二条河原落書

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「社保庁 労使の“100”の覚え書き ( ゚д゚)」   

先週、大阪・毎日放送の『ちちんぷいぷい』という番組で、元社会部デスクの石田英司氏が「こういうもんを手に入れました」と、社保庁の、地方採用の末端(と呼んでは失礼かな?)職員の9割が入っているという「全国社会保険職員労働組合(全国社保労組、旧国費評議会)」が、社保庁との間に交わした『覚え書き』について言及していたんですが、その内容について、一昨日の放送で詳しい説明をしてくれました。

下の記事にある「45分コンピューターの作業をしたら15分休む」とか、コンピュータ操作の「キータッチ数は1日5000タッチまで」とか、「昼休みには接客しない」とか・・・民間では考えられないような業務の仕方を、98項目も認めさせていたというのです。(反合理化闘争っちゅーやつです)

しかも、コンピュータのキーボードは「JIS配列のものを導入すると、たくさん仕事ができるようになるから、“あいうえお順配列”のものを使う」とか、「いかに仕事をしないで済むようにするか」ということに腐心した内容なのです。

まさに、「社会主義体制下の役所仕事」のお手本ですね。
その「覚え書き」は、つい3年前まで有効だったそうです。
さらには、そうしたバカバカしい項目のほとんどが取り決められたのが、「バブル」がはじけて以降、民間企業がリストラに血眼になっている頃だというから、もう、呆れたというよりも、「驚愕」という気がします。

社保庁改革、届かなかった警告
 〔NBonline 2007年7月9日 馬場 完治〕
(抜粋)
 実は、社保庁改革の議論がスタートした段階から、今日の問題を見抜き、警告していた人物がいる。2004年8月に発足した「社会保険庁の在り方に関する有識者会議」のメンバーを務めた、香川県坂出市の松浦稔明市長だ。松浦市長は、労組問題が社保庁問題の本質ととらえながらも、改革の要は職員の働かせ方にあると主張した。

 「社保庁と労組がいかなる協定を結んでいるかを、まず出していただく」

 有識者会議の初日。松浦市長は先制パンチを繰り出した。

 (中略)

 市立病院の給食担当の臨時職員が退職する際、本来は出ないはずの退職金が支給される――。こうした覚書の存在を些細な出来事から知った。覚書=ヤミ協定こそが、組織を非効率にし、機能不全に追い込む元凶と気づいた。

 その経験があるから社保庁問題でも、まず覚書に切り込んだ。調べてみると、労組が社保庁と結んだ覚書は約100件。「45分コンピューターの作業をしたら15分休む」というものまであった。最後まで残っていた、このオンライン実施についての覚書を次の会議で指摘しようと準備していると、会議前日に「本日、破棄しました」と連絡が入る。書面を読むと、自治労が覚書を破棄することを一方的に通告する内容。社保庁内部が労組に実権を握られていた様子がうかがえた。
「社会保険庁の在り方に関する有識者会議」って、そんなものがあったんですねぇ。知らなかった。

こんな、杜撰でダラダラの組織のトップにいるのは、ほんの30人ほどの「キャリア官僚」で、しかも、年金のことなんか何にも分からない、2年ごとくらいに入れ代わる「お客さん」なのだという。

学校での「いじめ」の問題が、いじめが行われていることを知りながら「見て見ぬふり」をした者も「共犯」だと言うなら、職員の杜撰な仕事を「見て見ぬふり」をしていた人たちも、立派な共犯でしょう。

・・・でもって、今騒がれてる「年金問題」というのは、自民党の責任というよりは、「ダラダラ」を見て見ぬふり」をしたどころか、ガンガン煽っていただろう「野党」の責任なんじゃないでしょうか?



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by rabbitfootmh | 2007-07-11 12:26 | 日本の社会問題
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