二条河原落書

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「大阪府立高校の学力格差はますます・・・」


親が自分の子供を塾に通わせる理由は、公立小・中学校の「ゆるみ教育」を補填するためもあるが、中学生を持つ親であれば、地元の(学区の)高校の「学力レベル」の情報を得るためでもある。

塾へゆけば、進学に関するありとあらゆる情報が流布しているのに、公立の学校現場だけが「情報封鎖」状態というのは、おかしいのではないだろうか。

学区再編で高校偏差値一覧表を配布 府教委が回収指示
 〔産経新聞 2006年7月11日 大阪・社会面記事より〕
 来春から公立普通科高校の通学区域(学区)が再編されるおおさかで、府立八尾高校(八尾市)が学校説明会で中学生や保護者、公立中学校の関係者らに、進学塾などが作成した偏差値表や他高校との進学実績の比較表を配布していたことが10日、分かった。



 同校が属する新たな学区は有力校がひしめく“激戦区”となるが、府教委は“勇み足”に資料回収指示の“レッドカード”を提示。「保護者の要望に応えたいと重い、サービス精神過剰となってしまった」と同校は反省しきり。
たまたま、中3の受験生がいる妹と、学区の再編の話や高校進学の話をしていたのだが、妹の住む大阪府南部の某学区の現在のトップ校は、隣の学区といっしょになると、「第3~4位」のレベルになるのだそうだ。

ということは、これまでは、いくら勉強ができても、公立高校に進学する限りは、現在のトップ校で甘んじていたような生徒や、公立を見限って私立高校へ進学していたような生徒が、隣の第1~2位校へと“なだれこんで行く”ことが予想される。

「塩爺」こと塩川正十郎氏もOBだというこの「八尾高校」は、学区の再編統合で、大阪府下ではいちばんレベルが高いとされる高津、天王寺、生野などの進学高校と競合することになる。「良い生徒」が、地元からどっとそれらの高校へ“なだれこんで行く”ことを抑えるための戦略として、「偏差値一覧表」を配布したというのは、民間ならば「正しい発想」だと思われる。「顧客のニーズ」に応えているわけだし。

それが「ダメ」だとは・・・(T_T)
「偏差値という一面的な物差しで学校間格差をあおっている」「生徒獲得の加熱ぶりの象徴」と問題視する意見が中学校現場などから上がった。
・・・・
府教委は「『入れる学校』ではなく『入りたい学校』として、各高校が特色づくりを進めているのに、その主旨に相反する行為」と同校に資料の回収を指示。同校は、資料を配付した保護者や中学校などに電話や文書で謝罪、資料回収に乗り出した。
 (同記事より)
・・・いや、「学校間格差」なんて、とっくの昔からあるでしょ(爆)
それに「入りたい学校」が自分の学力と見合っているかどうか分からないと、“高望み”して“討ち死に”する(不合格になる)とか、やすやすと入学したものの、学習内容のレベルの低さに失望するとかいう悲劇が起きる可能性があるでしょうに。

いったい、今の公立中学校では、どういう「進学指導」をやっているんでしょうか?
「どこでも好きな学校選んで受験したらえぇで」と言ってるはずはないと思いますが・・・?


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by rabbitfootmh | 2006-07-11 13:09 | 子育て/教育
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