二条河原落書

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「天人五衰は更年期障害・・・妙にナットク(苦笑)」


『涙の露の玉鬘(たまかずら) 挿頭(かざし)の花もしをしをと 天人の五衰も 目の前に見えて浅ましや・・・』とは、能(謡曲)『羽衣』の一節。
三島由紀夫にもありましたかね、『天人五衰』って作品(読んだことないですが)。

下界に遊びに来ていた天女の羽衣を、漁夫の白龍(はくりょう)が盗みと取ったので、天女が天界に帰れず悲嘆に暮れるという場面。

「人生50年」の時代には、生殖能力を失って更年期を迎えた女は立派な「おばあさん」だったそうで(苦笑) たしか、『サザエさん』の、波平&舟夫婦も、50代という設定らしいので、つい“こないだ”の話ですよね。

でも、最近は、早ければ30のうちから更年期のような症状に見舞われる女性も少なくないそうなので、人生の半分以上は「更年期後」ということに・・・オーノー!





「Dr.北村」~天人五衰は更年期障害
 〔毎日インタラクティブ 2006年11月2日〕
 老いは誰にでも平等に訪れるもの、麗しい天女も例外ではありません。仏典には天女の老いの症状は天人五衰(てんにんごすい)と記されていますが、それには、冠の花飾りがしぼみ、天衣が垢(あか)に汚れる。腋(わき)の下には汗をかき、目が見えなくなる、そして何より日々の生活が楽しくなくなる、とあります。愛人であった雄々しい帝釈天にも見捨てられ、仲間の若い天女たちからも蔑(さげす)まれるようになった年老いた天女(国宝六道絵)に見られるこれらの症状は、現代の感覚では老年期というよりも更年期の精神的、身体的な症状だと思われます。平均寿命が50歳ぐらいであった時代には閉経後も生き続けた女性はほとんどなかったので、更年期の女性は立派な老女とみなされたのです。
去年、石原都知事の「ババァ有害説発言」を取り上げたことがありますが、容色が衰えようが、更年期で調子が出なかろうが、ババァと嫌われようが、女性の“がんばり”が人類の歴史の半分を支えているのだと、女の一人として信じていますので、医療の進歩を頼りにしつつ、これからもしぶとく生きてみたいと思います (^_^)
 ※「宮崎カントクのご意見を聞いてみたいものです」(2005/02/25)


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by rabbitfootmh | 2006-11-03 23:57 | 医療/生命倫理
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