二条河原落書

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「はっきりした動機も計画性も無い犯罪」


テレビの2時間ドラマのように、「自分の出世に邪魔だったから」「恋人(夫)を盗られそうになったから」「暗い過去を暴かれそうになったから」などという明確な動機から、“完全犯罪”を狙って周到な犯行計画を練り、実行する・・・なぁんて犯罪は、きっと、ほんとうは無いんですよ。特に、最近の「ついカッとなって」というような輩には。

ああいう推理小説やドラマの「犯人」てのは、たいがい高学歴で社会的地位身分も高く、お金持ちで、築き上げたものを失いたくないという自己保身のために殺人を犯すことになっている。
でも、市井の片隅で生きている人間に、そんな“アタマの良さ”を求めるのは、勘違いじゃないかと思う・・・けど?



【甘口辛口】7月19日
 〔産経新聞(iza)〕
 『希代の悪女』とは、殺人容疑で再逮捕された畠山鈴香容疑署のような女を指すのだろう。
・・・・
報道で知る限りでは、図に乗った畠山容疑者がいろんなヒントを投げかけ、警察がどこまで迫れるのか試していたようだ。警察だけでなく、弁護士までが、この女にほんろうされた感じがする。
・・・・
偏った情報が一人歩きしてきた今度のような特異な事件では、警察側も捜査の障害にならない範囲内で、もっと情報を公開すべきではないのか。『困ったときの国民頼み』では協力は得にくい。(今村忠)
「稀代の悪女」って、アナタ、ハーレクインじゃあるまいし(苦笑) それと「偏った情報が一人歩きしてきた」責任は、ワイドショーなんかの取材や報道の仕方にもあるんじゃないの? 「オウム事件」や「毒カレー事件」以来、なんだかヘンですよね。

どなたかも言ってらっしゃいましたが(すいません、お名前を失念しました。なんかのTV番組(『ちちんぷいぷい』?ににビデオでコメントを寄せておられた方です)、畠山容疑者は、ちょっと「多重人格」っぽい気がしますね。「多重人格者」として、裁かれた事例は、まだ日本には無いそうです。

男の子が殺害された事件の後、私自身はこのブログで、「自分の存在を知って欲しいから・・・?(5/22)と書きました。イジメの対象になって、疎まれ、遠ざけられてきた彼女に、「注目を浴びたい」という気持ちは、少なからずあったのではないでしょうか。

でも、それと、わが子を殺してしまったこと、わが子の数少ない遊び友だちだった子を殺してしまったこととは、はっきりとした「線」で直結されているとは思えません。彼女の供述や説明をいくら聞いたところで、「動機」というのは絞きりれないのではないかと思います。

殺人の動機・・・強盗殺人などを除けば、結局は、自分自身の「身の振り方」を、自分自身でどうしたら良いか決められないことが、その根底にはあるような気がします。


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by rabbitfootmh | 2006-07-19 11:59 | 日本の社会問題
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