二条河原落書

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「問題を単純化させ過ぎでしょう、サンケイさん」  

一つの記事に、過去の7つのエントリーをトラバするなんて、アリですか、片山雅文産経新聞東京本社文化部長さん。
そんなにアクセス・ランキングが気になるんですか?(笑)

「成果主義=アメリカンスタイル=悪」という図式が、記者の頭の中にあって、オチまで決まってるんですね(下記抜粋記事)

その図式に従って、取材した話とか、識者のコメントとかを並べてゆくんですから、分析力なんか、必要ないですよね。
プロの記者と、素人ブロガーとの「格差」は、いったいどこにあるんでしょうか?

【溶けゆく日本人】 孤独な職場
 〔サンケイイザ! 2007/05/30〕
 成果主義が広まる職場で、比例して拡大する社員の対人関係不全という不利益。多くの企業を見てきたシニア産業カウンセラーの原良子さんが、指摘する。

 「日本の企業は、チームで仕事をするという伝統的な価値観を置き去りにして、表面的な成果主義だけを導入した。日本の企業は今、その弊害を反省し始めている」

「チームで仕事をする」のが、なぜプラスに働いてきたかというと、世の中の時間の流れがゆっくりだったので、1分1秒を競ったり、地球の裏側の国との競争を考えたりせずに、ゆっくりと仕事をすれば良かったことが一つ。

もう一つの「利点」(皮肉ですが)は、「みんなで責任を負えばいい」ので、プレッシャーが少なくて済むことです。
もし、なにか問題が起きても、「あの時、みんな賛成してくれたよな」「○○も、それでいいって、言ってくれたよな」と、責任のなすり合いができて、結局、誰も責任を取らなくて済むからですよ。

その裏返しの「弊害」は、ほんとうに評価されるべき人が、正当な評価や報酬を受けられず、「儲けはみんなで山分け」になること。
仕事が終わってから、飲み屋でまで、上司のグチやヘタクソなカラオケにつき合わされること・・・もかな?(^^;

「青色LED」を開発した方が、「企業」が自分が受けるべき報酬をくれなかった、と訴えてから、「成果主義」がいろいろと議論されるようになったんでしたかねえ。

でも、「日本の古き良き伝統」が好きなサンケイさんは、イヤなのよ、それが・・・(笑)

もともと、日本人はきちんとしたコミュニケーション能力を鍛えられてないでしょう。
家族とかカイシャという「身内」の中での、お互いに依存しあう甘ったれたヌルイ関係しかなかったんだから。


ところで、日経ビジネスのサイトには、藤本ひとみさんのこんなコラムがアップされています。
「リーダー論」と「ナポレオン」に興味のある方は、ご一読ください(^^)

「孤独に耐える力 勝負は最後まで油断をしてはならない」
 〔NB Online 2007年5月30日 水曜日〕
 孤独は、昔から世界中の人間を悩ませてきました。その威力は、現代に入ってますます大きくなり、猛威を振るっていると言っても過言ではないでしょう。

 どれほど能力のある人でも、孤独に耐える力を持っていなければ、目覚ましい成果を上げることができません。それどころか、日常生活においてさえもつまずく危険があり、悪くすると自滅してしまいます。

 1人でいることが何となく寂しくて、それを避けるために、面白くないと分かっている相手とつき合ったり、くだらないと思っている集まりに出たりすることはありませんか。そのために時間や金銭を無駄にしたり、いやな思いをしたことはないでしょうか。
これから、日本の社会、どんな雰囲気にしてゆけばいいんでしょうかね?

まずは、一人ひとりが、「コミュニケーション能力」を鍛えてゆかないと駄目だとは思うのですが。

 ※参照ブログ
I will die for you.
 〔ITSUNIRE'S Bar -五二柃(いつにれ)の「男の書斎」-  2007/05/30〕



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by rabbitfootmh | 2007-05-30 17:07 | 日本の社会問題
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