二条河原落書

rakusho.exblog.jp ブログトップ

「中教審と教育再生会議が“対立”?」

木村治美氏のおっしゃるように、優秀な人を残して、「現場人事の総入れ替え」をすることが「教育再生」の近道なのかもしれません。

学校内で「問題」が起きれば、校長はじめ、幹部教員が事実関係をきちんと把握した上で、問題の根本原因を明らかにし、責任を取るべき者がいればきちんと責任を取らせる。また、保護者には、問題の経緯と処置、その結果を明確に説明する・・・一般の社会では当たり前のことを、学校現場でも当たり前のこととしてやって欲しいと思います。





【正論】木村治美 教育再生は現場の総入れ替えで
 〔産経新聞 2006年12月27日〕
 ある教育集会でいじめについて参加者が意見発表をした。各発言2分という約束があったのに、教育界の長と名のつく人びとが、5分10分と平気で長広舌をふるった。曰く、生徒に規範意識がない、ルールを守らせる力が教師にない、個性尊重で、自分を目立たせ、全体や他を顧みる気持ちが育っていない…。
 これらのことばは、そのまま発言者に返したかった
。これが教育界のリーダーかと思うと暗澹(あんたん)たるものがある。
 教育界は非常識な世界である。・・・・
ところで、上記の産経新聞「正論」の木村氏の文章で、いちばん気になったのは、冒頭の部分でした。

『改正教育基本法が成立し、なにはともあれ、めでたい。
 審議の途中、いじめ自殺がいくつも報道され、その対応に時間をとられた。』

「いじめ問題」に関してあれこれ議論することは、「時間の無駄」だとおっしゃっているのですよね? なんでこんなことをわざわざ書くのだろうかと、ちょっと不思議に思っていたのですが、木村氏は、中曽根内閣時代の「臨教審」のメンバーだった方で、「過去の栄光」が忘れられないようで、「再生会議」の議論も、胡散臭いと思ってらっしゃるのでしょうか・・・(^^;
 ※【正論】木村治美 混同正すべき自分本位と個性尊重
 〔産経新聞 2006/10/08〕

ただ、中央教育審議会(中教審)」と「教育再生会議」の間が、なんだかギクシャクしているのだそうで、おやおや・・・という感じですね。

中教審委員、教育再生会議との関係で意見 不快感も
 〔アサヒコム 2006年12月25日〕
・・・角田元良・聖徳大学教授は「問題教員を排除するための免許更新制はとてもかなわないと、既に中教審で出ている」と発言。渡久山長輝・元日教組書記長も「中教審で既に答申し、きちっと審議した問題は尊重をお願いしたい」と語った。

 安彦忠彦・早稲田大教授は、再生会議との関係について「ある程度分担があればいいが、既にやってきたことについてさらに何かされると、今後の進め方にもかかわってくる」と指摘した。
「中教審」としては、「こっちの手柄を横取りするな」ってことを言いたいんでしょうか? 「日教組書記長」? やっぱ共産党といっしょなのかあ。

中教審の主要メンバーというのは、これかな? 朝日の記事に出てくる人たちの名前が入っているから。
「教育課程部会委員名簿」
こういうのもありますが・・・
「第3期中央教育審議会初等中等教育分科会委員名簿」 (平成17年2月1日発令)

教育再生会議スタート…中教審との関係は不透明
 〔読売オンライン 2006年10月19日〕
 従来の文教行政は、中教審からの答申を受け、文科省が制度作りや法案作成に取り組んだ。臨教審、国民会議は、今回の再生会議と同様、従来の枠を超えた首相主導の教育改革に取り組んだ試みだった。
[解説]教育再生会議
 〔読売オンライン 2006年10月26日〕
 再生会議の主要テーマとされるものの一つに、教員免許の更新制が挙げられている。安倍首相が公約にも掲げた。

 ただ、更新制は、すでに文部科学省の中央教育審議会による答申を受けて、法案化に向けた作業が進んでいる。答申にあった更新制では、不適格教員を排除できないという指摘が強い。
「再生会議」の発足時点で、すでに「対立」の構図はできていたようですね。

ケンカしながらでも別にかまいませんけど、教育問題の「主役」は、学校に通う子供たちです。そのことだけは、くれぐれもお忘れなく。


a0037706_23434157.gif 「ブログランキング」
[PR]
by rabbitfootmh | 2006-12-29 22:41 | 子育て/教育
line

日々のニュースに辛口コメントを


by rabbitfootmh
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite