二条河原落書

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「中教審が答申、大検見直し“高卒程度認定試験”に」


a0037706_22143216.gif 「共通一次試験(現・大学入試センター試験)」第二期生の筆者としては、大学入試に関する制度の度重なる変更には否定的な立場である。子どもたちを振り回し、無駄なエネルギーを浪費させるような改革は、できるだけ少ない方が良いと思うからだ。

今回、「大検」が見直されるに至った要因には、義務教育ではない高校が、少子化の影響などもあって、ほぼ「全入」状態となりながらも、中退者が増えていることと、いわゆる「不登校児童・生徒」の急増がある。それら、これまで日本では常識であった「用意されたレールに乗ってさえいればゴールまで一直線」だった社会制度から、“途中下車”する人たちに対する救済措置的な「大検改正」である。




それにしても、16歳で受験・合格しても、18歳にならなければ大学受験ができないというのは、いったいどのような理由からであろうか? 多感でエネルギーの有り余った10代に2年間も人生の途上で“足踏み”させるのは、あまりにももったいない話ではないか。それについて、中教審の考えを聞いてみたいものだ。

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◆中教審が答申、大検見直し「高卒程度認定試験」に
 〔読売新聞 2004年8月6日 13時22分〕
◆大検、来年度から「高卒認定試験」に 中教審答申
 〔アサヒコム 2004年8月6日 13時17分〕
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 大学入学資格検定(大検)の今後のあり方を諮問されていた中央
教育審議会の鳥居泰彦会長は6日、「高等学校卒業程度認定試験」
に改める案をまとめ、河村文部科学相に答申した。これを受け、文
科省は関係省令などを整備して来年度から実施する。

 大検は戦後、経済的な理由などで高校の教育を受けられない勤労
青年を主な対象として51年から始まった。今年11月の今年度2
回目の検定を最後に衣替えされる。

○現在の大検は、中卒者や高校中退者、通信制や定時制の在学生ら
 に受検資格が限られているが、受験者の6割程度を高校中退者が
 占め、目的が開始当初とは大きく変化している。
○中退者が試験に合格すれば、就職や資格試験で高校卒業と同等に
 扱われるような性格づけの試験に改めることが必要。
 全日制の在学生も対象に加え、校長判断で合格科目を卒業単位と
 認定する道を開くべきだとの考えから、休学中の学生が受検した
 り、出席日数が足りなかった科目の単位取得に活用することなど
 が想定されている。
○現行の大検では、9―10科目の合格が必要だが、新試験は国語、
 地理歴史、公民、数学、理科、英語の6教科とし、現行大検では
 必修の家庭を削減する。
○出題の難易度や合格水準、実施方法などは現行のままで、平均的
 な高校生が6割正答できることを想定した難易度で、年2回、全
 国47会場で実施する。
○新試験は16歳になる年度から受検できるが、合格しても、18
 歳になるまで効力は生じないため、大学の早期受験はできない。
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by rabbitfootmh | 2004-08-06 22:20 | 子育て/教育
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