二条河原落書

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カテゴリ:子育て/教育( 206 )

「中2長男に熱湯などで虐待死、母親ら3人逮捕」


a0037706_036479.gifこの手のニュースに出会うと、どのように自分の気持ちを表現したら良いのかが分からなくなる。

最近の虐待で目立つのは、中学生以上の、そろそろ精神的には親離れを始めようかという思春期の男の子を、その母親が死に至らしめてしまう・・・というパターン。今月始めにも大阪で、19歳の息子が餓死した状態で発見されたという事件も報じられたばかりだ。

それらに共通するのは「男親の不在」・・・いったい日本の家族はどうなってしまったのだろうか?
兵庫県・加古川では、47歳になるまで母親に庇護され続けられた息子の凶行も起きた。その父親も、息子の暴力に「危険を感じて家から逃げ出していた」という。

少子化が問題視されているが、いくら女性が強くたくましくなったとはいえ、子育て期には「男親の保護」がなければ、精神的な安定は得難く、そのストレスのとぱっちりが、さまざまな形をとって子どもへ向かう・・・という説は、的外れではないだろう。
特に、母親と男の子の関係は、子どもが思春期を迎えると捻じれてしまいやすいようだ。もっとも、母親への何らかの“悪感情”をため込んで、思春期に非行に走ったりして、同性の母親に「復
讐」する娘も増えているようではあるが・・・やりきれない。

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◆中2長男に熱湯などで虐待死、母親ら3人逮捕
 〔毎日新聞 2004年8月11日 23時36分〕

 中学2年の長男(14)を虐待して死亡させたとして、千葉県警松戸署は11日、同県松戸市の母親(47)と姉(18)、姉の友人の少女(18)の計3人=いずれも無職=を傷害致死容疑で逮捕
した。3人は「(少年の)万引きをしかっていて、やってしまった」などと容疑を認めているという。
 (以下略)
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by rabbitfootmh | 2004-08-12 00:40 | 子育て/教育

「義務教育6・3制を弾力化」


男が「少年ジャンプ」を読んでるスキに…
a0037706_23342432.gif ニュースでの評論家諸氏の意見を聞いていると、どうも「小六の凶悪犯罪」の増加を受けての動きらしい・・・。思春期に入る時期が早まっているからって、中学校が“思春期用”の教育の場だというのは、誰が決めたのだろう? 中学生になると、不登校やいじめなどの“問題行動”が増えると言うが、子どもの心身の発達過程と「6・3制」になんの関係があるんだろう? 「6・3制」施行以前にも、今の子どもたちと同じような問題は起きていただろうに。

 子どもたちの問題行動の原因はもっとほかにもあるだろうと思う。
「現場を知らない人たち」が、密室でわけのわからん議論をやってるヒマがあるんだったら、最近の「子ども向けコミック」を回し読みした方が、よほど切迫感のある教育改革案が飛び出すだろう。 女の子たちは特に、雑誌や友人同士の口コミ情報に敏感に反応して行動しているようだ。

 また、「十五の春を泣かすな」ということで、“詰め込み型”の受験勉強を批判する声はいまだに小さくならないが、心身共に悶々とする思春期を、勉強(スポーツでも良いが)に打ち込むことで、「バカなことをせずに済んだ」という経験をお持ちの方も多いのではないかと思う。
 「6・3」を「5・4」「4・5」「4・3・2」に変更したら、いったい何がどう良くなるというのか? あと数年で「大学全入」時代が実現するという話も出てきている。変化の激しい高度情報化社会においては、“まともな仕事”をしてゆくためには、「死ぬまで勉強が必要」というのが現実。義務教育期間と限定せず、いっそのこと、「まともな社会人に必要な教育」として、20年分くらいのカリキュラムを考えてみたらどうなんだろう?

 「教員免許」の有効年限を定めて、更新制にすることには賛成だ。

つづきを読む....
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by rabbitfootmh | 2004-08-10 23:33 | 子育て/教育

「中教審が答申、大検見直し“高卒程度認定試験”に」


a0037706_22143216.gif 「共通一次試験(現・大学入試センター試験)」第二期生の筆者としては、大学入試に関する制度の度重なる変更には否定的な立場である。子どもたちを振り回し、無駄なエネルギーを浪費させるような改革は、できるだけ少ない方が良いと思うからだ。

今回、「大検」が見直されるに至った要因には、義務教育ではない高校が、少子化の影響などもあって、ほぼ「全入」状態となりながらも、中退者が増えていることと、いわゆる「不登校児童・生徒」の急増がある。それら、これまで日本では常識であった「用意されたレールに乗ってさえいればゴールまで一直線」だった社会制度から、“途中下車”する人たちに対する救済措置的な「大検改正」である。

つづきを読む....
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by rabbitfootmh | 2004-08-06 22:20 | 子育て/教育

「文部科学省の漢字の扱いと、日本語の文字文化」


a0037706_20255336.gif中世キリスト教の普及による「文字の文化」の発展は、テレビや電話などが発明され、庶民の生活に浸透してきた頃から徐々に衰退を始め、今やそれにPCやケータイなどが加わって、中世以前の「声の文化」になりつつあるのだという。
つまり、「(文字の)読む・書く」の能力にそれほど熟達しなくとも、「(音声言語を)聞く・話す」能力があれば、お互いの意思を通じ合わせたり、情報を得ることができる社会になっているということらしい。
 
*参照 『世間の目』


情報が「声」によって伝達されるようになると、子どもは「聞き・話す」能力がだいたい備わる7~8歳で、「小さな大人」になれる。また、テレビは子どもも大人も同時に視聴対象としているので、そ
の内容が幼稚化するという。
〔『世間の目』で著者・佐藤直樹が紹介している、N.ポストマン とW.J.オングの説。佐藤によれば、日本のケータイ・メールも、文字ではなく“音声”伝達に分類されるという〕

小学校の国語の教科書が「絵本化」しようとも、子どもたちの生活空間には漢字があふれている。テレビなどの映像メディアから流れ出す「声」情報もあふれている。子どもの知識獲得力は、侮れないものだ。たとえ自分では書けなくても、「聞く・話す・読む」能力はみるみる上がってゆく。

文科省の仕事に、意味があると言える人は居るだろうか・・・?

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◆漢字どこまで使える? 教科書会社が小学校国語で模索
 〔アサヒコム 2004年7月26日〕

 小学生の国語教科書でシェア6割を超える光村図書(東京都品川
区)は、来春から使われる小学5年生用の国語教科書の119カ所
に、学年で習わない漢字をルビ付きで使った。
(中略)
 昨年9月。文化審議会が、「心配」を「心ぱい」と漢字かな交じ
りで記す「交ぜ書き」をやめるよう答申する方向だと聞き(実際の
答申は今年2月)、「追い風」と感じていた。

 しかし、文部科学省は「習っていない漢字を使いすぎ。減らして
ほしい」と検定意見をつけた。「どれぐらい減らせばいいのか」と
聞くと、文科省の担当者は「未習漢字の数は5年生で習う漢字数の
3割ぐらいまでに抑えてほしい」と答えた。
 (以下略)
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◆難しい漢字への抵抗感薄れる、PCなどの情報機器普及で
 〔アサヒコム 2004年7月29日 20時24分〕

 「愕然(がくぜん)」や「刺繍(ししゅう)」など難しい漢字を
使うことに抵抗感が少なくなっていることが、文化庁が29日発表
した「国語に関する世論調査」から明らかになった。パソコンや電
子メールなど、かなを簡単に漢字変換できる情報機器の普及がもた
らした傾向と同庁国語課は見ている。その一方、「檄(げき)を飛
ばす」といった語句を本来の意味で理解している人は2割以下で、
慣用句の中には誤用の方が普及しているものがあることも分かった。
 (以下略)
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by rabbitfootmh | 2004-07-31 20:38 | 子育て/教育

「大学全入時代 2年前倒しで07年実現か」


a0037706_2213014.gif「大学全入」に、いったいどんな意味があるというのだろうか?

「高校全入」が実現したところで、学生たちの学力がレベルアップしたという話は聞かないし、文科省が意固地になって小・中学校に「ゆとり教育」を普及させた影響で、大学生の学力までガタ落ちとなった・・・というのが、見たくもない現実である。
世論の反発が強くなったために、文科省は「ゆとり路線」から基礎学力重視路線へと方向転換するとの見解を出したが、現場(小学校や中学校)ではあいかわらず、方向転換どころか、さらに「ゆとり」体制を完成させようと“努力”し続けている。

国公立大学も、少子化の加速によって、「統廃合」の波に洗われるという危機から逃れることはできなくなりそうである。「経営」とか「数合わせ」など、小手先のテクニックで細々と生き長らえることを考えるより、「大学の存在意義」を問い直す時期に来ているのではないだろうか。

~~~~~~~ ~~~~~~

◆大学全入時代:2年前倒しで07年実現か

 文科省見通し

 〔毎日新聞 2004年7月23日 21時56分〕

 少子化で大学・短大の入学志願者数が減り続けて入学者数と同じ
になる「大学全入時代」の到来時期について、文部科学省は23日、
従来の試算を2年前倒しし、07年度になるとの見通しを中央教育
審議会大学分科会に提出した。現役受験生の志願率の伸びが当初
予想よりも鈍くなったことなどから修正した。

 「全入」といっても理論上のことで、現実には志願者が人気校に
集中するため、全員が大学に入学することにはならない。その結果、
定員を集められず経営難に陥る大学が増えると予想される。

(後略)

==関連ニュース==
◆大阪大:大阪外大と07年4月に統合

*毎日新聞 2004年7月25日 20時44分

*共同通信 2004年7月25日


 大阪大(大阪府吹田市)と大阪外国語大(同府箕面市)が統合に
向けて連絡協議会を設置し、協議を進めていることが25日、分か
った。大阪大は10学部で大学院も含めた学生数は約2万人、大阪
外大は外国語学部だけで約3500人。統合が実現すれば、これま
で統合した12組24大学と比べ最大規模となる。〔共同通信〕
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by rabbitfootmh | 2004-07-25 22:03 | 子育て/教育

「TV視聴と言葉の遅れ、因果関係“不明”」(小児神経学会)


a0037706_2391333.gif◆TV視聴と言葉の遅れ、因果関係「不明」
(小児神経学会)

 〔アサヒコム 2004年7月19日 13時58分〕

 言葉の遅れや自閉症が、テレビやビデオ視聴のせいだとする十分な科学的根拠はない―。日本小児神経学会(青木継稔会長)は17日、そんな提言を発表した。小児科医らの団体から、長時間視聴の影響を懸念する提言が相次いでいるが、「育児不安をあおりかねない」と冷静な対応を求め、今後、望ましい視聴時間、方法、番組内容について科学的検討が必要だとした。

 提言をまとめた小西行郎・東京女子医大教授は「因果関係は不明なのに『テレビを見せたせいで自閉症になったのでは』と悩む親が多い。脳神経の専門家集団として、あえて発言した」という。同学会は、発達障害など神経の病気が専門の小児科医の団体で、会員は約3300人。

 今年2月に小児科の開業医・勤務医でつくる日本小児科医会が、3月には日本小児科学会が、2歳までの長時間視聴を控える、授乳中や食事中にテレビをつけない、などの提言を出している。

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今、育児をしている母親は、外部との接触が減って孤立していると言われている一方で、雑誌やテレビなどのメディアやインターネットから得られる過剰な「育児に関する情報」に振り回されている。

「みんなと同じ」なら安心、「みんなと違う」と不安・・・そんな日本人に多い気質も影響しているのだろうが、母乳か人工乳か、その飲む量はどれくらいがいいか、離乳食を始める時期や断乳(卒乳)の時期、トイレトレーニングや早期教育の必要性、保育園派か幼稚園派か、小学校は私立のお受験に挑戦すべきかどうか、お稽古事はどうするのか・・・洪水とも表現できそうな育児情報の中で、母親たちは頭を悩ませている。

乳幼児期の育児は、肉体的な疲労も大きいが、日々、究極の選択を迫られるような「情報処理」や「判断」を下さなければならないこと精神的なストレスがかなり蓄積されている。

身近な家族は、育児に携わる人がそのようなストレスを抱えていることに、もっと理解と精神的な支援をしてゆくべきだと思う。
 (み)

      
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by rabbitfootmh | 2004-07-22 22:59 | 子育て/教育
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