二条河原落書

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「生体肝移植ドナーに重い後遺症 レシピエントも・・・」


昨日も、「生体肝移植」のドナー(臓器提供者)が、途中で提供の意志を撤回できる権利があることを、ドナーへの説明文書に記載していない病院がほぼ4割もあったことが報道されていたが(毎日新聞)、今回は、ドナーに誤った処置をして重い後遺症が生じたというニュース。

生体肝移植:ドナー女性に薬剤過量投与で重い後遺症
 〔毎日新聞 2006年7月24日〕
 群馬大学医学部付属病院は24日、生体肝移植ドナーの女性に薬剤の過量投与から両下肢まひの重い後遺症が生じたと発表した。森下靖雄院長は医療ミスと認め、「患者と家族に深くおわびする」と陳謝した。
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  調査の結果、肺血栓などの合併症予防のための血液凝固阻止剤「ヘパリン」を通常の2~5倍投与したことで副作用の出血が増えて血腫ができ、脊髄損傷を引き起こしたという。夫は手術の3カ月後に感染症で死亡した。
「夫婦は一心同体」と言われても、やっばり体はぜんぜん違うDNAを持った「赤の他人」ですからねぇ・・・。妻の肝臓の一部をもらった夫も、術後3カ月で亡くなったとのことで、なんとも言いようがありません。

だからと言って、「元気な人にドナーになってもらうのは、リスクが高いから」という理由で、「脳死と判定されて人に、もっとたくさんドナーになってもらおう」という方へ流れてゆくのも、倫理的にどうかと思うので、慎重にやっていただきたいですね。


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by rabbitfootmh | 2006-07-25 14:55 | 医療/生命倫理
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