二条河原落書

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「日本の精神を守る・・・というと、ややこしくなるでしょう」

「日本(人)の精神を守るべき」とか言うから、「外国人力士は下品だ」とか「日本人の礼儀を知らない」とかいう話が出てくるんじゃないんでしょうか?(苦笑)

井口氏が紹介しているアメリカでの「国籍取得」の条件である「銃をとってアメリカを守るか?」という基準は、「アメリカの領土と、その領土上に棲むアメリカ人(国籍取得者)の生命と財産を守ることに協力するか?」ということだろうと思います。
それなら、単純明解で分かりやすい。

【コラム・断 井口優子】守るべき日本の精神とは?
 〔産経新聞 2007年5月29日〕
 アメリカ国籍を取得したときの話が、アメリカを如実に物語っていて興味深かった。国籍をとるための最終口頭試験に「銃をとってアメリカを守るか?」という質問があるそうだ。これに「イエス」と答えないと試験にパスしない。「アメリカ」の意味は、合衆国、政府、アメリカ精神と色々な解釈がある。外敵に対して戦うという単純なものではない。歴史的に、時の政府が憲法で保障されたアメリカ精神に反すると解釈したなら、「ピープル」は銃をもって立ち上がれるのだという。

 氏の話を聞きながら、改めて考えた。外国人が日本国籍を取得するときにも何か質問されるのかと。銃はともかく「日本を守るか?」と聞かれるのか。
日本人としては「つき合ってらんないな」と苦笑いしつつも、感動してしまう映画の一つに、『インディペンデンス・デイ』があるんですが(まあ、ラストにはハリウッドのサービス精神で、日本の自衛隊をはじめ、各国の軍が宇宙人の侵略から地球を守るというシーンも挿入されてましたけど)、ユダヤの神と慣習を捨てないガンコオヤジが、アメリカの「独立」を守るためにUFOに飛び込んでゆく息子を「頑張れよ」と送り出すシーンなんか見ると、「アメリカ人は寛容だな」と思ったりして。
 (アメリカはユダヤ人の国かもしれないけどね。少なくとも、ハリウッドはユダヤ人の“国”でしょう・笑)


いや、何を訴えたいのかというと、「日本人の精神を守れ」とか言いはじめると、また「日本人の誇りを捨てるな」「生きて虜囚の辱めを受けず」とか、集団ヒステリーでそっちへ突っ走ってしまって、領土や国民の生命を守ることを忘れてしまうんじゃないかと、心配なだけです。

「愛国心」を「日本の領土と日本国籍を持つ日本人の生命と財産を守ろうとする精神」と定義すれば、いろんなことが「簡単」になると思うんですけど・・・。

そうして守り抜かれる「安全な日本」に暮らす人たちが、安心して「日本の精神」を継承し、守り育ててゆくことができるんでは?



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by rabbitfootmh | 2007-05-29 12:45 | 日本の社会問題
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