「天皇を“神”にしないために、伝統を固持する?」
産経izaで、興味深いエントリーを見つけました。
何度読んでも、理解できないのですが・・・。
「継承されることに意義がある」と?
◆「聞け、女系容認派ども!」〔ハレルヤ新聞 2006/09/07〕
・・・・女系容認派は、制度を変えることが文化の継承に何ら支障をきたさない、ということを合理的に説明する義務がある。「制度を変えて、文化の継承に何ら支障をきたさない」かどうか、やってみなきゃ分からないんじゃないでしょうか?
よろしいか。本来、継承することに意味があるものなのだ、皇室の制度そのものが。継承が価値なのだ。それを改変することで毀損されないことを証明する義務があるわけだ。
非常に難しいことであるのがおわかりか?
数千年続けてきた伝統を云々しようというのは、そういうことなのだ。
皇室をいじろう、という考え自体が、文化に対する挑戦なのだ。
何を変えても天皇は毀損されない、というのなら、それこそ天皇は神になってしまわざるをえない。
「伝統の継承」と言うのなら、日本全国の家庭に、神棚を設けさせて、朝夕毎日拝礼を義務づけてはいかがでしょうか? 信教の自由に反する?
2000年分を省みれば、天皇家の歴史は、そんな平和的なものではないですが(親兄弟が骨肉の争いを続けてきたわけですから)、もし、日本人の伝統と戦後の平和の象徴というような位置づけを守っていただこうというのならば、もう少し、今現在の国際情勢に適応できる「天皇家、皇族」の役割について、もっと深く、広い視野で考えを巡らせた方がよろしいのでは、と思います。
・・・ああ、また余計なことを書いてしまったかも(^^;
それにしても、「親王様」だと、年間300万円(秋篠宮様の10分の1)も支給されるのですってね。皇太子様のお子様だと、もっと多いのでしょうが・・・それに、お世話係の女官を3人も追加? すごいですねえ。
旧宮家の11家族が皇籍に復帰されたら、どれほど「維持費」がかかることになるのでしょうねえ。
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