二条河原落書

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「日本のマスコミは思考を放棄している?」

WHO(世界保健機構)が、報道用「自殺予防の手引」というのを出しているそうです。

日本のマスコミは、自殺問題に限らず、何か注目を引く問題や事件が発覚すると、集中的に、センセーショナルに、ワンパターンの報道を続けますので、いったんどこかで立ち止まって、自分たちの報道のあり方について深く考えるべきではないのでしょうか?



「毎日事件が起きるのに、立ち止まってなどいられない」のかもしれませんが、歩きながらでも我と我が身を振り返った方がいいと思います。というか、ちゃんと考えてください。
国民の一人ひとりが、直接・間接に、少なからぬ影響を受けるんですから、黙ってはいられません。

自殺誘発?報道手探り いじめで「過熱」指摘
 〔アサヒコム 2006年11月16日〕
 自殺対策に取り組むNPO法人「ライフリンク」は先月30日、ホームページに次のような緊急メッセージを載せた。

 「連日の『いじめ自殺』の報道のあり方について改善を求めたいと思います。昨今の報道が、それに続く自殺を誘発している可能性を否定できないと思うからです」
 (略)

■WHOの報道用「自殺予防の手引」から■

【ぜひすべきこと】
・精神保健の専門家と緊密に連絡を取る
・自殺「成功」という言葉を用いない
・自殺以外の解決法に焦点を当てる
・電話相談や支援機関の情報を提供する

【してはならないこと】
・遺体や遺書の写真を掲載する
・自殺方法を詳しく報道する
・単純化した原因を報道する
・美化したりセンセーショナルに報道したりする
「してはならないこと」ばっかりやってますよね。「ぜひすべきこと」でやってるのは、二つ目くらいですよね。
「電話相談窓口」の紹介は、チラッとやってましたっけ?

と、注意喚起してるのに、またこんな報道ですよ。

山形いじめ自殺:葬儀に300人参列 写真にすすり泣き
 〔毎日新聞 2006年11月26日〕

内容は転載しませんが、こんな情緒的なストーリーを、マスコミが作る必要はどこにも無いでしょう。


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by rabbitfootmh | 2006-11-26 23:24 | メディア
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