二条河原落書

rakusho.exblog.jp ブログトップ

「ストレスがすべての元凶なのか?」       

サンケイ新聞は、「最近の青少年は精神的にひ弱で脆くなっている。もっと強い子に育てるべきだざというようなことをよく主張されてますけど、大人がストレスに弱くなって「鬱」になったり、自殺をしてしまうのは、「ストレスフルな社会、職場が悪い」のですか?

それって、論理が矛盾していないんでしょうか?

自殺 9年連続3万人超 ストレス社会象徴
 〔FujiSankei Business i. 2007/6/8〕
(抜粋)
 06年の自殺は原因の約2割を占める「経済・生活問題」が減る一方、過労を含む「勤務問題」は増加。厚生労働省によると、過労による鬱(うつ)病などで自殺し、06年に労災と認められた人は66人で、前年から6割増えている。

 「過労死弁護団全国連絡会議」によると、最近は管理職や中堅労働者の過重労働の相談が目立つ。影山秀人弁護士は「裁量労働が広がり、無理に働かされているというよりは『自己責任』の形で多くの課題をこなさざるを得ない状況」という。
  (中略)
 東邦大佐倉病院メンタルヘルスクリニックの黒木宣夫教授も、成果主義の導入など労働環境の変化による影響を指摘。「景気回復は個人まで及んでいない。リストラ、効率化の中で一人当たりの業務の負荷やストレスは増えている」と分析する。
NHKの『プロジェクトX』に毎回登場する「ヒーロー」の皆さんは、「滅私奉公・会社に骨を埋める」ってタイプの人たちばっかりですが、別にその「過労」状態は批判されてませんし、皆さん、希望に満ちてがんばっておられたので、自殺もせずに「栄光」を手にされたんですよね?

管理職や中堅労働者の過重労働なんて、日本では昔からあったことでしょう。
「成果主義悪玉論」も、もう聞き飽きました。

自殺者に関する大雑把なデータだけで、すべてが分かったようなことを書き、精神科医のもっともらしいコメントをつけてお茶を濁すだけの記事なんて、一般読者にも政治指導者にも、なんの役にも立ちませんね。

マスコミに、もう少しマシなツッコミができるようになれば、政治家の皆さんの頭脳も鍛えられるのではないかと思われます。

今、CNNニュースで、アメリカの共和党の大統領候補たちのディベートを見ているのですが、日本の政治家同士でも、一度こういう内容の濃い議論をやってもらいたいものです。
「同性愛者」や「不法移民」の問題なんて、日本ではタブー・・・なんでしょうね。



a0037706_11331844.gif 「ブログランキング」
[PR]
by rabbitfootmh | 2007-06-10 11:33 | 日本の社会問題
line

日々のニュースに辛口コメントを


by rabbitfootmh
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite