二条河原落書

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「アメリカでも、若年者の就労問題」


日本では、就業してから3年以内に退職や転職をする若者が増えていると“問題”になっているが、アメリカでも「Y世代」と呼ばれる若者たちが、問題を抱えて悩んでいるという。

20代向け人生相談市場が急成長~初めての職場で挫折するY世代増加で
 〔U.S.FrontLine 2006年06月22日米国東部時間〕
 新卒の雇用市場はここ4年間で最も売り手有利となっているが、就職したものの理想と現実の格差に戸惑い早々に退社する新卒者が多く、人生相談の専門家を顧問に雇う若者も増えている。
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 20代向け人生指南書の著者マルコス・サラザー氏は、「1つ前のX世代に向けられたアドバイスは、今の20代の若者には通用しない。助けを求める電子メールが、私の所にはあきれるほど多く届いている」と語る。




 今の新卒者はY世代の最年長組で、自己中心的なベビーブーマー世代の親たちとはもちろん、独立心が強いが時に冷淡なX世代とも異なる。実際、相談会では親に付き添われて参加した者もいた。
アメリカの「Y世代」というのは、現在23歳以下の人たち(1983年以降の生まれ)を指している言葉らしい(「Jonathan Pontellによるアメリカの世代区分」による)。
日本の「ポスト団塊Jr.」と比較されることもあるようですが、日本の方は、もう少し“年上”の世代まで含まれているようです。

こういう「世代論」(?)に関してググってみると、上位に出てくるのは「マーケティング」の話。つまり、ベビーブーマーや団塊の世代といった「労働市場をリタイアした富裕層」とか、それぞれの世代の特徴を調査して、「何をどうやって売れば儲かるか?」という話がほとんどのようで、上記の記事のような「心の問題」は、日本では無視されているのか、怖くて直視も調査もできないのか、あまり俎上には載ってこないないようだ。

奈良の少年も、メールでも「2ちゃん」でも、鬱憤を晴らす手段を持っていれば、多少はその結末が変わっただろうか。
同じ学校の友人たちには、父親への不満をこぼしていたらしいけど、それを聞く相手の子供たちも、記者会見していた学校長のように、「よくあることさ」「うちも同じだよ」と思って軽く聞き流してたんでしょうかねえ。

この少年ほどではないにせよ、私自身も10~20代の時には、親との確執・軋轢を強く感じた“若者”だったので、その何ともいえない「息苦しさ」はよく分かるし、高校~短大~OL時代の10年間くらいって、毎日、勉強や仕事を片づけてゆくのに必死で(かなり逃げ腰で、怠けてましたけどね・苦笑)、自分自身のことを考える余裕が無くて、その頃の友人・知人に関しても、「いつ同級生だったか?」が分からなくなってるんですよね。

ある時、30歳くらいの時に偶然、短大でいっしょだった人とバッタリ出会ったときに、「名前に覚えがあるんだけど、あなたと、どこかでいっしょだったよね?」と尋ねたら、「何言ってんの~! 短大でゼミもゼミの班もいっしょで勉強してたやん!」と大笑いされたことがあります。
今思えば、短大時代はちょっと「離人症」っぽかったのかもしれません(^^;

自分の子に、「将来どうすればよいか?」と訊かれても、自分自身の体験だけでは答えられないでしょう。女の子の「就業」の選択肢はかなり増えているし、どんな人生を送るかの選択肢も、多用になっています。
「親」もまた、社会の変化を、怠けずにきちんと受け止めながら、生きていなければならないのでしょうね。


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by rabbitfootmh | 2006-06-25 17:12 | 日本の社会問題
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