二条河原落書

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「“臓器売買不可”の日本は、世界の非常識?」


パキスタン、アフガニスタンやインドでは、臓器売買が公然と行われていて、闇ブローカーが暗躍していることはもちろんのこと、自ら腎臓を売って生計を立てている人も少なくないという話はよく聞く。

紛争や戦争状態が長引く国で、貧しい人たちが自分の臓器を売ることで生きてゆこうと考えるのは、やはり普通ではない。また、アラブ諸国の大金持ちたちの「需要」に応えるため、そうした人たちの弱みにつけこんで、「食い物にして」荒稼ぎしている臓器ブローカーの存在も、決して許していてはいけないと思う。



京大病院の生体肝移植で臓器売買疑惑 外国人ドナーが親族偽装
 〔産経イザ! 2006/06/26 03:04〕
 京都大学医学部付属病院(京都市左京区)で行う予定だった外国人同士の生体肝移植にからみ、臓器売買の密約があった疑いが浮上した。レシピエント(移植を受ける患者)とともに来日したドナー(臓器提供者)の男が、手術前にレシピエントから手術費を盗んだとして5月末、警察に逮捕され、「ドナーになればお金がもらえることになっていた」と供述した。
・・・・
  京大は、レシピエントがドナーに手術費を持ち逃げされるという異例のトラブルを受けて17年2月、倫理指針にレシピエント・ドナーが外国人の場合の規定を新設。親族関係の確認について、これまでは調査が難しい場合、倫理委の判断で例外を認めてきたが、「一切認めない」と改めた。また「自発性の意思確認が特に重要」「(ドナーの)通訳はレシピエントの意向に影響される可能性のあるものであってはならない」としている。
日本の「生体肝移植技術」が高く評価されているということなのだろうが、遠路はるばる、不承不承(?)の「ドナー」を連れて来日するとは・・・。「腎臓の代金」を持って帰国することを待っている家族もいるのではないのだろうか?

「不正な臓器売買のからむ移植手術に手は貸さない」という京大病院の姿勢はアッパレだと思うが、さて、きっちりと判別できるかどうか・・・疑心暗鬼で、外国人対象での移植手術が、まったくできなくなるかもしれない。
ただ、日本でできなくなったとしても、代わりに、どこかほかの国で行われる数が増えるだけなのだろうと思うが・・・。

 ※臓器売買 Organ Sale(最終更新:19970610,20001030)
   〔立岩真也 arsvi.com より〕


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by rabbitfootmh | 2006-06-27 21:29 | 医療/生命倫理
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