二条河原落書

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「高学歴でないと就職も結婚も難しい・・・アメリカで」


日本のマスコミはすぐに、「勝ち組・負け組」とか「下流化」とか「負け犬」とか、多くの人がなんとなく目をひくような言葉で「ラベル貼り」して、その「ラベル」をつけたままあれこれ判断するので、議論が表面的な、内容の薄いものになりがちなのだが、同じ社会現象を論じていても、アメリカでの報道は、ちょっと違いますね。

低学歴の中年男性に独身者が急増~女性の経済的自立も背景に
 〔U.S>Frontline 2006年08月09日〕
 国勢調査によると、4年制大学を卒業していない40~44歳の米国男性の約18%は、一度も結婚したことがない。25年前の同割合は6%だった。35~39歳では8%から22%へと大幅に上昇している。

 米国人の結婚率自体が低下しているのも事実だが、特に低学歴の男性の間で結婚しない傾向が目立つ。むしろ、仕事をしている40歳以上の女性の結婚率の方が最近は安定している。
ちなみに、ちょうど今朝(10日)の産経新聞の『主張』が、まさに「日本的」なマスコミ論調でした(^^;




【主張】若者の所得格差 冷静な視点に立ち対策を
 〔産経新聞 2006年8月10日〕
 また、経済財政白書が指摘するように、長いデフレによる所得の伸び悩みや成果主義の広がりで、国民が格差に敏感になっていることを見逃してはならない。ヒルズ族の登場、「勝ち組・負け組」というレッテル張りの横行も背景にある。
 国民が格差に過剰反応を起こしはじめているのも心配だ。顕著な例は教育ブームの過熱である。バブル崩壊とともに衰えていたはずの高学歴信仰が復活しつつあるのだ。塾などに高い出費をしなければ高学歴が得られず、「負け組」になるとの一面的な見方が格差論議に拍車をかけていないか。
 格差問題は軽視できない。だが、これは一人ひとりの価値観ともかかわる。冷静な視点で議論し、対策を講じなければ、時計の針を逆戻りさせるだけに終わってしまいかねない。
レッテル張りしたり、ヒルズ族をもてはやしたり、塾ブーム・お受験ブームを煽ってるのは、あんたたちマスコミでしょうに(苦笑) 問題の本質を探求して、ただでさえ「付和雷同」の傾向が強い日本人の行動を抑制するよう啓蒙するのが、マスコミの仕事ではないんでしょうか?


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by rabbitfootmh | 2006-08-10 12:05 | 日本の社会問題
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