二条河原落書

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「被害者が泣き寝入りしなくなったら・・・」

長期間にわたる学校内での「いじめ」に耐えきれず、自ら命を断った子供たちの親が、亡くなった子供の実名や写真を公表して、「真実を知りたい」と訴え始めた。

これまで「泣き寝入り」してきた「いじめ」の被害者が、「いじめ」の解決のための新しい道を拓くのでしょうか。

いじめ自殺:生徒の母が名前、写真公表 都内のシンポで
 〔毎日新聞 2007年2月10日〕
 いじめを苦に我が子が自殺した親らが集うシンポジウム「生まれてきてくれた命たちへ」が10日、東京都内で開かれた。各遺族が体験談を語る中、昨年10月に起きた福岡県筑前町立三輪中のいじめ自殺事件の当事者、森美加さん(36)も登壇。亡くなった長男啓祐(けいすけ)君(当時13歳、中2)の名前と写真を初めて公開し、「息子が残したメッセージを多くの人に伝え、笑顔の絶えない社会をつくりたい」と涙ながらに語った。
 (略)
 参加者からは「学校は隠ぺいしがち」「真実を知ることがいじめ防止につながる」などの意見が相次ぎ、同NPO理事の武田さち子さん(48)は「当事者の親の知る権利を立法化してほしい」と訴えた。

 同じく理事で98年に長女をいじめ自殺で亡くした小森美登里さん(50)は、活動報告で「やられたらやり返せ」と親に教えられている子どもが多いと指摘し、「大人が学校のいじめを生み出しているのではないか」と問題提起した。
TV番組などで、「昔は、親父に、“やられたらやり返してこい!”と言われたもんです。いじめられても負けるな」などと、芸能人などが発言することも少なくない気がする。

だが、昔の「いじめ」と今の「いじめ」は違う・・・という話を聞く。

昔の「いじめ」は、差別的な意味合いがあった。
肉体的な特徴や、家庭環境の特殊性などをあげつらうような、人間の心の「暗い」部分から発するものだっただろうと思う。

ところが、今、「いじめ」の標的になるのは、勉強ができる優等生、運動などが得意で目立つ子、クラスのまとめ役のできる子・・・昔だったら、絶対にいじめられないタイプの子供たちだ。
しかも、集団で一人を標的にしたり、いじめられた子を庇った子を標的にする。
ほぼクラス全員で、一人の子をシカトする・・・。

「やられたらやり返せ」というのは、「自分がいじめられないためには、いじめる側に立つしかない」ということを意味する。

学校の内は、見かけは「みんな平等で平和な仲間の集まり」であっても、小さな善意など通用しない場所になっているのではないだろうか。

先月参加した、教育の「民間タウンミーティング」の会合で聞いた話によると、関西の某県は、日教組の加入率が90%で、加入していない10%の教職員は「いじめ」られているという。「これでは、子供に“いじめは良くない”と教えられない」と、未加入の教員が嘆いていた。

「いじめ」を許さないという姿勢を毅然と示しつつ、大人自らが、自分自身の言動を省みることが求められているのではないかと思う。


少し古いエントリーですが、昨年、「いじめ」問題が勃発した頃のもので、本質をついていると思います。

学校なんて行かなきゃいいのに(2006/11/11)
学校は怖い場所(2006/11/18)
いじめられてるって、親に言えない(2006/11/18)
いじめの発生は無くせないが(2006/11/25)
   以上、「本気らいふ~頭に汗をかく……だけで済ませていないか?」より

いい加減にしろよ!いじめの隠蔽(2006/11/23)
  「笑顔のススメ/レイキ・ヒーラーの出張整体」より


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by rabbitfootmh | 2007-02-11 22:35 | 子育て/教育
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