二条河原落書

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「いじめゼロ ホットライン・・・対処療法ですよね」


大阪市教委も、「-いじめゼロ-ホットライン」として、電話相談の窓口をもうけたようで、小学校を通じてプリントが配布されてきました。
いじめとは…☆いじめられている人が「いだなぁ」と思うことがいじめです。

いじめは人間として絶対にゆるされないことです。そしてどの子もいじめのない安心できる学校生活を送ることが大切です。だから、いじめはがまんせずにまわりの人に早く相談しましょう。それが本当に勇気ある行動です。

ひとりで悩んでいるとき、電話相談を利用する方法もあります。したの表のとおり、-いじめゼロ-ホットラインが開設され、あなたのつらい気持ちや悩みを聞いて相談にのってくれます。もちろん秘密は守ります。家族の人からの相談もうけつけます。
で、相談したら、直接に“当事者”を探し出して、解決させるようにと、学校へ連絡が行くのでしょうか?
でも、「秘密は守ります」とあるので、話を聞いてくれるだけ?




いじめ:647件の相談 子どもの人権110番に
 〔毎日新聞 2006年10月31日〕
 法務省が実施した「いじめ問題相談強化週間」(23~29日)の期間中、電話相談「子どもの人権110番」に、いじめに関する相談が647件寄せられた。このうち学校が十分な対応をとっていなかったり、被害が深刻なケースなど約50件について、同省は人権侵犯事件として調査を開始する。31日、同省で開かれた「子どもの人権専門委員全国会議」に報告された。
「いじめ」というのは、精神的になんらかのストレスを抱いてる人が、自分より弱い人をターゲットにして、ストレス発散することが多いのではないだろうか?

勉強や部活などに一生懸命取り組んで、自分自身の能力の向上に励んでいれば、「いじめ」なんかしてるヒマはないだろうと思うんですけどねぇ・・・。
やっぱり、「ゆとり教育」で、学校生活がヒマになっちゃったのが、いけないんじゃないの?

それから、日本社会の特質である、「出る杭を打つ」という風潮。
学校では、「勉強が良くできる子、優等生タイプの子」がいじめられるようになっているというのも、なんとも“日本的”かも、と思ってしまう。

先生たちも、「個性を活かす」と言いながら、一方で「みんな同じなのよ~!」と、いうことを一生懸命子供たちに納得させようとしているし。
でも、ホンネのところは、「個性を大切に」という言葉は、「みんなといっしょの枠に入りきらない、指導に困る児童・生徒」を、「みんないっしょ」の枠に入れるための詭弁じゃないかと思ってしまう。

「いじめ」の相談窓口を開くことも大切かもしれませんが、「いじめ」をしないように、精神的な厚みを持たせるような教育・・・あるいは、ストレスを溜めこまないための「心理テクニック」のようなものを、子供のうちから教えてやった方がいいんではないでしょうか?

そういうことのために、「文学」とか「哲学」というのはあるわけでしょう?
あるいは、「宗教」には、「心の葛藤(ストレス)」を解消するための方法論がいろいろ説かれているんですが、公立学校が毛嫌いするんで使えない・・・もったいないですね。
それらは、人類の智慧の宝庫なんですけどね。

でも、子供たちの自殺のニュースを聞いて、いちばん悲しいと思うのは、「親が頼りにされていない」という現実ですよね。命を断つことを考える前に、なぜ、親にひと言打ち明けてくれなかったのか、親に気付いてもらえるような「SOS」を、なぜ発信してくれなかったのか・・・。

どの子の親も、それをいちばん悔やんでいるのではないでしょうか。
その悲しさ、憤りを、学校や先生、「いじめた生徒」などに転嫁して振り向けるのは、ちょっと方向が違うのではないかと感じています。


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by rabbitfootmh | 2006-10-31 23:55 | 日本の社会問題
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