二条河原落書

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「脚本・監督・演出=温家宝…の国策映画?」

日本のテレビで流されてる「平穏な日常を取り戻したラサ市民」の映像なんてのも、なんか、全部サクラというかエキストラというか、北京政府が演出してやらせてるんじゃないかと、思ってしまうんですけどねぇ(^^;

死者・負傷者の数にしても、あれは「漢人」の被害だけで、虐殺されている(かもしれない)チベット族の人たちは、入ってないんじゃないかと思うし。
チベット亡命政府「死者は約140人」 ウェブで発表
 〔アサヒコム 2008年03月25日〕
「兵士が僧侶変装」ダライ・ラマ、中国関与の可能性示唆
 〔アサヒコム 2008年03月29日〕
チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は29日、ニューデリーで記者会見し、チベット騒乱について「数百人の中国人兵士が僧侶の格好をしていたと聞いた」と発言。「僧侶が暴動を始めた」とする中国側の主張を念頭に、騒乱のきっかけを中国側が仕掛けた可能性を示唆した。PTI通信が伝えた。

 ダライ・ラマは「兵士らは僧侶の格好をしていたがチベットの刀でなく中国の刀を持っていた」と根拠を説明した。

監視付きじゃなくて、外国メディアに「自由に」取材をさせない状況が続くかぎり、中国への疑念と批判が止むことはないでしょう。

日本には、チベットの研究をしている学者さんは、あまりいないのでしょうか?
マスコミに知られていないだけ?
どうしてチベット仏教が、キリスト教に満足できない欧米人に人気があるのか、不思議です。
「神秘的(密教)」なところが、魅力的?

チベットをめぐる認識ギャップ
 (Gulf in perceptions over Tibet)
 〔フィナンシャル・タイムズ 2008年3月25日〕
中国の外から、特に欧米の視点からチベット暴動を見ると、それは長年の残酷な宗教的・文化的圧制に耐えかねた人々による、自発的な決起に思える。

しかし中国の中から見えるものは、全く違う。チベットの抗議行動は中国国内では、暴徒による騒乱として伝えられている。北京の政府が長年支援してきたというのに、感謝知らずの不逞の輩が亡命中のダライ・ラマにいいように操られて、国の分断を図っているのだと、そう伝えられているのだ。
 (中略)
チベットに詳しい米コロンビア大学のロバート・バーネット氏によると、ここ数年は中国で仏教をはじめ宗教全般への関心が高まっていたので、チベット人のものの見方と中国人のものの見方のギャップが埋まりつつあったという。

「しかし今回のこの事態で、ギャップは再び拡大してしまうだろう」とバーネット氏。さらにダライ・ラマ自身の戦略にとっても今回の暴動は大打撃だと指摘する。

「(ダライ・ラマは)これまで常に、何より重要なのは中国人から支援されることだといい続けてきた。しかし今や、全く逆方向にうねる政治の波に、必死に抗わざるを得ない羽目になっている」

「ギャップ」と訳されてる元の単語は「Gulf」で、これは「埋められないほど深い溝」のことです。

この、ロバート・バーネット氏の話は、ネット検索ではうまく引っかかってこなくて(私がヘタなだけかもしれませんが)、詳しいのはあと、泉幸男氏のブログ記事くらい。
                         ↓
漢人によるチベット支配の頭目、張慶黎とは
 〔国際派時事コラム「商社マンに技あり!」平成20年3月18日発行〕
 バーネット氏によれば、今回のチベットでの抗議行動も、
発端は極めて限定された具体的要求を掲げたものだった。

(1)昨年10月以来、当局によって逮捕されたままの僧たち
   を釈放してほしい。

(2)警察や軍は僧院からお引き取りねがいたい。

(3)「愛国教育」を拒否したために僧院から追われた僧た
   ちを復帰させてほしい。

 この「愛国教育」というのは、政府側の広報文句(プロパ
ガンダ)を僧たちに「学習」させて、ダライ・ラマを糾弾す
る文章を書かせるというもの。

 精神界に生きる人々がこれに反発せぬわけがなかろう。
※この記事中に登場する、チベット自治区副書記の張慶黎氏については、3/27号で訂正が入っています。

ニューヨーク・タイムズの記事はこちら↓
 ◇Monk Protests in Tibet Draw Chinese Security
 〔March 14, 2008〕

「愛国教育」は、あの「文化大革命」の植民地版てとこですかね。
つまりは、チベットの文化・伝統と宗教を捨てて、共産党独裁政権信仰へと転向せよ、と。


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by rabbitfootmh | 2008-03-30 13:17 | 外交・国際問題
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