二条河原落書

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「教育世界一の秘訣は、“教師、教師、教師!”」


新潮社の月刊『Foresight』の5月号で、PISA(学習到達度調査)で「世界一」の成績となったフィンランドの教育についての特集記事が掲載されている。

その中で、ある学校の校長が、PISA一位の秘密は、「教師、教師、教師! 教師の質の高さです」と答えたという。(教育改革によって社会階層問題を解消しようと、イギリスのブレア首相が訴えた「教育、教育、教育!」のパクリだそうだ)

暗闇の中に迷う人びとを、光を灯して導く「国民のロウソク」とまで呼ばれるフィンランドの教師は、修士号(大学院修士)を取得することが義務付けられ、5~6年かけて現場実習を312時間も行われるという〔日本は、教育実習の期間は1ヶ月ほどあるけど、そのうち教壇に立つのは10回も無い?〕。教育実習を受けるにも、採用校側が学生を試験で選抜するらしい。
人として尊敬できる「まっとうな大人」を教師として採用し、採用後も教師の質を維持し、高める体制が作られているのだとか。

うらやましい。

で、そういう教師ももちろんだけど、生徒の方にも「習得主義」で学習させる。つまり、節目ごとに学習内容がきちんと習得できているかどうか確認し、できていなければ「再履修」しなければならない。もちろん、生徒一人ひとりに対する「絶対評価」。日本みたいに「よくできました」ですませる絶対評価とは違う(苦笑)
9年間の義務教育期間中の学習内容が習得できていなければ、「10年生」として補習も受けられる。もちろん、学費は大学まで、給食費も含めて「無償」。つまりは、教育に関しての責任を国が負ってくれる姿勢を示し、きちんと果たされているということだろう。

こんな話を聞くと、「教育基本法の改正」だの「小学校での英語必修化」だのについての議論は、バカバカしい騒ぎにしか思えなくなってくる。

小学校からの「フィンランド留学」なんかが流行ったりして?(苦笑)


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by rabbitfootmh | 2006-04-16 10:11 | 子育て/教育
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