二条河原落書

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「義務教育6・3制を弾力化」


男が「少年ジャンプ」を読んでるスキに…
a0037706_23342432.gif ニュースでの評論家諸氏の意見を聞いていると、どうも「小六の凶悪犯罪」の増加を受けての動きらしい・・・。思春期に入る時期が早まっているからって、中学校が“思春期用”の教育の場だというのは、誰が決めたのだろう? 中学生になると、不登校やいじめなどの“問題行動”が増えると言うが、子どもの心身の発達過程と「6・3制」になんの関係があるんだろう? 「6・3制」施行以前にも、今の子どもたちと同じような問題は起きていただろうに。

 子どもたちの問題行動の原因はもっとほかにもあるだろうと思う。
「現場を知らない人たち」が、密室でわけのわからん議論をやってるヒマがあるんだったら、最近の「子ども向けコミック」を回し読みした方が、よほど切迫感のある教育改革案が飛び出すだろう。 女の子たちは特に、雑誌や友人同士の口コミ情報に敏感に反応して行動しているようだ。

 また、「十五の春を泣かすな」ということで、“詰め込み型”の受験勉強を批判する声はいまだに小さくならないが、心身共に悶々とする思春期を、勉強(スポーツでも良いが)に打ち込むことで、「バカなことをせずに済んだ」という経験をお持ちの方も多いのではないかと思う。
 「6・3」を「5・4」「4・5」「4・3・2」に変更したら、いったい何がどう良くなるというのか? あと数年で「大学全入」時代が実現するという話も出てきている。変化の激しい高度情報化社会においては、“まともな仕事”をしてゆくためには、「死ぬまで勉強が必要」というのが現実。義務教育期間と限定せず、いっそのこと、「まともな社会人に必要な教育」として、20年分くらいのカリキュラムを考えてみたらどうなんだろう?

 「教員免許」の有効年限を定めて、更新制にすることには賛成だ。




公立学校の教員も、まじめに努力を続けている人と、「でもしか」でノンベンダラリと、なんとなくセンセイを続けている人とが、何の区別もなく(差別ではない)同じ給与をもらえるというのは、どう考えてもおかしい。それは、教員に限ったことではないが・・・。
 更新試験によって、子どもの教育の場に相応しくない「問題教員(M教師)」を、客観的に公平なモノサシで計って“教壇からお引き取りいただく”大義名分もできる。

 政府の進める地方分権の一環として、義務教育の教員給与を国が半分負担する補助金制度の廃止・縮減が打ち出されていることに、文科省は反対の立場だそうだ。文科相側には、文科省主導で地方の自由な取り組みを保証することで、国による補助金制度を守ろうという思惑があるらしいが、義務教育を受けている真っ最中の子どもを持つ親の一人としては、「いい加減、手出し・口出しは やめてもらいたいよ、文科省」という気分である。

 ちなみに、文科省は、今回の改革案に対する意見を、広く国民から募集している。
 ■「義務教育の改革案」に関するご意見募集窓口について

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◆義務教育6・3制を弾力化、地域の裁量認める 文科相案
 〔アサヒコム 2004年8月8日〕

 河村文部科学相は、50年以上続いてきた義務教育9年間の分割
方法「6・3制」を市町村が独自に変更できるようにすることなど
を盛り込んだ義務教育制度改革案をまとめた。国が制度を支える原
則を変えないまま、地方ができるだけ自由に学校教育に取り組める
ようにするのが目的。近く公表し、具体化を事務方に指示する。教
員免許の「更新制」導入など、学校への信頼回復に向けた施策も盛
り込んだ。
 (以下略)
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by rabbitfootmh | 2004-08-10 23:33 | 子育て/教育
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