二条河原落書

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「不祥事・お詫び会見の続く日々・・・興毅は?」 

毎日毎日、角界のもめごとだの、不祥事だの食品の製造販売にまつわるウソだの、よくもこれだけ続くもんだと、テレビを見るたびにうんざりしてますが、どの「謝罪会見」でも、当事者が口にする“紋切り型”の文句にも、うんざりというか、呆れてしまうというか・・・。

  「皆さま(消費者・関係者)にご迷惑をおかけしてすみませんでした」
  「(世間を)お騒がせして申し訳ありませんでした」

彼らが一番気にしているのが、「世間をお騒がせしたこと」である、というところが、なんとも「日本的」というか、進歩がないです。

ほんとうに必要なのは、「私は悪いことをしました。その悪いことで、○○に損害や不安を与えて申し訳ありませんでした。罪を認め、反省し、同じ過ちをしないよう心を改めて、今後、まっとうに生きてゆくよう努力します」と、自分で自分のしたことへの責任を感じ、その償いを誓うことではないかと思うのですが。

・・・などと、ずっと考えていたところ、今朝は、またまた「亀田家」の謝罪会見です。
「もう、おなかいっぱい」という気がしたんですが、見てみたら、長男坊の興毅が、ネクタイを締め、フラッシュをバンバン焚きながら、弱りきった獲物にハイエナのように群がる記者たちの顔をじっと見据えて、ちゃんとした「謝罪」をしたじゃありませんか。

亀田興毅の会見 詳報(2)「亀田家代表として」
 〔産経ニュース 2007.10.26 10:11〕
 興毅「まず、内藤選手におわびしたい。ほんまにすみませんでした。自分も含め、大毅とおやじの言動など、ほんまに深く反省しています、自分たち亀田家のせいで、ボクシング業界全体のイメージが悪くなり、ボクシング関係者、ファンの方に申し訳ない。亀田家代表としておわびしたい」

「自分たち亀田家のせいで」という一言は、「亀田家のこれまでの言動についての責任」を感じて「悪かった」と考えているということの表れだと思うし、起こした騒ぎは騒ぎとして、きちんと振り返って反省しつつ、一方で、「父親」への恩義を忘れず、感謝もしているし、立派なもんです。

角界も、この潔さを見習ったらどうでしょうかね?



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by rabbitfootmh | 2007-10-26 12:49 | 日本の社会問題

「NHKの洗脳番組?」    

某大手メディアのサイトの記事についたコメントは、「中国脅威論」と「中国脅威論は妄想」という意見に分かれているのですが、私自身は、中国の動きに「不気味さ」を感じている方です。
 ※参照 「首相交代の歴史的必然」
   〔NBonline 山崎養世の「東奔西走」2007年9月26日〕

でも、東シナ海の「ガス田」問題などを考えると(マスコミも、一時はワーワー騒いだものの、今は忘却の彼方でしょうか)、中国が台湾を狙い、「あわよくば、沖縄あたりも中国領にしてしまおう」という魂胆なのではないか・・・という心配をしている人もいるようです。

「本土」の人間は、沖縄と中国との距離感がよく分からないのですが、中国側が主張している「排他的経済水域」の境界は、沖縄のすぐ鼻先なんですよ。
日本人は沖縄県の内と思ってる「魚釣島」だって、もう、半分は中国に乗っ取られているような状態じゃないですか。
 ※参照 東シナ海ガス田問題とは?
   〔ニュース@イー・ウーマン 第26回(1) 2006/05/09〕

日本は、もっと中国の「今までのやり方」を研究して、現実を直視すべきではないのでしょうか?
また、それを国民に知らせて啓蒙する役割を担っているはずのメディアが、「あれれ・・・」状態なのも、怖いことです。特に、某公共放送局さん 

【断 潮匡人】前略「NHKスペシャル」殿
 〔産経新聞 2007.10.17 03:19〕
 前略「NHKスペシャル」殿。7日放送の「激流中国 チベット 聖地に富を求めて」を拝見しました。「仏教の教えが重んじられてきた天空の大地チベット。千年以上にわたって独自の文化圏が築かれてきました」。それがなぜ「未曾有の観光ブームに沸くチベット」に変貌(へんぼう)したのか。貴殿は50分の番組中30秒足らずのナレーションで言いました。

 「チベットに1950年、建国間もない中国政府が軍を進めます。やがて混乱の中で寺院など多くの文化財が破壊され、激しい抵抗運動が起きました。1959年、チベットの政治と宗教の最高指導者ダライラマ14世はインドへ亡命しました」

 失われたのは「文化財」だけでしょうか。「中国による侵略および占拠の直接の結果として120万人のチベット人が死亡した」(チベット亡命政府)そうです。国連総会も非難決議を繰り返し、国際法律家委員会が「虐殺」と断定しています。

 それを「中国政府が軍を進めます」と語る神経が分かりません。貴殿らの感覚では、日本軍の行為だけが「侵略」「虐殺」なのでしょうか。「観光ブームに沸く」裏で、亡命を試みるチベット尼僧や少年僧らを、中国国境警備隊が射殺しています。なぜ、こうした側面には触れないのですか。
 (以下略)

この番組(★)、私も全部見ましたけど、やり手の中国のホテル社長、めちゃくちゃ「アコギ」な商売してるんですよ。「札束で横面引っぱたく」みたいな。「貧乏暮らししてるヤツラに、親切にも金儲けをさせてやうって言ってるんだ。なんか文句あるか?」って雰囲気がぷんぷん。

例えば、家にある家財道具を、「“チベット文化を伝えるもの”として買い取るから、集めて持って来い」と、チベット人を仲介者にして集めさせるわけです。
で、供出した本人に、「これは○○元。これは値打ちが無い」と値踏みしながら、「もっと値打ちのあるものはないか? いくらでも買ってやるぞ」と、なんと「仏像なら高く買うぞ。持って来い」と言うのです。

使い古した鍋釜や調度品と一緒くたにして、伝統的な信仰のシンボルである「仏像」を、金で買おうというんです。オソロシヤ~・・・共産主義。

さすがに、そんなことをするチベットの人たちは、今のところいないようでしたけど。

折りしも、こんなニュースもありました。
ダライ・ラマへの勲章授与、中国外務省が激しく非難
 〔読売新聞 2007年10月18日〕
中国外務省の劉建超・報道局長は18日の定例会見で、チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が17日、米議会から勲章を授与され、ブッシュ大統領と式典に同席したことについて、「中国内政への粗暴な干渉で、中米関係に重大な損害を与えた」と述べ、激しく非難した。

「内政干渉」って・・・www チベット側は、「中国」になったつもりは、ぜんぜんないんでしょうし。

青海チベット鉄道(西寧―ラサ 1956㌔㍍)が開通したことで、中国内陸部の人(漢民族)と富がチベットへ流れ込み、一方、チベットから若い人たちを中心に、中国へ出て行く人も増えてきているようですが、チベット文化をなし崩し的に滅ぼしてしまおうという魂胆でしょう。

北京五輪と上海万博で、外貨をたんまり呼び込もうとしている中国にとって、性急な「武力制圧」はマズイもんで、「ソフト」な戦略でじわじわと・・・?

 ※参照ブログ
 ◆「報道:青海チベット鉄道」〔ちべ者 2005.10.06〕



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by rabbitfootmh | 2007-10-22 11:26 | 日本の社会問題

「臓器移植・脳死判定・延命措置、中国政府の思惑」   

日本で「臓器移植法」が施行されてから、16日で丸10年・・・だそうです。

10年にして「63例目の脳死判定」・「62例目の臓器移植」のニュースです。

脳死移植:62例目実施へ
 〔毎日新聞 2007年10月15日〕
 大津赤十字病院(大津市)に頭部外傷で入院中の50代女性が15日、臓器移植法に基づき脳死と判定された。女性は脳死で臓器提供する意思を示すカードを持ち、家族も同意した。同法に基づく脳死判定は63例目、移植は62例目。日本臓器移植ネットワークによると、心臓は20代男性に東京大病院で、肺は50代女性、小腸は20代女性にいずれも東北大病院で、肝臓は30代女性に北海道大病院で、膵臓(すいぞう)は50代男性、片方の腎臓は30代女性にいずれも京都府立医科大病院で、もう片方の腎臓は50代女性に滋賀医科大病院で、それぞれ移植される見通し。

そして、こちらは、救急医療の現場での「延命措置の中止」に、ガイドラインが設けられたという話。

呼吸器外し容認 救急医学会 終末期医療で初の指針
 〔東京新聞 2007年10月16日 朝刊〕
 終末期の定義は「脳死や脳血流停止」「数日以内の死亡が予測される場合」などと四分類した。治療の中止方法には▽人工透析、血液浄化などを行わない▽水分や栄養の補給を制限するか中止する-などを挙げた。薬物投与で死を迎えさせる「積極的安楽死」は認めていない。

 終末期医療をめぐっては、昨年三月に富山県射水市民病院で人工呼吸器外しが発覚。厚生労働省はことし四月に初の指針を策定したが、終末期の定義や治療中止の基準は盛り込まず、医療現場には「刑事訴追されない基準がない」と不満の声が出ていた。そのため、学会の指針は踏み込んだ内容になった。

「人間の死期」なんて、確実に「予測」できるもんでしょうか?
それから、このガイドラインの目的が、治療のために一旦は取り付けた呼吸器を外した医師が、「刑事訴追されないため」という、医療現場の苦しい事情を解決すること、というのも、なんとなくイヤな感じがするし。

結局のところ、日本では、「死」というものが分からなくなってしまっているから、こういう問題がややこしくなるのではないのだろうか。

2~3日前、アメリカの人気ドラマ『デッド・ゾーン』(原作・スティーブン・キング)の最新シリーズを見ていたら、事故で「脳死」状態になった少年の「思念」が、サイキックの能力がある女性に救いを求めにくる・・・という話でした。〔シーズン4 第47話「ダブル・ヴィジョン」〕
キリスト教は、「霊肉二元論」で、「肉体は滅びても、魂は天国へ還る」という考え方ですが、それが、肉体生命を軽んじる方に傾くと、ちょっと困ったことにもなるのかな、という気はします。

ドラマの方は、瀕死の息子を救ってくれない医師や、奇跡?を与えてくれない教会の司祭を逆恨みして殺そうとする父親の暴走を止めようと、「脳死」で病院のベッドに横たわったままの少年の思念が、サイキックの女性の口を通して、「パパ、大事なカメラを勝手に持ち出して、事故で壊してしまってごめんなさい」と、その少年でしか知り得ない事実を語ることで、父親が息子の「魂」の不滅を信じ、「死」を受け入れる覚悟を決める…というオチでした。

「目に見えないもの」を、信じる気持ちは、アメリカ人にはまだ遺っているのですね。
もっとも、そのドラマの父親と離婚した母親とは、中南米からの移民で、「熱心なカソリックの信者」という設定でしたので、プロテスタント系の信者が多いアメリカ人には、あまりいないタイプなのかもしれませんが・・・。

日本人も、もっと、「この世ならざる世界」のことを、考えても良いのではないでしょうか?
そうでないと、理解も解決もできない問題が、この世の中には、いろいろとありますから。

中国では、拘束された臓器移植の斡旋をしていた団体の代表者の名前が公表されました。
・・・って、だからぁ、問題なのは、「死刑囚の臓器は取り放題」っていう、ソチラの状況の方だと思うんですけど?



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by rabbitfootmh | 2007-10-16 23:55 | 医療/生命倫理

「んっ? 日本人を捕まえるための条例だったのか?」  

日本の「臓器移植」のことを書き込んでいたら、テレビのニュースで・・・

えーっ? なんじゃ、それりゃあ?
日本人に嫌がらせをするための条例やったんかぁ?!

04年~05年の2年間に、日本人が108人も移植手術を受けていたそうで、日本の厚労省も、なんらかの対応しなきゃいけないのでは、と思いますが?

臓器移植に絡み中国が邦人拘束 瀋陽総領事館に通報
 〔中国新聞ニュース '07/10/13〕
 【北京12日共同】中国遼寧省の瀋陽市公安局が、違法な臓器移植に絡んだとして「日本人男性を拘束した」と瀋陽の日本総領事館に通報していたことが十二日、分かった。
 (中略)
 中国政府は五月に、臓器提供者(ドナー)の意思尊重や臓器売買の禁止などを盛り込んだ臓器移植条例を施行、死刑囚からの臓器摘出や不透明な手続きを一掃する方針を打ち出していた。

 中国政府は、日本人男性を拘束することによって臓器移植問題に厳しく対処していることを国際社会に強調する狙いがあるとみられる。

 
 ※続報
臓器移植仲介、中国公安省が日本人逮捕
 〔読売新聞 (2007年10月16日〕
中国公安省は16日、中国で日本人に臓器移植を仲介していた「中国国際臓器移植支援センター」(遼寧省瀋陽市)の長瀬博之代表を「不法経営容疑」で逮捕した、と発表した。

 中国で臓器移植に絡んで日本人が逮捕されたのは初めて。

 


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by rabbitfootmh | 2007-10-13 13:13 | 医療/生命倫理

「脳死判定----現場医師が懐疑的?」       

小学校の運動会も終わり、「あ~やれやれ・・・」と気をゆるめた途端に、カゼを引いてしまいました。
主婦に「休み」は無いので、半日、半日と分けて寝込んで(?)なんとか「峠」は乗り越えましたが、まだ、セキと鼻水が・・・(T_T)
猛暑のバテが一気に襲ってくる頃かと思いますので、皆さんも、お気をつけくださいませー。


さて、8月末9月半ばに、「脳死判定による臓器提供」が行われた臓器移植が行われましたが、「臓器移植法」が施行されてから、今年で丸10年。どんどん臓器移植を実施したい人たちには、苛立たしい状況のようですが・・・。

また、子供の「臓器移植」への期待も大きいのですが、「脳死」と診断されながら、1カ月以上も「心停止」にならない子供たちが、日本全国にいることが分かったとの報道がありました。

臓器移植推進派の考え方では、「普通は」脳死状態になると、1週間以内に心停止する、ということのようですが、今回の調査では、もっとも長いもので、10年半近くも「脳死状態」の患者さんもいるとか。

アメリカでは、アラン・シューモン博士の研究で、20年間、身体も成長しながら「生き続けた」(としか言いようがない)少年の事例が公表されています。
 ※拙ブログ 「私憤を国会に持ち込む議員」(2005年05月23日)参照

日本では、「臓器移植でしか助からない」幼い子供たちが、莫大な費用を募金などで集めて、海外へ移植手術を受けに行くということを、マスコミが大々的に(感動的に)取り上げることが多いですが、臓器移植で救われる命の陰で、亡くなってゆく命もあるという視点を、忘れないでもらいたいものです。


・・・というか、
「脳死は本当に“死”なのか?」
ということを、もう一度、最初からきちんと考える必要があると、個人的には思うのですが。

「脳死」状態でも、身体は血色もあって温かく、汗もかくのだそうです。
「眠っている」ようにしか思えないのだそうです。

長期脳死児:診断後1カ月以上60人 全国病院調査
 〔毎日新聞 2007年10月12日〕
 脳死状態と診断された後、1カ月以上心停止に至らない「長期脳死」の子どもが全国に少なくとも60人いることが、全国約500病院を対象にした毎日新聞の調査で分かった。長期脳死児がこれほど多数に上ることが明らかになるのは初めて。臓器移植法は15歳未満の子どもからの臓器提供を認めていないが、年齢制限を撤廃する法改正案も国会に提出されており、議論を呼びそうだ。
 (中略)
 臓器提供を前提に、小児脳死判定基準が妥当だと思うかとの問いには、回答した医師270人のうち42%が「分からない」とした。理由は「長期脳死児を『死者』として受け入れることは、家族だけでなく医療者側も難しい。移植の道を閉ざすことはできないが、一定の配慮が必要」など。「妥当でない」は17%、「妥当」は12%だった。

脳死判定 病院側は消極的
 〔読売新聞 2007年10月12日〕
 臓器移植法施行後ほぼ10年が経過しても脳死下の臓器提供が増えない背景には、臓器提供を前提とした脳死判定に消極的など、病院側の姿勢に問題があることが、有賀徹・昭和大医学部教授(救急医学)らの調査で分かった。
 (中略)
 脳死移植が進まない理由として、回答した施設は〈1〉(法的な)脳死判定に消極的〈2〉脳死判定のための人員、設備など体制の未整備〈3〉家族の申し出がない――などを挙げた。脳死判定に消極的な理由として、「脳死判定は時間がかかり、面倒な仕事になる」「マニュアルの不備」が上位を占めた。

臓器移植法の早期改正求め、決起集会…患者団体
 〔読売新聞 2007年10月8日〕
 臓器移植を受けた患者などで作る日本移植者協議会は7日、今月16日で臓器移植法が施行10年を迎えるのを機に、脳死下の臓器提供を増やすための法改正を求める決起大会を東京都中央区で開いた。

 移植医や患者家族が法改正の必要性を訴えた。参加者は「書面による本人同意を義務づける日本の法律は特異」とし、早期の法改正を要求した。一方、東京都港区では7日、弁護士や医師、倫理学者が脳死や終末期医療をテーマにしたシンポジウムを開き、脳死移植の拡大に否定的な見方も交えて意見交換した。

 

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by rabbitfootmh | 2007-10-13 12:51 | 医療/生命倫理
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