議論を」


a0037706_039949.gifこういう話を聞くと、どうしても、現代の西洋医学の「唯物論」的な発想に危惧を感じてしまう。

「脳死者からの臓器移植医療」においても同様であるのだが、まずは、「やがて“捨てられる”胎児の肉体をいかに有効に利用できるのか?」という発想が先に立っているのは、問題ではないだろうか。

「脳死・臓器移植」においては、「助かる確率の高い、臓器移植手術を待つ患者に、もはや蘇生の見込みのほとんど無い、やがて死にゆく脳死者(脳死体)の臓器を有効利用したい」という発想が推進派の論理の前提になっている。

もう一つ付け加えるならば、こうした“危うい医療”に反対する側の論理として、胎児の母親であり、人工中絶手術を受ける女性個人の「自己決定(権)」という概念が持ち出されてくることに対する疑問も出てくる。

「死の自己決定権」が持つ“危うさ”に関しては、最近、で、臓器移植医療の是非について、医療界に一石を投じた小松美彦・東京海洋大学教授の、に、詳しく論じられているので、ご一読いただきたい。
(み)
~~~~~~~ ~~~~~~
◆毎日新聞社説:中絶胎児利用 公正な組織で徹底議論を 
 〔毎日新聞 2004年7月20日 0時23分〕

ヒトクローン胚(はい)を容認した政府の総合科学技術会議生命倫
理専門調査会は意思決定のあり方に問題を残した。ところが、それ
以上に釈然としないやり方で政府が容認しようとしている関連の生
命技術がある。

 中絶や流産した胎児の細胞を患者に移植する臨床研究だ。厚生科
学審議会の専門委員会は「厳しい条件の下で認めうる」との方向を
示し、指針作りを始めた。
(以下略)
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# by rabbitfootmh | 2004-07-21 23:05 | 医療/生命倫理

「中絶場面再現…生徒ら動揺、保護者抗議」


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略した部分の記事はあまりにもショッキングなので、勇気のある人だけ読んだ方がいいと思います・・・。

昨日は、横浜市内の産婦人科で「胎児をゴミ扱いで処理」などというニュースがあったが、いったいどんな神経をしているのだろう? 人を「モノ扱い」して平気という神経の持ち主が、尊い生命の誕生に関わる仕事をしていることも、私には信じられない。

しかし、それと同時に、この事件が「廃棄物処理法違反」として扱われるという事実にも耳を疑った。そうなると、中絶された胎児に対する、信じられないような行為さえ、法律では「器物損壊」程度の扱いになってしまうのだろうか?

「中絶天国日本」・・・買売春(エンコー)の蔓延で、ローティーンの少女たちの中絶数も増加の一途なのだろう。また、以前から、既婚者であっても「たくさんの子供はいらない」という夫婦による
中絶も多いという話はよく聞く。
一方で、堕胎した生命への罪悪感などから、密かに「水子供養」を行っている女性も多いのではないだろうか。

中絶は、母体に与えるリスク(不妊など)が大きいからという説明だけでは、日本での人工中絶は減らないだろう。
もっともっと、「この世に生命を授かる」ということに対する厳粛な態度や、心身ともに健全な人材を育て上げる責任を感じ、自覚的な子育てをする覚悟がなければ、安易な肉体的交渉を持つべ
きではない、というような「禁欲」の必要性と美徳を、日本の国民は身につけなければならないのではないだろうか。
 (み)
~~~~~~~ ~~~~~~
◆中絶場面再現…学年集会で説明 生徒ら動揺、保護者抗議
 〔産経新聞 2004年7月21日〕

 東京都内の私立中学の男性教諭が、生徒指導の一環として三年生
全員に人工妊娠中絶の具体的手法などを説明していたことが二十日、
分かった。学校側は「内容が不適切だった」と認めており、文部科
学省も「生徒の気持ちを考えておらず、教師としての資質に問題が
ある」としている。  (以下略)
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# by rabbitfootmh | 2004-07-21 14:07 | 医療/生命倫理

「体外受精訴訟:死後の凍結精子でも父子認知」


a0037706_13201698.gif「医療の進歩」がもたらした現実と実利益を優先して、法律を改正する方向へ向かうのか? それとも、あくまでも現行法に忠実な“解釈”による判断を貫き通すことが良いのか?

この判決の事例は、原告の実利的な訴えを認めながらも、法解釈的には「父親の死後3年以内の死後認知」という現行法に従っており、「前例」は作ったものの、将来的な展望も生殖医療の進むべき方向性も示し得なかった、ということで、人類全体が直面するであろう深刻な問題を先送りしたに過ぎないように思う。 (み)

~~~~~~~ ~~~~~~
◆体外受精訴訟:死後の凍結精子でも父子認知~原告逆転勝訴
 〔毎日新聞 2004年7月16日 13時21分〕


<事の経過~論点整理>

夫は白血病で、骨髄移植手術に際し無精子症になる恐れから、98年に
医療機関で精子を凍結保存。

しかし、夫は、99年9月に死亡。

その後、死亡した夫の妻が医療機関から凍結精子を受け取り、別の医療
機関で体外受精して、01年5月に男児を出産。
〔体外受精が成功したのは00年6~7月頃?〕

男児を嫡出子として役所に届け出たが、父親の死後300日を経過してい
たため民法の規定で認められなかった。
妻が男児の法定代理人として、02年6月に松山地裁に、民法上の父子
関係の確認(死後認知)を国側に求めて提訴した。

1審・松山地裁判決は『社会通念上、今回のようなケースで父子関係を
認める認識は乏しい。亡父が死後の出産に同意していたとは言えない』
などとして03年11月に請求を棄却していた。

原告側(男児と法廷代理人の妻)は、『夫は死後の妊娠・出産を望んで
おり、憲法13条の「幸福追求権」などを基に「戸籍に父の名が記載され
ること」が子どもの福祉にかなう』などと主張高松高裁に控訴。

松本信弘裁判長は、請求を棄却した1審の松山地裁判決(03年11月)
を取り消し、父子関係を認める判決を下した。

<問題点>

この事例は、精子提供者の死後体外受精に関する初の父子認知で、
生殖補助医療に大きな影響を与えるのは必至。

民法は、父親の死後3年以内なら死後認知を提起できると規定して
いるが、死後の妊娠・出産については規定がない。
想定外の事例であり、国は法整備も含めた対応を迫られることにな
るであろう。

<補足情報>

1審・松山地裁で国側は『夫は凍結保存の際に「死後は精子を廃棄
する」と記載した依頼書に署名押印しており、認知によって子どもに
養育などの具体的実益もない』と反論していた。

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# by rabbitfootmh | 2004-07-20 13:14 | 医療/生命倫理

始動します!

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# by rabbitfootmh | 2004-07-18 18:09
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