二条河原落書

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「日米同盟に亀裂?」


少し前のことになるが、TVで放映されていた『ジュラシックパーク3』を観た時、それまで2~3度観た時には気づかなかった事に、初めて気づいて「へぇー」と思ったことがあった。

最後、命からがら恐竜たちの追撃から逃れて、島の海岸へとたどりついた人たちが、沖合から近づいてくる船影と空のヘリコプターをを見て、「助かった!」と小躍りするようなシーンがある。
確か、その船の横っ腹に書かれた文字が、一瞬画面に大きく映るのだが、それが「MARINES」(うろ覚えです)だったもので、「さすが、アメリカ人!」と、妙に感動したのだった。

たとえ恐竜相手でも、海兵隊なら、簡単にやっつけてくれるという信頼感があるわけだから。
日本人だったら、命の危険にさらされた時に、自衛隊が来てくれることを期待するだろうか?

先月放映された、TV東京の「日高義樹のワシントンリポート」で、沖縄の基地問題についての質問に答えた2人のアメリカ人の意見を聞いて、「やはり、日本の常識は世界の非常識」なのか、と思ってしまう。

同時に、日本人(ある特定の層だけかもしれないが)が抱く、軍隊に対する嫌悪感は、アメリカ人には理解できないようだ。自分たちは、軍隊の存在を肯定しているため、「社会問題の一つ」として、民主主義社会でなら、話し合いで解決できる種類のものと考えているので、日本とアメリカ(の政府)の思惑が、ズレたまま隔たってゆくのでは、という心配もある。

下記に引用した、『日高義樹のワシントンレポート』に登場した、アメリカ人の女性ジャーナリストのように、「アメリカ人は、海兵隊が好きよ」と、サラっと言えるのが普通……なのかもしれない。

軍隊というのは「必要悪」なのだろうけれど、経済力があり、見識の高い人材が豊富な国家が、他の国々を正しくリードしてゆくために、まだまだ「力」に訴えなければならない場面に、今後も少なからず遭遇せざるを得ないとするならば、日本が世界の中でそれ相応の役割を果たすのを妨げるものを抑止する「軍事力」を、自前であれ借り物であれ、保持しておく必要はあると思う。

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<日高義樹のワシントンリポート> TV東京
2009年12月14日放映
第171回「日米関係は基地問題では揺るがない」より


同じ問題はアメリカにもある。「近所に来るのは迷惑だ」という。
誰もが地域を守ってほしいと思っているが、自分の住んでいる場所には来てほしくない。日本で起きていることは、政治的、社会的な問題で明白だ。解決の道はある。

We have those problems in the United States. We always, says, "not on my block". Everybody wants to have, you know, the appropriate supports for society, in the region, but they don't want on their block.
And what's going on in Japan is...it's political, it's societal, it's very visible.
We'll find the way around this.

トム・ドナヒュー(Thomas J. Donahue・全米商工会議所会長)

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アメリカ人が理解できないのは、友人である日本が、海兵隊をいらないと言っている事です。私達は海兵隊を愛している。
長い間の関係があるのに、なぜ日本の友人達が海兵隊を嫌ったり、駐留させたくないと考えたりしているのか、分からない。アメリカ人には理解できません。

Something American public dosen't understand, it seems to me, we have hard time understanding, and I undrstand how cotroversial it is, IS our friends in Japan not wanting our Marines. We LOVE our Marines.
So it help enormously I think of the American public had better understanding of what is it about our friends in Japan, you know, what is about our Marines, our friends in Japan are no longer or unfriendly to hosting, you know, given our long standing relationship in this regard. That's something Americanpublic dosen't understand.

ケイト・オバーン(Kate O'Beirne・「ナショナル・レビュー」ワシントン編集長)

 ※英語の聞き取りには、あまり自信がありませんので、「参考」程度にしてくださいね(^^;
  特に、オバーンさんはものすごい早口で、よく分からない(苦笑)

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いったい誰が、政策の方向の決定権を握っているのか、日に日に分からなくしているような、民主党・幹部の人たちのドタバタ発言には、呆れてしまう。

その結果が、政府・民主党の政策決定にも影響を及ぼしそうだという沖縄・名護市長選挙は、今月24日に迫っているが、日本(日本人)全体の利益にかかわる政策決定に、「地方の事情」が影響するというのは、ちょっとコワイ気もする。
「地方分権」も、善し悪しということか?

名護市長選告示まで1週間 移設の是非最大争点
〔琉球新報 2010年1月10日〕
 【名護】1月24日投開票の名護市長選挙は17日の告示まで1週間に迫った。米軍普天間飛行場の辺野古移設の是非が最大の争点で、受け入れ容認の立場を取る現職の島袋吉和氏(63)と、移設反対を訴える新人で元市教育長の稲嶺進氏(64)の一騎打ちとなる公算が大きい。選挙結果次第では政府の移設先決定方針に大きな影響を及ぼしそうだ。

普天間打開に手詰まり感=平野官房長官、沖縄視察も展望開けず
〔時事ドットコム 2010/01/10〕
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の解決に向けた平野博文官房長官の就任後初の沖縄訪問が10日、終わった。米軍基地視察など一連の日程をこなし、平野長官は記者会見で「(沖縄の)実情を見た上での発言、意見集約ができる」と訪問の成果を強調した。一方、仲井真弘多知事はきっぱりと県外移設を求め、米側は同県名護市辺野古に移設す る現行計画の履行を要求。期限とした5月までに事態をどう打開するか、平野長官には手詰まり感も漂っている。

肝心な問題は「結論先送り」で、のらりくらりと優柔不断なまま日にちを稼ぐばかりだし、慎重な検討が必要な問題は、小沢幹事長の独断で決まってゆくような感じだし――。

民主党が政権握っている限り、日本が力強く復活できる見込みは小さいのではないかと、とても心配です。


※参照ブログ
パワー・バランスの空白地帯を作るな
 〔黒川白雲・幸福実現党政調会長 2009年12月23日〕
 地元の元県議からもお話を伺いましたが、「沖縄の人達が最 も恐れていることは、(鳩山政権によって)移転合意が白紙
に戻 され、普天間基地がこのまま固定化されることだ」という沖縄 県民の本音を教えて頂きました。

 鳩山政権は、普天間基地移転問題の結論の先延ばしを行っていますが、それは事態の打開をより複雑かつ困難にするだけであり、日米関係は更に悪化するだけでなく、地元沖縄県民も早く結論が出ないことに不安と不満が高まっています。


  
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by rabbitfootmh | 2010-01-11 14:36 | 日本の社会問題
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