二条河原落書

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「根拠の薄い“御託”を流布してるのは、マスコミですわ」


もともと、「もっと子供を産みましょう」と、政府が喧伝しなければいけない理由が「年金保険料納付額アップ」と「税収入アップ」を意図してのことだというところから、我が国で大騒ぎしている「少子化問題」というのは、胡散臭いのである(^^;
(税収をすぐにアップさせたいなら、ヒルズ族のような“お金持ち”をイジメてるんじゃねえよ! 一人で何十人分・・・もっといっぱい?・・・も稼いで税金納めてくれるんだからさ)

その胡散臭い理由づけを糊塗するために「女が喜ぶ制度が整えば子供を産むだろう」と考えるから、「現実」「現場(家庭)」との乖離がますます大きくなってくるんでしょう。



ほんの2~3世代前までは、「子供はたくさん産んで体を大きくさせる」ことさえできれば、「親業」としては合格だということだったんだろうけど、今はそうもいかないのだ。
戦後なら、日本人全体が「ロクな食べ物」を食べられなかった状態だったから、「あるものを食べる」で良かったけど、今は「栄養バランスを考えた食事を1日3食きちんと食べましょう」ということになっている。家事・育児の「合格のボーダーライン」が上へ上へと上がってきている。

家庭の外の仕事だって、いろいろと複雑かつ難しくなってきている。
つい最近も、PTA活動をいっしょにやっているお母さんたちとおしゃべりしていたら、「事務系の仕事だと、『ワード、エクセルできますか?』ときかれるけど、『ナニ、ソレ!?』って感じやもんねぇ」というため息多数・・・。30代以上で、PCをコワガラズに扱える女性は、まだまだ少数派なんである。
というわけで、フリーペーパーの配達とか、宅配業のドライバーのアシスタント、スーパーのレジ係などが、人気職種のようだ。

【コラム・断】心は痛むのです(漫画家・さかもと未明)
 〔産経イザ! 2006年7月日〕
 「少子化」の文字を新聞雑誌の紙面で見るたびに心が痛む。先日も40を過ぎたキャリアウーマン4人、顔を寄せ合いこの国への責任を果たしていないことを顧みました。「なんか私たち、すごーく悪者みたいよね」「だって全然もてないのよ。産みようがないわよ」「でも男の人が尊敬できないのが大きい! 尊敬できれば、仕事なんてやめるし、別に託児所なんてなくたっていいもの」
 もちろん男性には大いに異論がおありでしょう。「おれたちだって、心優しく美しい女のためなら命を捨てるさ。でも今時の女は違いすぎないか?」
 もっと、おっしゃってください。大切なのは「制度が整っていないから子供が生まれない」などという御託(ごたく)を流布させないことですわ
未明さん、「イザ!」に掲載されるようになってから、かなり「パワーダウン」してますよね(^^;

「キャリアウーマン」って言葉も、そろそろ“死語”になりそうな感じですが(苦笑)、そういう「御託」を流布させてる最大の“貢献者”は、マスコミでしょう。

女性が「子供を産まない理由」なんて、そんなにはっきりとあるわけではない・・・もしあっても、未明さんたちのようにはっきりと言ってしまうと、見た目は平穏な(?)日常生活に大きなヒビが入るので、あえて「口をつぐんでいる」わけで(苦笑)、当たり障りのないところで「まあ、もう少し家にお金があればね」とか、「すぐに0歳児を預かってくれる保育所が近くにあればね」とかいう理由で、マスコミの皆さんの「ご期待」に必死で応えているだけなんじゃないかと、私はヒネクレて考えたりしてます。

既婚女性が「2人目、3人目」を産まない(産みたくない)理由の大きな原因は、差し迫った経済問題ではなくて、「1人目が産まれた後に、夫が家事・育児に非協力的(妻のグチを受け止めてくれることも含めて)だった“実績”がある」ということだということは、もう何年も前から認識されているようですけど、それはあまり大きく取り上げられませんよね、マスコミの皆さま。

夫のある程度の協力があれば、保育所や学童保育所に頼らなくても、家事と育児と仕事の両立も、少しは(かなり?)ラクになるんですから。

「子育て中でもキレイな服を着て、エステに行ったり、外食を楽しんだりできる、そういうイメージを若い女性にもっと宣伝しましょう」なんて戦略は、いちばん「ハズシテる」と思います。そんな“カリスマ主婦”こそ、かなりのお金持ちでないと、なれません(苦笑)


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by rabbitfootmh | 2006-07-01 09:38 | 日本の社会問題
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