「“鈍感力”発揮のマスコミ・・・KY」
◇上位いじめ評価で土肥現状維持
〔スポニチAnnex 2007年12月05日付 紙面記事〕
横浜の土肥が現状維持の年俸5400万円でサインした。今季は首痛や背筋痛の影響で3度の出場選手登録抹消。しかし7勝(8敗)のうち5勝を巨人、中日から挙げたとあって「上位の強いチームに苦しいところで勝ったのは評価してもらった」と納得顔だ。来季は1年間ローテーションを守ることを誓い「2ケタという数字を明らかにしてやっていきたい」と05年以来の10勝を狙っていた。
子供たちの「いじめ」の問題が深刻に語られているそばで、「上位チームをいじめた。エライ!」という表現が、常套句として使われるというのは、鈍感過ぎじゃありませんか・・・と。
こういう本(↓)も出てるようですし、テレビや新聞から発信されてくる「情報」は、ぼんやりと受け取っていてはいけませんね。
※『スポーツニュースは恐い』 ~刷り込まれる〈日本人〉
(森田 浩之著/日本放送出版協会)
テレビのニュースを聞いていて、最近、個人的に気になっているのは、記者・アナウンサー・芸能レポーターなどが「現場リポート」でしゃべる日本語のデタラメさです。
耳から「刷り込まれる」言い回しは、けっこう記憶に残るので、教育上、悪い影響があるのでは、と心配ですね。
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