二条河原落書

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「節税対策? それとも・・・?」


松岡佑子さんご自身がスイスで永住権を獲った理由を明らかにしておられないので、なんとも言えないのですが、国税局は「節税のために住所地を“偽っている”」と主張してるのですよね。それと、「売り上げは日本国内でのもの」ということが理由のようで。

原作者のJ.K.ローリングさんは、『ハリポタ』のヒットで「お城」に住み、「庭」で羊を放し飼いしているとか聞きますが、日本では「お城」も買えません(まあ、住めるようなお城もありませんけど)。

申告漏れ:ハリ・ポタ松岡氏、35億円 海外居住認めず--東京国税局指摘
 〔毎日新聞 2006年7月26日〕
 世界的ベストセラー「ハリー・ポッター」シリーズの翻訳者、松岡佑子さん(62)が東京国税局の税務調査を受け、翻訳収入をめぐって04年までの3年間で約35億円の申告漏れを指摘されていたことが分かった。松岡さんはスイスに住居を移して現地で納税しているが、国税局は生活の本拠は日本にあると認定したとみられ、追徴課税額は7億円を超えるという。松岡さんは処分を不服として異議を申し立て、日本とスイス両国間による相互協議を求めているという。
日本は、お金持ちになればなるほど厳しくなる「累進課税制度」なので、みなさん、一生懸命お金を隠したりしてるんですよね(苦笑)





こういうニュースを聞いて、「やっぱり根性の悪いヤツがガッポガッポ金儲けしてるんやなー」と思う人が多いとしたら、それも問題ですね。

新聞の見出しも、「松岡さん、申告漏れ」と掲げているものが多く、すでに「申告漏れ」が確定したような書き方ですが、日本のマスコミは「強者、金持ち」を叩くのが好きですからね(苦笑) だまされちゃいけませんよ。

「士農工商」の身分制度でも、「商い」はいちばん下に置かれていました。法律に反するような、あるいは、他人を踏み台にするような汚いお金儲けはもちろんいけませんが、きちんと知恵を働かせて努力している人の「正当な実績」は、きちん認めて敬うような社会にしましょうよね。
でないと、みんな安心して「金儲け」ができないじゃないですか。

自分に稼ぐ能力や努力が足りないことの言い訳のために、お金持ちに嫉妬心を剥き出しにするのは、とっても惨めなので、止めましょう。

ただ、『ハリー・ポッター』に関しては、「買い取り制」を書店にとらせているので、売れなければ出版社ではなく、買い取った書店の「不良在庫」になるということで、批判の的となってますが。でも、最初は書店も、「ブームに乗り遅れるな」「この際ガッポリ儲けたい」と思ってたんでしょうし。

さて、どのような結末になりますやら・・・。


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by rabbitfootmh | 2006-07-27 14:35 | 日本の社会問題
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