二条河原落書

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「日本もちゃんとコミットしておかないと・・・」

今朝(18日)9時前にNHK-BS1で流されていた、中国新聞(CCTV)のニュースは「お見事」でした。

「平静を取り戻したラサ市内」ということで、子供たちが保護者に付き添われながらも登校し、学校は平常通りの授業。暴徒に襲われた?商店街もゴミ一つないほど美しく、襲われた店の経営者は「1週間で片づけて再開できる」とインタビューに答え、一方、暴動の巻き添えを食ってケガを負い、一般市民が運ばれた病院に入り込んだカメラは、負傷した善良な医師がベッドに横たわったままインタビューを受ける痛々しい姿を映し出し・・・。

中国という国は、ほんとにスゴイ!(^^;

日本のメディアは「騒乱」と「暴動」の二種類の表現が出ていますが、どう違うのでしょう?
 ※「黙然日記」記事参照
中国政府は「人民戦争」をやろうとしているらしいですが。
 ※「Apes! Not Monkeys! はてな別館」記事参照

 ★3/21追記
 NHK-BSで流れていたアメリカABCのニュースでは、「TIBETAN CRISIS(危機)」、ドイツのニュースでは「Tibet Konflict(衝突、対立、矛盾)」という見出しでした。
 
チベット騒乱、周辺地域に拡大 ラサ市内は緊張続く
 〔CNN.co.jp 2008.03.17 Web posted at: 13:24 JST Updated〕
 中国チベット自治区ラサで起きた、共産党と中央政府に対する仏教僧らの抗議行動が、16日に周辺地域に拡大した。チベット亡命政府の拠点であるインド北部ダラムサラを拠点とする団体「チベットウォッチ」は、四川省北部のチベット民族自治州で騒乱があり、34人が死亡したと発表した。

 チベットウォッチによると、抗議行動を行っていたデモ隊を鎮圧しようとした警官隊との間で衝突があり、死者には女性や子どもが含まれていた。ダラムサラの人権団体は、僧院に8人の遺体が収容され、うち2人の遺体は仏教僧だったとしている。

 また、甘粛省甘南チベット族自治州の瑪曲県でも、ビラを配布していたチベット人学生らに仏教僧などが加わった抗議行動があり、商店の焼き討ちや治安当局への放火が報告された。推定2000人のチベット人が路上で爆竹を使っていたとされる。

外国のメディアをシャットアウトしているし、脱出してくる外国人観光客も口止めされている。
暴動が報道された直後のニュースでは、「警官が銃を乱射していた」と証言している旅行者もいたけど、本当の経緯は分からない。

NHKが編集したニュースは、「暴徒」の悪事と「中国政府の発表」しか流さないしねぇ(笑)

チベット暴動:5月の胡主席来日に影響ない…外務次官
 〔毎日jp(毎日新聞) 2008年3月17日〕
 外務省の藪中三十二事務次官は17日の記者会見で、中国チベット自治区での暴動が5月の胡錦濤国家主席来日へ及ぼす影響について「来日と関係ない。影響はないと思う」と否定した。

 同省によると、同自治区に滞在していた邦人72人は暴動の発生を受けて既に現地を離れた。今も短期旅行者ら15人が滞在するが、全員の無事を確認しているという。【鵜塚健】

「影響はない」って? 日本は口出しするな、ということかな?(^^;
まあ、日本政府の対応も、「腰砕け」状態ですけど・・・。

「双方自制を」、官房長官がチベット騒乱で
 〔NIKKEI NET 2008/03/16〕
 町村信孝官房長官は15日夜、チベット自治区での騒乱を巡り都内で記者団に「かねてチベットの人権問題については関心を持ってきた。基本的に中国の国内問題というものの、双方が自制して困難が拡大しないことを望みたい」と語った。(07:02)

一方で、ダライ・ラマ14世の、チベットの人々への影響力も低下してきているようです。

チベット暴動:「忍耐の限界」…非暴力主義に反発の声
 〔毎日jp(毎日新聞) 2008年3月17日〕
 「もう忍耐の限界だ」。ダラムサラで中国政府への抗議行動をしていた独立支持派「チベット青年会議」のソナム・ダルジー議長が記者団に非暴力による闘争への強いいらだちを示した。同議長は独立強硬派として知られ、若者を中心に支持を集めている。
 ◇亡命チベット人有力者、ダライ・ラマに異例の苦言
 〔YOMIURI ONLINE(読売新聞) 2008年3月17日〕
 インドに亡命しているチベット人民間活動団体(NGO)5団体の代表者が17日、ダラムサラで記者会見し、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が北京五輪開催を支持していることに「失望している」と明言し、ダライ・ラマが唱える中国との対話路線についても「修正が望ましい」との考えを示した。

ダライ・ラマ14世は、「宗教指導者」としての感化力を失っているのでしょうか。
「亡命生活」も、すでに半世紀になるのですね(1959年3月17日にラサを脱出)。
ダライ・ラマがいないチベットに生れた人たちには、「頼りにならない」という思いが募っているのでしょう。

それにしても、勝手に「併合」しておいて「独立阻止」とは、中華の発想は理解不可能です。

 
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by rabbitfootmh | 2008-03-18 10:41 | 外交・国際問題
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