二条河原落書

rakusho.exblog.jp ブログトップ

「温泉・・・実は水道水や井戸水だった?」


a0037706_22352422.gif「プラシーボ(偽薬)効果」というのがある。
「これは○○病にたいへん効く薬です」と医者が効能にお墨付きを与えた上で、なんの薬効もない“偽薬”を与えた時に、その病がほんとうに治癒する効果のことだ。

テレビで、伊香保温泉に来ていた宿泊客にインタビューしていたが、ある女性は、「ニュースを聞く前には、なんだか肌がスペスペして温泉が効いてるような気がしてたのに」と、残念そうだった。

確かに、「ウソをつく」のはいけないことだろう。先の白骨温泉の一件がもとの、全国一斉の泉質調査が入らなければ、もしかしたら、このまま「バレずに」やり過ごせたかもしれない。それがどれくらいの程度の“罪”であるのかは、関係者があの世で閻魔様に聞いてもらうしかないだろう。

しかし、「なぜこの時期に?」という疑問が湧いてくる。白骨温泉も、夏休み直前に発覚したために、キャンセルが相次いだという。
今回も、「お盆休み」という、絶好の稼ぎ時を目前にしての発覚であったから、その影響は小さくないはずである。今現在も、やり場のない憤りを感じている人もいるだろう。気まずい雰囲気が漂っている家庭もあるかもしれない。

情報操作・・・言葉そのものにはあまり良い響きは無いが、もし、真実を知らずに伊香保温泉での休暇を十分に楽しんでくることができた後なら、「なあんだ。ヤラレたのか」と、笑い話で済んだのではないか・・・そう思わずにはいられない。

~~~~~~~ ~~~~~~
◆水道水沸かした湯を「温泉」表示 群馬・伊香保温泉
 〔アサヒコム 2004年8月9日 20時53分〕

 群馬県の伊香保温泉(同県伊香保町)で、少なくとも二つの宿泊施設が水道水などを沸かした湯を「温泉」と表示していたことがわかった。同町の関口俊二町長らが9日、記者会見で明らかにして謝罪した。同県は不当景品類及び不当表示防止法違反(不当表示)の疑いもあるとみて、調査を始める。
(以下略)
--- --- --- --- ---
◆井戸水加熱で「温泉」…福岡県「天然の温泉村」に警告
 〔読売新聞 2004年8月9日 21時28分〕

 公正取引委員会は9日、ボイラーで沸かした井戸水を温泉と偽っていたとして、福岡県二丈町の公衆浴場経営会社「天然の温泉村」(鹿田修史社長)に対し、景品表示法(優良誤認)に基づく警告を出した。
 公取委が公衆浴場に警告するのは全国初。
 (以下略)
[PR]
by rabbitfootmh | 2004-08-10 22:23 | 日本の社会問題
line

日々のニュースに辛口コメントを


by rabbitfootmh
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite