二条河原落書

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「48例目の脳死判定・・・関連ニュース」


今月2例目の「脳死判定」です。

今回は、脳死判定を行った府中病院の都合で、臓器の摘出手術が明日(29日)未明に行われる予定だということですが・・・脳死状態のまま、摘出の時まで「延命措置」(というか、臓器の新鮮さを維持する措置)がとられるとういことなのでしょうか?
 *好き好んでこういう表現を使っているわけではありません。
 追記:あ・・・毎日新聞の記事にその話が出てました。ね? 「死んでる人」の「血圧が安定して」いる・・・って、めちゃくちゃヘンじゃないでしょうか?
脳死移植:47例目実施へ 判定から1日以上で臓器摘出
 東京都立府中病院(東京都府中市)に脳内出血で入院中の50代女性が27日夜、臓器移植法に基づく脳死と判定された。同法に基づく脳死判定は48例目、移植は47例目になる。今回、同病院の手術室の開きを待つため、脳死判定から丸1日以上たっての臓器摘出となるが、日本臓器移植ネットワークは、「(人工呼吸器により)脳死患者の血圧などが安定していれば、臓器の状態は悪くならない」としている。
 〔毎日新聞 2006年6月28日〕
「脳死=人の死」という判定の矛盾を感じます。



「死」が、脳も含めた体全体の「生命維持システム」が働かない状態であるとするならば、やはり「脳死」状態で「死の線引き」を“前倒し”することは、おかしいのではないでしょうか?

48例目の脳死判定 東京都立府中病院
 〔アサヒコム 2006年06月28日〕
 東京都立府中病院に、脳内出血で入院中の50代女性が27日、臓器移植法に基づく脳死と判定された。手術室にほかの予定が入っていることから、摘出は29日未明から始まる予定。97年の法施行後、48例目の脳死判定で、脳死臓器移植としては47例目。
その他、「臓器移植」関連のニュースが続いています。

妻と息子の肝臓を移植へ、2人から提供は2例目…九大
 〔読売新聞 2006年6月26日〕
 2人から提供を受ける生体肝移植は、国内では京都大病院に続き2例目。九大医学研究院等倫理委員会で22日承認された。
 男性は肝臓の容積が通常より大きく、移植チームは1人分の肝臓では、移植しても正常に機能せずに肝不全や感染などを起こしやすいと判断。妻と息子の肝臓のそれぞれ約60%、約33%を移植することにした。
臓器移植希望者のリスト 北大病院で一時不明
 〔北海道新聞 2006年06月28日〕
 北大病院が管理する、臓器移植希望者の一覧表が入ったパソコンのハードディスク(外部記憶装置)が一時所在不明となり、同大が札幌北署に被害届を出すとともに希望者たちに謝罪していたことが二十七日分かった。ハードディスクは丸一日後に同じ建物内で見つかったが、誰が持ち出したか依然不明という。
国境越えた臓器移植促進 EUが調査開始
 〔U.S. FrontLine 2006年06月27日〕
 欧州委は調査結果を基に、国境を越えた臓器提供ネットワークの整備、臓器の安全性や質の向上、非合法な臓器取引の防止などを目指し、法整備などの態勢づくりに取り掛かる。
 しかし、臓器提供の意思確認の問題など各国の文化、宗教観などが関与する分野では、EUの統一した基準作りは行わないとしている。



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by rabbitfootmh | 2006-06-28 16:46 | 医療/生命倫理
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