「河合隼雄文化庁長官が重篤な状態」
日本のユング心理学の第一人者である河合隼雄先生が、脳梗塞で倒れられたとのこと。
ユング心理学は、日本人には少し“とっつきにくい”というイメージが強いのですが、河合先生のお話(ご著書)はとても温かく、「心理学って、日常生活に身近な学問なのだな」と感じさせてくれます。
フルート演奏などもなかなかのもので、多才な方です。
4歳上の実兄は、サル学で有名な河合雅雄氏(河合家の人々/兵庫県篠山市HP>地域情報>丹波篠山の有名人より)です。
◇河合文化庁長官:脳こうそくで倒れ重体 奈良の自宅
〔毎日新聞 2006年8月17日〕
文化庁によると、河合隼雄・同庁長官(78)が17日午前、奈良市内の自宅で意識を失っているのに、起こそうとした妻が気づいた。河合長官は奈良県天理市内の病院に緊急入院し手術を受けたが、脳こうそくで意識はなく、肺炎を併発し、「重篤な状況」という。京大出身の「自由人」らしく、飄々とした雰囲気の河合先生が、アホな文化庁の役人たちの“尻拭い”に奔走されなければならなかったというのは、残念でなりません。
◇奈良・高松塚古墳 壁画損傷問題、文化庁長官が陳謝
〔読売新聞 関西発 2006年08月10日〕
河合長官は、2004年6月の壁画の劣化判明時と、今年4月に防護服未着用問題、壁画損傷事故が発覚した際も、公的な場で発言しておらず、村内で説明を求める声が強まっていた。そうそう、和田某氏の「絵画パクリ疑惑問題」もありましたね。「疫病神」がいるからじゃないですか?(苦笑)
この日は村の施設で高松塚、キトラ両古墳の発見にかかわった住民代表、区長ら計20人に謝罪。住民からは「縦割り行政が壁画を傷めた。不可抗力ではない」「解体に反対する人が納得するデータを示していない」など厳しい意見が出た。
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