二条河原落書

rakusho.exblog.jp ブログトップ

「受験対策・・・公立高校のジレンマ?」


私自身が高校生だったのは、もう30年も前で、今の「センター試験」の前身である「共通一次試験」が始まって2年目の受験生。
受験科目は「5教科7科目」で、数Ⅰ、英語、国語、理科2科目、社会2科目・・・理・社の2科目の選択方法に制限は無かったと記憶してますが。

高岡南高、必修科目履修せず卒業ピンチ
 〔nikkansports.com 2006年10月25日〕
 富山県立高岡南高校(篠田伸雅校長)が現在の3年生197人全員に「地理・歴史」の必修科目を履修させていなかったことが24日、分かった。高校の「地理・歴史」は合計2科目が必修だが、同校は大学受験用の1科目だけの授業を行い、2科目目の授業時間は受験科目の授業に充てていた。3年生全員が単位不足で卒業できない状態で、同校では7時間目を増やしたり、冬休みに補習するなどして対応するとしている。



  同校は大学進学率ほぼ100%で、東大、早大など有名大でも合格者が出ている進学校。今年度の3年生もほとんど大学進学希望だが、このままでは高校を卒業できず、受験に合格しても入学できない。生徒の間にも動揺が広がっている。

 卒業に必要な単位は、50分授業を70回。冬休みや土日、祝日をのぞけば、3月1日の卒業式までは約80日しかない。同校では12月末までに必要な授業を行うとし「今後7時間目を増やし、終業式や冬休みに授業を行っていく」と説明している。
今の社会科の科目が、昔とは違うんですよね。
「A」と「B」って、どう違うの? 

私の通っていた公立高校も、いわゆる進学校で、1~2年生の間に、卒業に必要な科目をほとんど全部履修してしまい、3年生は、1学年10クラスを5クラスずつ、「理系クラス」と「文系クラス」に分けまして、受験対策(私立大の受験も含めて)用の授業でした。

私は「文系クラス」でしたが、文系クラスの中でも、理・社の受験の選択科目別でクラス分けしてたと思います。「理系クラス」は、国公立の二次試験や私立大の受験に備えた授業をやってました。

親としては、とにかく、余計なお金がかからないで、上質の教育をしていただきたいので、公立学校がいろいろと工夫して頑張ってくれるのは、ありがたいことです。

今回の「発覚」で、他校にも影響が出てきているようですが、履修単位が認められるためには、「50分×70回の授業」を受けなければならないというのは、なんというか、かんというか・・・どないか都合をつけてやれんのか、と思います。
たとえば、ある程度補習をやって、内容が理解できているかどうかの「認定テスト」を実施して、合格点が取れればいいとか。

だいたい、日本の公立学校の学習って、子供たちがきちんと理解・記憶しているかどうかを、確認しながら進めてないですよね。
最悪の場合、とにかく「単位(時間)」で、先生がいい加減な授業をしようが、生徒が居眠りしながら受講してようが、「50分間過ごせばいい」ってことになってしまうでしょう?

教員の免許制度の見直しとか言い始めてますけれど、その基準はどこにおくのか?
一番早いのは、「児童・生徒の理解度(まあ、テストの点数になるでしょうね)」で計る方法だろうと思いますが、そうすると「教育に競争原理を持ち込むな」とか言う人たちが少なくないので、“水掛け論”になってしまいそうですね。

「いじめ」の問題にしても、明治維新以降の日本の学校制度に疲弊と“ほころび”が、もう誰の目にも明らかで、「使えない」感じになってきていることを、直視した方がいいと思います。


a0037706_15262686.gif 「ブログランキング」
[PR]
by rabbitfootmh | 2006-10-25 15:26 | 子育て/教育
line

日々のニュースに辛口コメントを


by rabbitfootmh
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite