二条河原落書

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「オバマが社会主義者なら日本のサヨクは超極左?」

アメリカの民主党というのは、「左寄りの右翼」ぐらいのポジションらしいので、社民党などの「ホンモノの社会主義」政党と仲良くできる日本の民主党とは、名前は同じでも、中身は全然違う。

ところが、そのアメリカ民主党の中でも、「極左」に位置するオバマ大統領の演説が、物議をかもしたらしい。

他のメディアの記事では、問題の本質が、もう一つ分からないのだが、下記に引用した記事が、一番「事情」がよく分かった。

つまりは、「社会主義的思想」のオバマ大統領を助けるために、何ができるか考えよう(要するに、大統領の政策に賛成する意見を述べさせる)、という学習活動が、子供たちに「一定の偏向した思想を押しつける政治活動である」と解釈された――ということらしい。

アメリカの思想・信条の自由を守る気概は「ここまでやるのか?」と驚くと同時に、日本の「二大政党制」が、いかに中途半端なものであるかを思い知らされる。

また、教育現場への「政府の介入」ではないが、保護者の思想・信条を問わず、日教組の「自虐史観」教育が幅をきかせている日本の公立学校での偏向教育が、おかしなものであることも、よく分かるのではないだろうか。〔この辺は、韓国も同じような事情を抱えているようです〕

オバマ米大統領、高校の始業式で演説-保守派は「社会主義の押し付け」と反発
〔IBTimes 2009年09月09日〕
 オバマ米大統領は8日、バージニア州アーリントンにある高校の始業式で演説し、生徒たちに勉学に励むように呼び掛けた。

 CNNやインターネットで米全域に放送された同演説で、オバマ大統領は「学校を辞めることは、自身だけでなく国まで諦めること」と強調した。また、経済的な理由で一時的に学校に通えなかった大統領自身の経験を交え、「どんな逆境にいても、学業を辞めてはいけない」と述べた。

 一方、米教育省が演説の発表と同時に米国内の全校に送った「学級活動のメニュー」に「どうすれば大統領を助けることができるかという題で作文を書く」という課題が含まれたことを受け、共和党や保守派は「医療保険改革の正当性を強調するなど、社会主義的な政策を押し付けようとしている」と強く反発していた。
(続く…)



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(上記 記事続き…)
 ホワイトハウスは演説前日の7日、保守派の理解を得るため、演説全文をウェブサイトに公開したが、全米の学校では、演説の視聴を中止したり、学生の退席を認めるケースが続出した。また、米メディアによると、オバマ大統領が講演した高校の周辺では抗議デモも行われたという。

「教育の国家統制」? 米大統領、学校向け演説に批判高まる
 〔産経ニュース 2009.9.5〕
 【ワシントン=山本秀也】オバマ米大統領が全米の児童・生徒に向けて行う演説が、波紋を広げている。

 オバマ大統領は新学年が本格的に始まる8日、ワシントン近郊の高校で演説する。ホワイトハウスによれば、「まじめに勉強を」といった穏当な内容だが、全米の小学生から高校生までが演説を聴くよう求められている。

 さらに、教育省の通達は、「大統領演説のキーワードは」「大統領は何を君に求めたのか」など具体的な設問を挙げて、演説内容を話し合わせる指導を各学校長に要求した。

 米国では教育に関する裁量が、地方自治体や学校、家庭に大きく委ねられており、連邦政府がここまで教育に介入するのは異例。「納税者の金を使って大統領の社会主義的な理念を広げる試みだ」(グリア共和党フロリダ州支部長)といった批判が噴出した。

 ギブズ大統領報道官は、「退学率の高さが米国経済を長期的に脅かすという認識は、超党派の合意のはずだ」として、理解を求めている。米メディアによると、全校一斉に演説を聴かせることを拒んだり、子供の連れ出しを保護者に認める学校が急増している。

[オピニオン]オバマの学校での演説
 〔東亜日報 SEPTEMBER 05, 2009〕
米大統領の学校への訪問はよくあることだ。現職の大統領が児童らに向けて本を読み上げたり、話し合いながら一日教師の役割を務めたりする。バラク・オバマ大統領も就任直後の2月、ある小学校を訪問し、児童らに対して宇宙飛行士に関する本を読み上げ、一緒に記念写真を撮った。子供らは「大統領おじさん、好きなスーパーヒーローがありますか」のような質問を投げかけ、教室まで足を運んだ大統領と楽しい一時を過ごした。

◆若い大統領のオバマは、本を読み上げる役割だけでは満足できなかったようだ。今回は子供らを相手に演説を行うプログラムを用意した。オバマは8日、ワシントン周辺のウェークフィールド高校を訪問し、自分が得意とする演説のお手並みを発揮する予定だ。演説はインターネットやC-Spanテレビによって全国に向けて中継される。ホワイトハウスはオバマが生徒らに対して、勉強への責任を取り、目標達成のため挑戦し、成功のためにベストを尽くすことがどれだけ重要かを強調するつもりだと予告した。4日、ワシントンポスト紙の記事のタイトル通り、生徒らのために、「励ましの演説(pep talk)」を行う計画だ。

◆米大統領の学校での訪問演説には議論が伴う。ブッシュ前大統領は1991年、ある高校を訪問し、「一所懸命に勉強し、麻薬を敬遠せよ」と忠告する内容の演説を行った。その時も、テレビによって演説は全国に向けて中継された。異なることは、当時は民主党が共和党大統領の学校演説に反発したのに、今回は保守層が民主党大統領に向けて批判に乗り出したことだ。米マスコミには、「大統領が生徒らへの洗脳を企んでいる」、「国民の税金を社会主義のイデオロギーの伝播のために使おうとする」、「アフガン事態と健康保険を巡る改革混乱によって支持率が46%にまで下がったオバマによる挽回戦術だ」などのあからさまな批判が殺到している。

◆保守派らはオバマの学校での演説を政治介入と騒ぎ立てている。批判が激しくなると、ホワイトハウスは、演説文を前日に公開し、学校や保護者らに検討できるチャンスを与えることにした。それから、生徒らは演説を視聴するかどうかを決めてほしいという。オバマの演説内容は、イデオロギーや現実政治とはかけ離れている。全国教職員労働組合の教師らが学校をイデオロギーPRや政治闘争の場と利用する我々の現実と比べれば、非常にささやかな対立のように見受けられる。

方炯南(パン・ヒョンナム)論説委員 hnbhang@donga.com

オバマ大統領の教育演説、保守的な保護者らが猛反発
 〔AFPBBNews 2009年09月07日〕
【9月7日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が8日に全米の児童・生徒向けに行う演説をめぐり、保守的な保護者を中心に反発が起きている。

 ホワイトハウスは前月、多くの学校で新学期が始まる9月8日にオバマ大統領がバージニア(Virginia)州の学校で学校に行くことの大切さを訴える演説を行い、その模様をテレビで放送すると発表した。しかし、保守的な親たちは、演説には米国の子どもたちにリベラルな思想を吹き込み、社会主義に洗脳する意図があるとして反発している。各州の教育委員会にも同様の批判をする抗議の電話が殺到しているという。

 騒ぎが大きくなった原因は演説の発表と同時に教育省が各学校に送った「学級活動のメニュー」にもある。この中に「どうすれば大統領を助けることができるかという題で作文を書く」という課題が含まれていたからだ。
 
 全米の保守派市民による反オバマ運動団体「全米茶会同盟(Nationwide Tea Party Coalition)」広報のマイケル・リーヒー(Michael Leahy)氏は、「作文の主眼は教育ではなくオバマ氏崇拝にある」と憤る。

 こうした批判に対し、アーン・ダンカン(Arne Duncan)教育長官は「大統領のメッセージは、全体として生徒らに個人の責任への自覚やチャレンジの重要性、学校の勉強に真剣に向き合うことを促すものだ」と、米CBSテレビの番組で説明。「オバマ大統領は、米国の若い世代にベストを尽くすよう励ましたいだけだ」と釈明した。

 しかし、オバマ大統領演説の視聴を取りやめたり、視聴の判断を各校の校長・教師や、生徒らの親に委ねたりした学区が現れつつある。

 こうした混乱への対応として、ホワイトハウスは、大統領が演説を行う前日の7日に演説原稿を公開すると発表した。親たちの不安を取り除き、全米の生徒が学校で演説を聴ける態勢を整えたい考えだ。教育省も、反感を買った作文の課題を「短期・長期的な教育の目標をどうしたら達成できるか、自分に手紙を書く」に変更した。(c)AFP/Karin Zeitvogel

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by rabbitfootmh | 2009-09-23 21:10 | 外交・国際問題
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