「宗教音痴の日本人には真の“面白さ”は分からない?」
イエス・キリストには妻がいて、その子がいて・・・という内容は、経験なカトリック信者にとっては、たとえ「フィクション」であっても語られてはならないことなのだろう。
以前にも、『最後の誘惑』や『パッション』など、イエスを描いた映画はいろいろと物議を醸してきたが、原作本がすでに、世界的な大ベストセラーとなっているし、「全世界同時公開」なので、フィリピンのように「世界で唯一上映禁止の国(にはなりたくない)」というのがホンネだろう。
◇映画版「ダ・ヴィンチ・コード」、プレミア前に抗議広がる
〔CNN.co.jp 2006.05.17〕
フランス、カンヌ──ダン・ブラウンの世界的ベストセラーの映画化「ダ・ヴィンチ・コード」(ロン・ハワード監督)は17日、カンヌ国際映画祭でプレミア上映される。こうしたなか、世界各国のキリスト教団体は、同作品の上映中止や上映期間短縮を求める抗議行動を展開中だ。レオナルド・ダ・ヴィンチは日本人が好きな人物で、最近、テレビ番組も「ダ・ヴィンチ」ものが多い。「原作を読んでいても、映画も観てみたい」という人も少なくないそうで、観客動員数はそこそこ稼ぐんじゃないだろうか。
(・・・以下、韓国、タイ、インド、ギリシャ、フィリピン、シンガポールの事例)
これまで、その存在があまり明らかにされてこなかった「グノーシス思想」などもからんだ話は、日本人をどこまで引きつけることができるんでしょうねえ。
ところで、カンヌ映画祭で登場したロン・ハワード監督を久々に見てビックリしたのは、その頭頂部の“光りぐあい”でした(苦笑) 昔、青春ものの映画なんかに出ていた頃のイメージが強くて。
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