二条河原落書

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「さい帯血ビジネス急増3~子どもの将来に備え保管」


a0037706_2235484.gif非血縁者間の臍(さい)帯血移植は、昨年、骨髄移植とほぼ同じ数になったそうである。
〔血液難病で移植が必要な人は年間約2千人。非血縁者間の臍帯血移植は03年度に695件〕

この記事を読む限りでは、公的バンクは「そもそも移植が必要になる確率は10万人に1人と低い」と、臍帯血の公的保存の緊急性を自ら否定しつつ、「民間企業が少ない“パイ”を奪うのはけしからん」と難クセをつけているような印象を受ける。

ビジネスとは、何らかのニーズがあり、そのニーズに応える能力のある製品やサービスに価値を認めた人たちが金銭対価を支払うことで成り立つシステムのことである。
だから「お金持ちの生命が優先的に救済され、貧乏人が救済の網から漏れるのは不公平である」という共産主義的発想とは相容れない。ビジネス活動そのものは、消費者の経済力とは無関係に成立するものだし、そこに公的な権力(組織)が規制をかけるのはおかしい。

厚労省は「臍帯血ビジネスは、薬事法などの対象外なので、規制はできない」というが、科学や医学の技術革新が日進月歩で進んでいる現在、古い法律の見直しや改正を先延ばしにしていて良いのかという疑問も感じる。指を加えて見ている間に、「医療」の世界に、さまざまな「ビジネス」が入り込んでくることであろう。

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◆さい帯血ビジネス急増 子どもの将来に備え保管
 〔アサヒコム 2004年8月4日 12時19分〕

 赤ちゃんのへその緒から採れるさい帯血を冷凍保存し、将来子ど
もが白血病になった場合に治療に使えるよう保管しておくビジネス
が急成長している。さい帯血移植には出産時に多くの人から集め、
発病して治療が必要な人に提供できるよう一時保存する公的バンク
がある。バンク側は「善意で提供され、必要な人に無料で配分する
社会全体での支え合いが崩れかねない」と懸念する。
 (以下略)
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by rabbitfootmh | 2004-08-05 22:47 | 医療/生命倫理
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