二条河原落書

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「国籍って、いったいなんでしょうか?」

日本の人口は、「国勢調査」で調べた数だと思うのですが、そのうち、「日本国籍を持っていない人」って、どれくらいのパーセンテージなんでしょうね?

「離婚後300日以内に出生した子供の戸籍」の問題も、表沙汰になってきてますが、よく分かりません、この問題。

 ※「民法 第4編 親族

日本国籍確認:フィリピンの子供9人逆転敗訴
 〔毎日新聞 2007年2月27日〕
 未婚のフィリピン人母から出生し、日本人の父の認知を受けながら、日本国籍がない子供9人が、国籍法3条に基づき日本国籍の確認を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁は27日、全員の請求を棄却する原告側逆転敗訴の判決を言い渡した。
さっき、大阪・毎日放送の『ちちんぷいぷい』で解説をしているのを聞いて分かったことは、「母親が日本人なら、子供は日本の文化や習慣を身につけて育つが、母親が外国人なら、子供が日本文化を身につけられないので、母親が外国人の場合は、血縁関係のある実父が認知していても、日本国籍を取得できない」ということ。

えー、外国で生まれ育って、日本に長らく住んでいて、「日本人以上に日本人らしい外国人」(笑)もいっぱいいらっしゃるじゃないですか。

あるいは、母親が日本人以外の人と結婚して、ダンナさまの方の生活習慣に合わせて暮らしていたら、子供は、外国人の生活習慣を身につけて育つんじゃないですか?


「離婚後300日以内・・・云々」の問題も、法律が出来たときはおそらく、生まれてくる子供は「父親の家のもの」という発想で作られたのではないかと思うし、天皇家の「男系継承」の問題を一緒に並べては恐れ多いのかもしれませんが、「男の血統」に拘る一方で、こちらは「日本人の母親」に拘るというのは、すごく矛盾してませんか?

これでは、まるで、「ベッドの大きさに身長を合わせて」、はみ出した足を切り落としたり、足りなければ体を引き伸ばす・・・という寓話ですね。

実情をきちんと把握した上でなら、妥協の許されない部分は断固と妥協しないという姿勢を貫いても構わないと思いますが、実情と乖離し過ぎた部分は、柔軟に変革すべきではないのでしょうか。

外国人の「不法残留」の問題なども考えると、「日本は大和民族がずっと支配してきた同質的な国」なんて楽観的なことを、悠長に構えて言っている場合ではないのでは?


 ※参照記事
◇【正論】坂村健 自らの力で変われる日本を目指して
 〔産経新聞 2007年2月28日〕
 しかし、日本の議論を聞いていると「イノベーション」については、欧米と比べ意識の点で出発点から大きくずれているのではないかと、最近思うようになった。「イノベーション」という言葉自体、シュンペーターというオーストリアの経済学者が90年ぐらい前に言いだした経済用語である。「利益につながる何らかの差を生む行為」という意味で、決して技術に限った用語ではなく「遠隔地貿易での新しい仕入れ先の開拓」なども含まれる。しかし、日本ではちょうど新技術がお金を生む時期にこの言葉が入ってきたせいか、昭和31(1956)年の経済白書でイノベーションが「技術革新」と訳され、極端な技術偏重でこの言葉を捉えるようになった。


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by rabbitfootmh | 2007-02-28 17:07 | 日本の社会問題

「ホワイトデーって、日本だけのものじゃないの?」

「ホワイトデーが中東でどうかしたのか?」と読んでみたら、本文にはなんにもそんなことは書いてないじゃないですか(^^;

産経新聞も、毎日新聞のように記事に署名すれば?

ホワイトデーに日本で中東和平の4者協議
 〔産経新聞 2007年2月27日〕
 麻生太郎外相は27日午前の記者会見で、3月14日にイスラエル、パレスチナ、ヨルダンとの4者協議を東京で開催する方向で調整していることを明らかにした。

 協議は閣僚級となる見通しで、あわせてイスラエル・パレスチナ和平信頼醸成会議の第3回会合も開く方向だ。塩崎恭久官房長官は会見で「(日本政府は)中東和平に向けた信頼醸成を提唱してきたわけで、それを推進しようということだ」と語った。

 「平和と繁栄の回廊」構想は、小泉純一郎前首相が昨年7月に中東諸国を歴訪した際に提唱。4者協議を立ち上げ、日本の政府開発援助(ODA)を活用して地域開発・発展を目指す。政府は「欧米とは違ったイスラエル、パレスチナへの支援」を行うことで、双方の信頼醸成推進の仲介役を果たす考えだ。

 中東紛争に歴史的なしがらみのない日本が主導する中東和平推進の新たな枠組みとなるが、どこまで和平に貢献できるかは不透明だ。


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by rabbitfootmh | 2007-02-27 15:26 | メディア

「うちの子も、ケチャップは好きじゃないみたい(^^;」

うちの娘が2~3歳の頃、当時のご近所の寿司屋さんへ連れて行くと、玉子とか巻き寿司とか、私が子供の頃に好きだったようなものは食べなくて、一番の好物が「いくらの軍艦巻き」でした(笑) もちろん、ワサビもOK(子供に刺激物は良くないとは思うんですが)。
マグロやイカは嫌いですが、サーモンは食べます(昔はサーモンなんぞ無かったですが)

あとは、「長芋の短冊」とか、お酒のアテのようなものを好んでました。
それから、カリカリ小梅。

で、今でも食べないんですよね。
チキンライスとかオムライスの、「ケチャップご飯系」 (^^;
ケチャップ系で食べるのは、唯一、スパゲティーミートソースかな? ミネストローネ・スープもまあまあ・・・?

それから、火を通したキャベツはダメ(生キャベツは食べる)。
よく分からない嗜好です。本人的には、一応、「一貫した嗜好」があるらしいんですが。
味より「舌触り」に拘る方なのかなあ?

現代版・「子どものホントの好物」に迫る
 〔 Excite Bit コネタ 2007年02月26日 〕
ハンバーグ、カレー、ラーメン、玉子焼き、オムライス、スパゲッティ……。
「子どもの好物」と聞いて連想するのは、みんなだいたいこんなところではないか。

ところが、自分が子どもを持ってみて、今の子どもの好物がずいぶん変わっているのだということに、衝撃を受けた。
小学校の給食、大阪市内が特殊なのかもしれませんが、けっこう「韓国系」のメニューが多いんですよ。

キムチとかナムルとか、親が食べたことの無いようなもの(私、唐がらし系の辛味は苦手なんですよ。耳の奥がキンキンして)がよく出てるようです。
娘は、唐がらし系OKなんです。明太子とか「カラムーチョ」とかも平気。

おまけに、家庭科の調理実習が「道徳で韓国のことを学んでいる関連で、チヂミ」だって・・・。


日本の公立学校なら、「お好み焼き」を作れよ!!


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by rabbitfootmh | 2007-02-26 17:35 | 子育て/教育

「それは、にィ。女の握ったすすなんか、ウマくないからだよ」

女には寿司職人やシェフは務まらないというならば、なぜ、家庭で毎日の食事を作る仕事を、女性に任せているのかの説明を、納得のゆくようにしてもらおうじゃないの(笑)

【産経抄】2月26日
 「なぜ、女のひとはおすしが握れないのですか」。TBSラジオの長寿番組「全国こども電話相談室」に、女の子からこんな質問が寄せられたことがある。無着成恭(むちゃくせいきょう)さんの答えは「それは、にィ。女の握ったすすなんか、ウマくないからだよ」だった。

 ▼解答者仲間だった映画評論家の荻昌弘さんによれば、「勇敢な、非常に正鵠(せいこく)を得た断定」だったが、よくよく話をきいてみると、女の子は将来、父親からすし屋を継ぐことになっている長女だったそうだ。
「女性が寿司を握ってはいけない」理由は、女性の手の平は男性よりも温度が高くて、それがシャリやネタに影響を及ぼすからだと聞いたことがある。
また、職業料理人も、女性は毎月の体調変化によって、味覚に狂いが生じるからだという説もあったような気がする。

あるいは、長い年月の修行が必要だから、やがて家庭を持って仕事に専念することが困難であろう女性には、務まりにくい職業である、とか。

そういう説明ならまだ、納得もできようというもんだが、いくら「30年前」とはいえ、家業を継ごうと覚悟を決めた女の子に、無着氏の答えはあまりにも無神経で思いやりのない、鈍感で残酷なひと言ではなかっただろうか。

今朝の【産経抄】は、フランスで女性シェフの料理店が、「3つ星」を授けられたという話をしたかったらしい。
料理映画の名作といわれる、女性シェフを主人公にした『バベットの晩餐会』の話も出している。

私が個人的に好きな「女性シェフ」の出てくる映画には、『マーサの幸せレシピ』があります。


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by rabbitfootmh | 2007-02-26 09:24 | 日本の社会問題

「脳死・臓器移植・・・今年2例目」

私としたことが・・・今年初めての「脳死判定>臓器移植」についての記事を書くのを忘れていました。

一つだけ、記事がWeb上に残っていました。

51例目の脳死移植進む 全手術終了は14日
 〔西日本新聞 2007年02月13日21時20分〕
 愛媛県立新居浜病院で脳死と判定された20代男性からの、国内51例目となる脳死移植が13日午後から、各地の病院で行われた。

 日本臓器移植ネットワークによると、心臓は埼玉医大病院で拡張型心筋症の50代女性に、肺は岡山大病院で原発性肺高血圧症の20代男性に、肝臓は北海道大病院で先天性肝・胆道疾患の20代男性に、膵臓と片方の腎臓は九州大病院で1型糖尿病の40代男性に、もう一方の腎臓は愛媛県立中央病院で慢性腎不全の60代女性に、それぞれ移植が進められた。

 手術がすべて終了するのは14日午後の見通し。

 提供者の男性は頭部外傷のため入院中で、脳死と判定されたのは12日夜。小腸の提供意思も示していたが、医学的理由で断念された。

今日は、53例目の脳死判定のニュース・・・。

53例目の脳死判定 札幌医大病院
 〔アサヒコム 2007年02月25日19時49分〕
 札幌医大病院(札幌市)で入院中の20代の女性が25日、臓器移植法に基づく脳死と判定され、臓器が摘出された。97年の法施行後、53例目の脳死判定で、脳死臓器移植としては52例目。

 日本臓器移植ネットワークによると、心臓が国立循環器病センター(大阪府吹田市)で40代女性、右肺が大阪大で40代女性、左肺が岡山大で40代女性、肝臓が東京大で30代女性、膵臓(すいぞう)と左の腎臓が九州大で30代男性、右の腎臓が市立札幌病院で50代男性、小腸が東北大で20代男性にそれぞれ移植される予定だ。
どちらのドナーも、20代という若さ亡くなったのですね。

これまでの、「脳死・臓器移植」のレシピエントのその後の健康状態も、継続的に報道してもらいたいですね。


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by rabbitfootmh | 2007-02-26 00:07 | 医療/生命倫理

「失言? 暴言? うっかり? ・・・確信犯かw」

うーん・・・何を基準に「同質」とおっしゃってるのかな?

少なくとも、私はこの大臣とは「同質的」であると思いたくありませんが(^^;

先進国の中で、子供の数が増えているアメリカもフランスも、実は「移民大国」なんですよね。
「同質、同質」って拘っていたら、やっぱり日本は、少子化>人口減少の道を一気にたどることになりそうです。

「日本は同質的な国」「人権メタボ」と文科相発言
 〔アサヒコム 2007年02月25日〕
 伊吹文部科学相は25日、長崎県長与町で開かれた自民党長与支部大会で、「大和民族が日本の国を統治してきたことは歴史的に間違いない事実。極めて同質的な国」と発言した。「教育再生の現状と展望」と題して約600人を前に講演し、昨年12月に改正された教育基本法に触れて「悠久の歴史の中で、日本は日本人がずっと治めてきた」とも語った。

 同法の前文に「公共の精神を尊び」という文言が加わったことについては、「日本がこれまで個人の立場を重視しすぎたため」と説明。人権をバターに例えて「栄養がある大切な食べ物だが、食べ過ぎれば日本社会は『人権メタボリック症候群』になる」と述べた。

 86年には、当時の中曽根首相が「日本は単一民族」と発言し、アイヌ民族から抗議を受けた。
ところで、「大和民族」って、DNAかなにかで確認できる、実在の(過去に実在した?)特定された「民族」の名称なんでしょうか?

 ※「大和民族」 Wikipedia より

黒い髪をわざわざ脱色して金髪にしたり、カラーコンタクトで瞳の色を変えたりするのが、「オシャレ、カッコイイ」と崇めるご時世になっても、学校内での「いじめ」の対象に、容姿が「日本人らしくない」子供たちが、しばしば選ばれるような国なんですから、「文科相」がこんなことを、600人もの聴衆を相手に、あからさまに発言してよろしいんでしょうかね?

それから、マスコミもなんだか「及び腰」?(^^;
今のところ、みんな共同通信の配信の受け売り記事だけど。


<追加補足>
文科相:「人権だけ食べ過ぎれば人権メタボ症候群」と発言
 〔毎日新聞 2007年2月26日〕
 「同質的な国」発言の前段では、イラクを例に出し「宗教的対立が激しいと、同じイスラムの中でも宗派が違うだけであれだけ厳しく対立する」とし、日本を「宗教的に極めて自由かったつな国民が作っている」と述べた。
 (中略)
 伊吹文科相は講演でさらに、全国の高校で発覚した履修漏れについて「受験に有利なことだけ教えたっていうのは未履修問題。教育の世界における村上ファンドやライブドアみたいなもの」とも発言した。【横田信行】
日本人って、「宗教的に極めて自由かったつな国民」でしたっけ?
宗教的には、「寛容」というより無節操というか無知・無自覚ですし、自分が信じている以外の宗教を理解しようと知的な努力をしているとは思えないし。

イスラムの対立は、宗教の宗派の違いだけじゃなくて、部族間の対立もありそうですが、部族は違っても、民族的には「アラブ人」なんですよね。古くから同じ文化を共有してきたはずの・・・。

「未履修問題」と「村上ファンドやライブドア」と、何がどう似てるんでしょうか?(苦笑)
「大学合格のためにはルール違反もする」ということと、「金儲けのためにはルール違反もする」というところ???

産む機械、ベルトコンベアー、さびきった機械・・・もうちょっと、教養の滲み出る比喩を使ってもらえませんかね?


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by rabbitfootmh | 2007-02-25 23:58 | 日本の社会問題

「赤ちゃんポスト 地元熊本日日新聞の総力特集」

全国ネットのメディアでは、表層的なことしか報道していないということがよく分かりました。
せめて、安倍首相はじめ、閣僚の皆さんは、無責任な発言をする前に、この記事を全部読んでいただきたいものだと思います。

「将来の労働力と社会保険制度を支える国民の“頭数”を増やすために、もっと子供を産んでくれ」と声高に訴える前に、やるべきことはたくさんあるのではないですかね?

【慈恵病院「赤ちゃんポスト」計画】
 〔熊本日日新聞(くまにち.コム)〕
 ※記事の閲覧には、会員登録(無料)が必要です
【慈恵病院「赤ちゃんポスト」計画】
● ★ 首相「大変抵抗感じる」 厚労省容認姿勢に影響も
● ★ 「赤ちゃんポスト」に首相反対 横やりに厚労省困惑
● ★ 病院「ポストは必要」 事態急変に熊本市困惑
● ★ 熊日「読者と報道を考える委員会」 赤ちゃんポストなど論議
● ★ 赤ちゃんポスト 政府内に慎重論 高市氏ら「子捨て」懸念
● ★ 赤ちゃんポスト許可へ 厚労省も「不許可理由ない」 熊本市
● ★ 慈恵病院 厚労省見解に感謝 「命の尊さ理解」
● ★ 赤ちゃんポスト 熊本市許可へ最終調整 22日厚労省と協議
● ★ 「勇気持って決断を」 設置申請の慈恵病院 熊本市の判断促す 
● ★ <動画>幸山熊本市長定例会見から 熊本市の対応(2007/01/19) 

(2006年)
● ★ 赤ちゃんポスト 「総合的に判断したい」 熊本市が厚労省に相談 
● ★ 赤ちゃんポスト許可申請 慈恵病院 他病院から設置相談も
● ★ 赤ちゃんポスト設置申請 熊本市の慈恵病院 市「慎重に判断する
● ★ 連載「揺れるいのち 赤ちゃんポストのメッセージ」
(1)助産師の苦悩
(2)置き去り…名前すら授けず
(3)妊娠かっとう相談
(4)親の「事情」
(5)施設で育った子ども
(6)特別養子縁組
(7)里親制度
(8)男性不在
(9)性教育
(10)大阪大特任研究員・阪本恭子さんに聞く 

● ★ 「赤ちゃんポスト」で知事 「命…救われたほうがいい」
     (潮谷知事の記者会見映像あり)
● ★ 「赤ちゃんポスト」題材に道徳授業 命の尊さ 考え深める
    熊本市の井芹中2年2組 賛否に分かれディベート
● ★ 施設改修届け出先送り 熊本市の助言受け手直し
● ★ 命の揺りかごか 育児放棄助長か 関係者 賛否さまざま
● ★ 電話、メール…賛否殺到 HPアクセス 2日で4万件
● ★ 年内開始めざす 施設の改修許可を熊本市に申請へ
● ★ 「赤ちゃんポスト」設置へ 親が養育できない新生児受け入れ
● ★ [解説]幅広い「命」の論議を 受け入れ体制充実、課題に
● ★ 助かる命、助けたい 「基金に協力支援を」 蓮田副院長インタビュー
● ★ 「中絶よりいい」「捨て子奨励する」 識者から賛否の声
男性には、「妊娠・出産・育児」ということが、我が事として実感を伴わないのだろうけれど、女性にとっては、自分の人生をかけななければいけない一大事だということを、奇麗事にせずに議論してもらいたいと思います。

「<妊娠かっとう相談> 受話器の向こうに“二つの命”」
 NPO法人円ブリオ基金センター(東京都千代田区)は〇二年から、産むかどうか悩む人の電話相談や、出産費用の給付、無利子貸付などの支援を展開している。これまで寄せられた相談は千件以上。同基金の支援を受け誕生した赤ちゃんは百三十六人(県内八人)に上る。

 県内でも、同センターと連携する県いのちの懇談会と慈恵病院が〇二年、期間限定の二十四時間電話相談「妊娠かっとうヘルプライン」を開設。今年は八日間に二十二件が寄せられた。

 「妊娠したが、相手には妻子がある。中絶してと言われるけれど…」。飲み込んだ言葉に「産みたい」という心情をにじませる女性。だれにも妊娠を明かせず、中絶可能な時期を過ぎた学生。ある女性は一度も受診せず臨月を迎え、相談から三日後に出産した。
 (中略)
 「赤ちゃんポストより相談・支援体制の整備が先」。こうした声に、支援を続けながらも円ブリオ基金センターの田口さんは反論する。

 「いま現実に、危険な場所に放置されて命を落とす赤ちゃんがいる。行き場をなくした母親と子どもの受け皿が、社会に存在することが大事だ」
<男性不在> 子捨て、殺害…責めは女性に
 一人トイレに座った女性は泣きながら、心の中で「ごめん」と言いつつ腹に力を入れた。真っ暗な便槽の奥。赤ちゃんは二度、か細い産声を上げたのち、汚水の中で一瞬の人生を終えた。

新生児の殺害や置き去りで罪に問われるのは圧倒的に女性だ
 二〇〇五(平成十七)年十二月。県内で、当時二十歳の専門学校生が交際相手の男性宅のトイレに女児を産み落とし、死なせる事件が起きた。

 女性は殺人罪に問われ、熊本地裁は懲役六年の実刑判決を言い渡した。判決などによると、女性は過去にこの男性の子を中絶。出産当日も男性と一緒だったが、女性は「交際相手は何も知らなかった」と主張した。
 (略)
 「相手の男性が直接手を下さなくても、女性に犯行を決意させたり、手助けしたりといった行為が確認されれば共犯として罪に問えるが、供述がない以上、立証は非常に難しい」。熊本大法科大学院の中村秀次教授(刑事法)は、男性の“関与”が表に出ない理由を説明する。

 中村教授は、女性が経済的、精神的に男性に依存している場合、男性との関係を守ろうとして一人で罪を背負うケースもあるとみる。



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by rabbitfootmh | 2007-02-25 09:58 | 医療/生命倫理

「赤ちゃんポスト・・こうのとりのゆりかごの方がいいんじゃない?」

「赤ちゃんポスト」だと、「赤ちゃんがモノみたいだ」とおっしゃいますけど、「産む機械」よりはマシじゃないんでしょうか?(苦笑)
どういう機能を持つものであるかが、容易にイメージできますから。

でもまあ、最初の「こうのとりのゆりかご」の方が、イメージ的には良いかもしれませんね。
なんで使わなかったんでしょうか? え? 不敬罪? 悠仁様に失礼?(いや、本当のところは知らないけど・笑)

【主張】赤ちゃん受け入れ 慎重な取り組みが必要だ
 〔産経新聞 2007年2月24日〕
 事情があって親が育てられない新生児を受け入れるシステムが全国で初めて実験的に始まりそうだ。これで小さな命を救える、いや、捨て子を助長する-などと議論も多い。多角的観点から、慎重に進めるのが妥当ではないか。
 このシステムは、熊本市の聖粒会慈恵病院(蓮田太二理事長)が、「こうのとりのゆりかご」計画として昨年12月、医療法に基づき、病院施設の変更を熊本市保健所に申請した
 (中略)
 慈恵病院はカトリック系の病院で、中絶手術をしない代わりに望まない妊娠をした女性から相談を受ける活動を続け、3年前には蓮田理事長がドイツを視察して準備を始めた。蓮田理事長は「一番の目的は赤ちゃんを預けてもらうことではなく、相談してもらうこと」と強調している。厚労省によると、全国の児童相談所への捨て子の相談は、平成9年度から12年度の4年間で計858件もある。
 (中略)
 なお、「赤ちゃんポスト」という呼び方には疑問も感じる。赤ちゃんは物ではないのだから。
日本は、いまだに「血統(出身の家柄)」を重んじますからね、里親制度や養子縁組が敬遠されてるんでしょう。

でも、育児に意欲的で、良いお家柄であっても、「授かり物」を“こうのとり”が運んできてくれるとは限らないので、どんどんそういう両親に育ててもらった方が、日本の将来のためだと思うんですけどねぇ。

「堕胎天国ニッポン」で、この世に生を受けられなかった命の数の膨大さ(もし、みんな生まれてたら、今頃少子化なんて悩まなくて済んだくらい)を思えば、勇気あるアイデアだと思います。

だって、自分が産んだ子、自分の血を受け継いだ子供は、何がなんでも自分自身の手で育てなければいけないなんて、幻想じゃないんでしょうか?

安倍首相ご夫妻が、「第一号」の赤ちゃんを安倍家の養子として引き取って、お育ていただいたらどうでしょうか?


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by rabbitfootmh | 2007-02-24 16:57 | 日本の社会問題

「スキンを変えてみました」

長らく気に入るスキンが無かったのですが、久々に変えてみました。

引用文の部分が、はっきり分かるのがいいんですよ。



 
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by rabbitfootmh | 2007-02-24 16:27 | その他もろもろ

「機械のさびきった、子どもの産めないおばさん連中」

もう、こういうオジジは、人間辞めてください。お願いします <<(_ _)>>

それから、こういう意識の男性がまだまだ居そうな気配ですが、それをたしなめずに、「見てみぬフリ」をしている殿方たちも「同罪」だと思います。

なにも、子供たちの「いじめ」の問題だけではありませんよ。
「悪は悪」ときちんと正さないのは、罪でしょう。


「子供産めない連中引き連れて…」高知市議が失言
 〔読売新聞 2007年2月23日〕
 高知市の島崎利幸市議(72)が、22日夜に同市内で開いた後援会主催のパーティーで、「社民党党首の福島さんは、機械のさびきった、子どもの産めないおばさん連中を引き連れて、『(柳沢厚生労働)大臣辞めろ』と言っている」と発言していたことがわかった。

 読売新聞の取材に対し、「柳沢大臣の『女性は子どもを産む機械』発言をとらえ、野党は国会の予算審議を欠席したりしているが、もっと大事なことがあるということを言いたかった」と説明した。

 福島党首は23日、「(島崎市議は)女性はみんな機械で、ものを言ったり、抗議をしたりしてはいけないと思っているのではないか。国会であれ、地方議会であれ、こういう発言を許してはいけない」とし、島崎市議に謝罪を要求する考えを明らかにした。
多少、新聞記者がまとめたのかもしれませんが、福島さんも、「大人」になられましたねぇ(苦笑)


<追加補足>
高知市議「不適切」と撤回の意向 さびた機械発言
 〔共同通信 2007年02月26日 17時38分〕
 社民党の福島瑞穂党首らを「機械のさびた連中」とした発言について、高知市の島崎利幸市議(72)=自民=は26日、共同通信の取材に「石原裕次郎の『錆びたナイフ』という曲が好きで、つい出てしまった。不適切な言葉だった」と述べ、発言撤回の意向を示した。社民党高知県連は同日、抗議文を送っており、島崎市議は近く文書で正式に謝罪する。
「錆びたナイフ」が、脳内神経のどこをどう巡ったら、「錆びきった、子供の産めないおばさん」に変換されるのか、じっくり説明してもらいたいもんです。


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by rabbitfootmh | 2007-02-23 23:57 | 日本の社会問題
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