二条河原落書

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「すでに、臓器はモノ扱いなのか・・・?」


ひとつ前のエントリーにも書きましたが、「日々の仕事」としてやっていると、ほんとに「人の生命を扱っている」という緊張感が無くなってしまうんですね。

提供の腎臓を誤廃棄 名古屋の中京病院
 〔中日新聞 2006年10月14日〕
 名古屋市南区の社会保険中京病院(渋谷正人院長)は13日、心臓が停止した人から移植用に提供されてクーラーボックスに保存していた腎臓2個を誤って捨ててしまうミスがあったと発表した。その後、腎臓は回収されたが、汚染されており、患者に移植することはできなくなった。



 病院側の説明では同日午前9時55分、死亡宣告をした患者の遺体から、家族の同意を得て泌尿器科の医師5人が腎臓の摘出手術を始めた。同11時25分、2つの腎臓を摘出し、クーラーボックスに収め手術を終了した。ところが、同じ手術室を使う別の手術のため室内の片づけをした看護助手が、機材を洗浄したり不用なものを処分したりするクリーンアップルームという別室にこのクーラーボックスを移してしまうミスを犯した。
他の記事によると、摘出されていた腎臓は、かなり厳重に保管されていたらしいのだが、事情を知らない?看護師が、それをわざわざ開封して廃棄してしまったらしい。

大阪府下にある某私立大学の附属中学の「医薬進学クラス」では、大学の医学部での解剖実習の後、遺体摘出した臓器などを見たり触ったりできる実習授業があると聞いて、びっくり!(それがウリの一つらしいのだが)

中学生の時にすでに医師・薬剤師を目指している子供たちに、「医師の育成のために献体して下さった方への感謝を育み、倫理観を育てさせる」というのが目的らしいのだが、早々にそういう“光景”に慣れてしまったら、かえって「モノ」感覚で扱ってしまいはしないかと、思ってしまうのだが・・・。


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by rabbitfootmh | 2006-10-14 23:55 | 医療/生命倫理
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