二条河原落書

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「でたぁ~、“脳死は普遍的な人の死”論者」


「脳死は普遍的な人の死と法改正を」 太田和夫
Sankei Web 記事
産経新聞記事 〔共に、産経新聞 2005年5月30日「正論」〕

最近出てこないなぁ、週1のコラム(産経新聞 日曜日)で忙しいからかなぁ・・・なんて思っていたら、やっぱり出てきましたね(苦笑)

それにしても、毎度毎度、よくもこう「同じ文章」が書けるもんだと、感心してしまいます。毎回同じだよ、サンケイさん。コピペでテキトーに切り貼りしてるんじゃないのかと思ってしまうくらい。もう読み飽きたよ。いい加減に新しい論点を出しておくれよ。お医者のクセに、「医学的・科学的に、脳死とはどういうことなのか?」ということを論じないというのは、卑怯じゃぁあ~りませんか?

太田和夫・東京女子医大名誉教授の「オハコ」文例集
 ~5月30日「正論」より抜粋・補足(rabbitfootによる)
・(現行臓器移植法の)「医学的に同じく脳死になっても、臓器を提供しない人は生きていて、提供する人は死んでいる」という論点は、国際的な物笑いの種になっている
・(アジア諸国では)脳死が人の死であることを医師がよく説明し、、人工呼吸器を止め、顔色が変わり、明白に死が訪れたことをわかるようにする。そしてこれを反復して示していくと、やがてこれが広く受け入れられるようになったらしい。
・(脳死状態になったらやがて死ぬことは確実であるのに)いつまでも生きているように見せかけることは望ましいことではない。健康保険での支払いも厳しくなっている現況を考えると、その継続は再考しなければなるまい。
・臓器提供の意思がある人に限って脳死を人の死とすることはあまりにも恣意的であり、とうてい世界的に受け入れられるものではない。
・日本で臓器移植が受けられるチャンスが少ないために、外国へ行って脳死者の臓器提供を受けることは、日本人が希少な臓器を奪っているように思われ、非難の的となるだろう。
・日本人は事なかれ主義で、曖昧な対応をすることを“大人の知恵”としている節がある。しかし生死に関する見解や国際的な問題などについて、常に曖昧さを全面に出して事を運ぶとなれば、、諸外国に見下され、侮られることは必定であろう、
・人の生死や国際的な問題について曖昧な対応をしていると、諸外国からは信用できない国民であると見做され、外交面でも大きなマイナスになることが危惧される、
・脳死は人の死であることを認め、臓器提供の意思を示している人や、遺族からの申し出で臓器を提供していただき、可能な限り大勢の人たちのお役に立つようにするというのが移植医療の基本であろう。


・・・ああ、書き写しているだけで気分が悪くなってきます。

この太田氏というのは、ものすごい「外国コンプレックス」の塊じゃないんでしょうか?

つづきを読む....
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by rabbitfootmh | 2005-05-30 13:34 | 医療/生命倫理

「大杉久美子さん、どうしちゃったの?」

5月22日(日)の夜、NHK-BS2で「アニメ主題歌大全集」というのをやってまして、つい見てしまいました(^^;

さすがは「皆さまのNHK」だ。オリジナルの歌手を集めて、1曲ずつ歌わせたり、数十人の少年少女合唱団をバックにはべらせたりして、「ギャラ、高いんだろうなあ・・・」と、思わず心配してしまった。(高くないの?)
宮崎アニメの、井上あずみさん、木村弓さん、米良美一さんが登場。でも、あずみさんも、米良さんも、高音域が出てませんでしたね。苦しそうで可哀相でした。あずみさんの「トトロ」なんて、かなりオリジナルからキーが下げられていたような気もしましたし。

尾藤イサオ、佐々木功、水木一郎、影山ヒロノブなどの男性陣は、さすがに安定感がありましたし、ミッチーこと堀江美都子さんの美声も衰えることなく、透き通っていました。

驚いたのは、大杉久美子さん。『アタック№1』と『エースをねらえ!』を歌われましたが、すっごく苦しそうでした。声がぜんぜん出てない・・・。「お体の具合が良くないのでは・・・?」と心配です。

別の意味でビックリしたのは、前川陽子さん。
私の一番古い記憶は、『ひょっこりひょうたん島』ですが、『キューティーハニー』とか『魔女っ子メグちゃん』の色っぽいお声は、子供心に「ドキドキもの」でした(笑) その色っぽさ、艶っぽさが昔といっしょでビックリなのでした。

ついでに、「なんでディズニーが入ってくるの?」というのが、個人的には最大の疑問でした。


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by rabbitfootmh | 2005-05-23 17:59 | アニメ/芸能

「私憤を国会に持ち込む議員」


「脳死は人の死」で対立 臓器移植法、改正案一本化断念
 〔アサヒコム 2005年05月21日 00時52分〕
移植法改正案のポイント
 〔中国新聞・詳報 5月20日 19時58分〕

「臓器移植法」改正の案が、与党内から2つに分裂したまま国会に提出される予定だそうだ。

 ・「脳死は一律に人の死」 河野太郎(自民)・福島 豊(公明)
 ・「臓器提供する場合のみ脳死は人の死(現行のまま)」 斉藤鉄夫(公明)

もっとも重要な対立点は上記の通りだが、河野・福島案は、本人がドナーカード(臓器提供意思表示カード)を所持して、ドナーになる意思を生前〔脳死状態ではまだ“死んで”いないので、こういう表現は使いたくないのだが〕に示していなくても、家族が拒否しなければ、さっさと「脳死判定」が行われ、臓器が摘出できるようになる。

つまり、自分自身が脳死状態に陥った場合に、元気なうちにドナーカードに「臓器は提供しません」と明示するか、遺言書にでも「ドナーにはならない。心臓死するまで“生かしておいてほしい”」と書いて家族に言い残しておくかしていない限り、医者から「もう助かる見込みはありません。人工呼吸器を外せば、すぐに亡くなります」と宣告されてオロオロしている家族に、「臓器は提供しません」とはっきり拒否の態度を示してもらわなければ、「意思表示のできない状態の脳死患者」は臓器ドナーにされてしまうのである。

その点について、朝日の記事ははっきりと『河野案は、意思表示があいまいな人や、表示が難しい乳幼児からの提供に道を開く内容だ。』と説明している。


公明の斉藤鉄夫議員のほかにも、社民党の阿部知子議員、民主党の金田誠一議員などは、この河野議員の「改正案」に反対し、熱心に有志議員たちと勉強会を重ねているようだ。
5月に入って、神経内科医で、「脳死は人の死ではないのではないか?」との前提に立って検証を続けている古川哲雄氏が、「ラザロ兆候」について説明したり、アメリカで「脳死状態で20年間生き続け、成長した男性」を診続けていたアラン・シューモン博士をわざわざ日本へ招待して、講演が行われたという。『脳死・臓器移植の本当の話』の小松美彦教授も参加されていたとか。
 脳死後20年間心臓動いた例 米医師が報告〔アサヒコム 2005年05月17日〕

つづきを読む....
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by rabbitfootmh | 2005-05-23 15:24 | 医療/生命倫理

「『クレしん』はトップから転落?」

※2~3日「留守」にしてたら、スパムコメント(TB)がいっぱい入っててビックリ!(◎_◎)
せっせと削除してますが、早いとこ、エキサイトさんに“水際”で止めていただきたいもんです。去年の記事につけてくるんだもの・・・なんなの?

子どもに見せたくない番組「ロンドンハーツ」など Excite エキサイト : 社会ニュース
 〔毎日新聞 2005年5月17日〕
 親が子どもに見せたくないと考えている番組はテレビ朝日系「ロンドンハーツ」、フジテレビ系「水10!」、テレ朝系「クレヨンしんちゃん」の順であることが、日本PTA全国協議会(赤田英博会長)のアンケート(04年度)で分かった。
  (中略)
 一方、「見せたい番組」はNHK「プロジェクトX」、TBS系「どうぶつ奇想天外!」、同「3年B組金八先生」の順。子どもが「好きな番組」として挙げたのは小5が日本テレビ系「エンタの神様」、中2がフジテレビ系「はねるのトびら」だった。

はえ~~ぇ・・・“私生活”が忙しくなってしまって、ブログに浸ってる時間が減ってしまった。
そのうちまた、その忙しさの元凶については愚痴るかもしれません(^^;


ところで、「子供に見せたくない番組」ランキングで、いつもトップの座を占めていたのは、『クレヨンしんちゃん』ではなかったの?

・・・って、『ロンドン--』って、私自身は1回も見たことないんですけど(苦笑)
バラエティ系はほとんど見ませんね、最近。『からくりテレビ』くらいかなあ・・・でも、「替え歌」のコーナーは、小学生の子供には説明ができないので、止めるか、放映時間帯をズラしてほしい。
ほんと、子供といっしょに楽しめる番組が無いですよねえ。

と、言いつつ、うちは『クレしん』は毎週欠かさず見ています(爆) 劇場版の『嵐を呼ぶジャングル』(だっけ?)を、劇場公開から2年遅れくらいでテレビで観てから、私がファンになってしまったのです。幸い(?)うちは女の子なんで、「ゾウさん」できませんし、「きれいなおねぃさん」を追っかけることも無いだろうし・・・(苦笑)
『クレしん』の下ネタって、「吉本新喜劇」を毎週欠かさず見ている大阪人にとっては、日常生活の“潤い”というか、“癒し”というか、“ガス抜き”のための笑いレベルです〔同意されない“大阪人”の方がいらしたら、ゴメンナサイ〕。

「みさえ&ひろし」夫婦の苦労を見て笑いつつ、自分のとうちゃん、かあちゃんの苦労をなんとなく感じてもらいたいな(^^;

私は、子供時代に『8時だよ!全員集合』を見ていた世代ですが、別に“悪影響”受けて人間性が歪んだようでもないし・・・あ、こうして、社会現象をナナメに眺めて、いちいちブログで愚痴を垂れてるってのは、性格が歪んじゃった証拠なのかなあ(´▽`;)ゞ

見せたい番組・・・『プロジェクトX』はウソ臭いし、『奇想天外』は、司会者が嫌いだし(苦)、『金八』は、第1シリーズから嫌いで見たことないし・・・はははっ。
娘に「なんでお母さんはニュース番組と外国の映画ばっかり見るの?」と文句言われるけど、私自身もほかに見たい番組が無いんだもの・・・もっぱら、BSやCATVでニュースや映画、アメリカのTVドラマを観ております m(_ _)m・・・やっぱ、NHKの契約を解除するか(苦笑)

◎上記の元記事が期限切れの場合は、下記へ跳んでください m(_ _)m
 ■毎日インタラクティブより


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by rabbitfootmh | 2005-05-17 23:11 | アニメ/芸能

「なぜ私立受験を目指すのか?」 産経関西版夕刊「風」欄


産経新聞の関西版・夕刊が、なぜ、「お受験」をさせるのか?・・・という読者からの意見を公募しています。逐次、記事を追加してゆきます。

5月12日にようやく、「偏向思想教育」についての話が登場しました。大阪や京都は、広島などと並んで「自虐史観」が公立学校の教師を通して“行き渡っている”地域なので、盛り上がりそう?(苦笑)
大阪市内の学校は、「総合学習」の授業で、ハングル語(と呼んでいいのかな?)で韓国の唱歌を歌わせたりすることが多い・・・ような気がします。「道徳」の授業は、ほとんど「差別撤廃」のための思想教育ですし。人としていかにあるべきか?なんて話は、私が子供の時から聞いた覚えが無いですね。


「お受験」私立か公立か?(2005/04/11)
「うちの子は落ちたんやけど・・・」(2005/04/12)
隣の芝生は青く見える(2005/04/14)
日本の教育は平等?(2005/04/15)
公立の先生は反論を(2005/04/19)
「中学は宿題ないの?」(2005/04/20)
学力の「二こぶラクダ現象」(2005/04/21)
「お受験」は親のエゴか?(2005/04/22)
「一生懸命」は当たり前(2005/05/09)
家庭の教育力も低下(2005/05/10)
公立教諭 わが子は私立(2005/05/11)
「日本は悪いことしたの?」(2005/05/12)
生活切り詰めても・・・私立へ(2005/05/13)
1日3時間の電車通学(2005/05/16)
公、私 同時には通えない(2005/05/17)
公立、私立に分かれた兄弟(2005/05/19)
うちの子が最下位でも・・・(2005/05/20)
それでも「灘」に入学させます?(2005/05/23)
「日本の将来が薄ら寒い」(02005/05/24)
「いつも完全な環境にいたら・・・」(2005/05/26)
番外「公立中学ではダメなのか」(2005/05/27)
「公立の再生」を目指して(2005/05/30)


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by rabbitfootmh | 2005-05-13 14:51 | 子育て/教育

「どこが“人員不足”なのか分からない」

5月中に対象カーブ選定 ATS改良を義務付け [共同通信 05月09日 20時39分]
(Excite エキサイト : 社会ニュース)
尼崎JR脱線事故を受け国土交通省は9日、急カーブでの列車の速度超過を防ぐため、列車自動停止装置(ATS)の改良を全国の鉄道事業者に義務付けることを決めた。5月末までに対象となるカーブ区間を選ぶ。その後、各鉄道事業者に対し、6月までに整備計画を提出させる。
ATSも急いで欲しいけど、JR西日本には、「ダイヤの組み直し」を早急にやってもらいたいです。今、やってるんですか? 一昨日、大阪市内の某JR線をコワゴワ利用しましたが、「福知山線・宝塚~尼崎は、事故のため不通となっており、皆さまにご迷惑をおかけしています」・・・というような車内放送がありましたが、なんだかねえ・・・。しないわけにもいかないのでしょうけど。

ボウリングにゴルフにカラオケに議員先生との宴会に・・・と、JRの皆さまはお忙しかったようですが、平日の昼間っから「遊んで」る職員がこんなにいっぱいいるのに、どうして「人員不足」なのか、私には皆目分かりまへんっ。

日本は、マルクス主義を信奉する人たちがこぞって「労働者からの搾取ハンターイ!」とやってきました。確かに、自分は何も働かないで「搾取」する人たちを糾弾して、組織や社会のあり方を改革してゆこうという方向性は間違ってなかったのでしょうが、「特権階級」を滅ぼしたあとに、「搾取されていた(と思っている)」自分たちがまた同じことをやってたんでは、なんの意味も無いわけで(苦笑)

組織や社会の上位にいる人たちは、汗をかく肉体的な負担の多い仕事は減るかもしれませんが、その分、知恵を絞り出さなければならない・・・“脳の汗”をかいてもらわないと、下は困るんですよ。


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by rabbitfootmh | 2005-05-09 22:28 | 日本の社会問題

「国立大付属小ですから・・・その6千万円の補償って?」

付属池田小事件:重傷8人の保護者と学校側が補償で合意
 〔毎日新聞 2005年5月8日〕
大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)で01年6月に起きた乱入殺傷事件で、重軽傷を負った児童13人のうち、重傷8人の保護者と大学側との補償交渉が8日、正式にまとまった。大学側は不審者への対応が不十分だった責任を認めて謝罪したうえ、児童が心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負ったことへの慰謝料など、保護者の請求をほぼ認めた総額約1億円の見舞金と損害賠償金を支払う。
・・・損害額は、学校の管理下で災害が起きた場合に医療費や見舞金を給付する独立行政法人「日本スポーツ振興センター」(東京)が約4000万円を負担。児童の負傷程度やPTSDの状況に応じて算出した。残りの約6000万円を大学側が負担する。
学校の安全(1) “最上級”のハード備える
a0037706_17572966.jpg 〔読売新聞 2005年4月26日〕
大阪教育大付属池田小の新改築の総工費19億4600万円は、すべて国費で賄われた。このうち、体育館やプールの整備費などを差し引いた校舎本体(3階建て、延べ床面積約8000平方メートル)の建築費は16億円。
 2002年度当時、6学年で18学級という同規模の公立小を新築する場合、国が補助対象とする5000平方メートルの校舎の建築費の標準額は約8億3600万円。池田小はこの2倍の予算が注がれた計算になる。

普通の公立小・中学校では、ここまでの手厚い補償や対策は行われていないと思いますが。

「国費」ということは、その財源は税金ですよね。「不平等」には当たらないのでしょうか?
新学期になってすぐ、件の「日本スポーツ振興センター」の保険掛け金が増えたというプリントを、学校からもらいました。いったいどれくらい増額されたのか、はっきりとは分からない内容になっているのですが、「ご理解ください」という言葉で、疑問・質問をすることを拒否しているような感じを受けました。

何が起きるかは分からない世の中ですが、日本の公立学校の現場(教職員も教育委員会も)は、問題解決能力、危機管理能力が無いですね。膨大なお金を注ぎ込んでハードをいくら立派にしたところで、運営・管理・事故(事件)予防をするのは、ソフトである「人間」なのに。

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 ■毎日インタラクティブより
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by rabbitfootmh | 2005-05-09 17:58 | 日本の社会問題

「マスコミが拡大させる“世間”のワク」


JR福知山線の脱線事故は、JR西日本の「親方日の丸」体質を糾弾する方向へと向かっている。マスコミ(特にテレビの)報道が、日本全国を一つのムラ社会にしようと画策しているようだ。

確かに、いろいろと外に漏れ出してこなかった問題を、JRは多々抱えているのだろう。特に、西日本はヒドイのかもしれない。オーバーランやミスが、事故後にもう多発しているように報道されているが、これまでは「当然」のことと見過ごされてきただけの「単なるミス」が、大事故で注目を浴びるようになって、マスコミが逐一報道するようになったために、「増えている」感じを与えているだけなのかもしれない。(もし、JRの運転士や車掌たちが、事故によるPTSDを抱え、それゆえのミス多発だとしたら、そのケアも早急に必要ではないのか?)

それは、「児童虐待」の問題でも言われていることだ。日本では昔から虐待は多かったが、これまでは「どこにでもよくある、珍しくもない問題」として、「マスコミが記事にする価値の無いもの」と見過ごされていただけで、そんなに急激に増えたわけではないと思う。

つい数日前に、家族でファミリーレストランに行った時、すぐ隣の席に、4~5歳の女の子と、2~3歳の男の子、その両親というグループがいたのだが、男の子が自分の前にあった水の入ったコップを不注意で倒してしまい、テーブルと隣に座っていた父親をびしょ濡れにしてしまうという「事件」が起きた。
ガラスのコップが倒れる「コトン」という音に、あー、やっちゃったな・・・と思ってそちらを振り向いた瞬間、私の目に飛び込んできたのは、バシッという音を立てて男の子の頭に振り降ろされた父親の平手打ちのシーンだった。
「また、おまえはー!」という罵声で息子を上から睨み付ける父親は、倒れたコップを立て直すでもなく、濡れた箇所をタオルなどで拭くでもなく、ただ、威圧して叱責するのみ。向かい側に座っていた母親も続いて金きり声を上げて、「いつもいつも、あんたは! ごめんなさいは! 自分が悪いことをしたときには、ごめんなさいでしょ! わかったの? え?! わ・か・り・ま・し・た・か!」というような“説教”を延々と繰り返す。当の男の子は、泣きたいのを堪え、唇を噛みしめて許しを請うような目を見開いてじっと父親を見上げている・・・。この様子では、些細な失敗で日常的に叩かれているのだろう。泣いたりわめいたり、言い訳したりすれば、もっと叩かれ、叱責されるので、必死で声を押し殺しているのだろう。
こちらまでゲッソリと食欲がなくなり、料理の味がわからなくなってしまった。

話が逸れてしまったが、JR西日本の起こしてしまったことの原因は、企業風土や社員の価値観を土壌として“根”を生やしてきたものにあるのだろうとは思う。その原因を分析し、教訓として今後の「予防対策」に生かすことは重要なことであろう。

しかし、突然に大切な家族を失った人たちが、仏壇の前でJR幹部をどやしつけるシーンや、記者会見に臨んだマスコミ人たちが、感情的に「ちゃんと謝れ!」と恫喝する声を放映するのは、ちょっと「方向性が違う」のではないのか?
 ※「散歩道」さんの“正義の味方気取りですか?”参照

新聞では、毎日毎日、事故で亡くなった人たちの「人生」をドラマ仕立てにまとめた記事が掲載されている。テレビのワイドショーも、故人の家族や友人たちの「慟哭」する姿を流し続けている。だが、それは、「マスコミの仕事」ではないのではないか? それらの「慟哭」に共感しなければ、“冷酷な人間”というレッテルを自動的に貼られるような気持ちがして、ここ数日はテレビニュースを見るのが苦痛だ。まるで、コップを倒したくらいで、容赦なく平手打ちされ、その痛さを訴えて泣くことも、言い訳しすることも赦されずに耐えるだけの、あの男の子の気持ちと、妙にダブってくる。

「義理と人情」で共感や絆を深め続けなければ「村八分」にされる、「世間」のワクが、昨今のマスコミ報道によって、どんどんと拡大されているような気がする。同じ気分を味わえなければ、「ヨソモノ」として“はじきとばされる”村社会の掟が迫ってくるような、ある種の恐怖心を感じる。

同じことを考えた方もあるようだが、ふと、高校の現代国語の教科書に載っていた、志賀直哉の『正義派』という文章を思い出した。線路工夫たちの「正義感」を振りかざす姿が、今のマスコミ人たちの姿とダブって見える。

もう一つ思い出したのは、飛行機墜落事故で奇跡的に助かった男を主人公にした『フィアレス』という映画だ。アメリカ人が、「不慮の事故」「突然の不幸」「奇跡的な生還」をどう扱うのかを表現していて興味深い。

あと一つ思い出すのが、たびたび取り上げているが、『トータル・フィアーズ』という映画。テロ組織が仕掛けた爆弾によって、アメリカのボルチモア港一体が壊滅的な状態になるのだが、その直前、すぐ近くにアメフトの試合を観戦に来ていた大統領が、CIA長官とシークレットサービスによって、危機一髪で難を逃れるシーンは、日本人には決して描けないものだと思った。
核爆弾が持ち込まれたという情報を知ったCIA長官が、一瞬、スタジアムに集まった数万の観客の存在を、呆然と見つめるカットが続く。恋人同士、親子連れ、幼い子供たち・・・だが、我に帰った長官はシークレットサービスに呼びかけて、なりふり構わず大統領の脱出を試みる。それを何が起きたか分からず、肩をすくめながら見送る観客たち・・・大統領がスタジアムを出た直後、核爆発が起きて・・・。
数万の観客の命よりも、残りの2億人のアメリカ人の命の安全を守る使命を負った大統領一人の命を救うことを第一に優先する、という発想は、日本人には持てない。そんなシーンを描けば、きっと「世間様」が黙ってはいないだろうし(苦笑)

日本はいまだ、「中世」の世界に暮らしている。


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by rabbitfootmh | 2005-05-07 18:26 | 日本の社会問題

「北朝鮮-日本戦、第3国開催はうわさ・・・じゃなかった(藁)」

ったく・・・また予告無しでミサイルは跳ばすわ、某大国の大統領の悪口は言い放題だわ、サッカーだけじゃなくて、地球から「退場!」してもらいたいもんです。「北」の人たちって、自分たちの国が、どれほどちっぽけな存在なのか、知らないんでしょうねえ・・・。
サッカーのワールドカップ(W杯)アジア最終予選B組の北朝鮮-日本戦(6月8日・平壌)が安全上の不安から無観客試合などが取りざたされている問題で、アジア・サッカー連盟(AFC)のベラパン事務局長は16日、「第三国で開催するとか無観客試合をするという話は単なるうわさにすぎない」と語った。17日の韓国の聯合ニュースが報じた。〔毎日新聞 2005年4月17日〕
     ↓
国際サッカー連盟(FIFA)は29日、スイスのチューリヒで規律委員会を開き、06年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会アジア最終予選で観客が暴徒化した北朝鮮に対し、次のホーム試合であるB組第5戦、6月8日の北朝鮮-日本戦の開催権をはく奪、平壌ではなく第三国で観客なしによる試合開催を決めた。北朝鮮には罰金2万スイスフラン(約180万円)も科した。FIFAから日本サッカー協会に29日深夜、連絡が入った。〔毎日新聞 2005年4月29日〕


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by rabbitfootmh | 2005-05-02 21:38 | その他もろもろ
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日々のニュースに辛口コメントを


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