二条河原落書

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「なぜ他者の攻撃へと向かったのか・・・?」


40代の人間の犯罪が、世を騒がせることが増えたように思うのは気のせいなのだろうか?
同世代人として、何か共通する“問題”を心に抱えているのかどうか、ちょっと気になる。

川崎男児転落死:今井容疑者、遅刻や欠勤多く自ら退職か
 〔毎日新聞 2006年4月2日〕
 今井容疑者は捜査本部の調べに対して、清掃作業員の女性(68)の殺人未遂容疑を認め、山川雄樹君(9)を投げ落とし殺害したことも認めているが、動機については依然として具体的な供述をしていないという。一方で、退職後については、「ふさぎ込むことが多くなり、自殺しようと思っていた」と供述している。
私は1961年生まれだが、幼稚園くらいまでの写真を見ると、写りこんでいる風景がなんとも「古めかしい」。
話題になっている「昭和30年代」だけれども、今の風景はまるで「外国」かと思うくらい違ってしまっている。ほんの40年間くらいで、2~3世代くらい隔たってしまったかという速さで世の中が変化してしまった。



受験勉強にも、「みんなやってるから」と何の疑問も抱かず、「いい学校へ進学して、いい会社に就職して」という考え方が、女子にも当たり前になりつつあった時代。ある意味で、真面目で親や先生の言うことをよくきく「いい子」が多かっただろう。
学校でのイジメや校内暴力の問題が表面化してきたのも、私たちより6~7年下の世代だったと思う。

やはり、10~20代の間に、自分の内で“ケリ”をつけておかなければならなかった問題を、解ききれないまま大人になり、社会に出て、自らの家族を持ち、職場や家庭で責任を追わなければならなくなる年代に差しかかって、抱えていた問題が“時限爆弾”のように火を吹き始めているのだろうか?

それにしても分からないのは、たとえ今井容疑者が「うつ」状態だったとしても、なぜ、他者への攻撃に向かって行ったのか・・・ということ。「うつ」状態から自殺する日本人が増えて、今社会問題になっているわけだが、この事件では、自分よりも弱い子どもや高齢の女性に矛先が向いて行った。

テレビの「殺人事件もの」のドラマでは、殺人犯には「明確な理由」があるのが常識になっている。何か理由があって、自分の欲望を実現するために、その実現を邪魔する人物が殺されるという筋書きだ。

ところが、最近の大きな事件では、ドラマの筋書きのような「明確な動機」が見えない場合が少なくない。いったい、なぜなのだろう? どうすれば、「時限爆弾」が作動しなくなるようにできるのだろうか?

「団塊Jr.」が問題を抱えているとはよく言われているが、その少し上、「団塊世代」とその「Jr.」に挟まれた「新人類世代」(と、就職する頃に呼ばれてたんですよね)も、どうやら“問題児”なのではないかと思われてきた・・・。


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by rabbitfootmh | 2006-04-02 21:30 | 日本の社会問題
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