「日本が“戦争”に巻き込まれたら困るでしょ?」
アメリカ政府と“韓国当局者”からの発表はありましたが、日本は独自に情報を把握しているのでしょうか? 「日本政府関係者」って、あいまいな表現でしか発表できないというのは、ヘンじゃありませんか?
◇北朝鮮がミサイル発射試験 米ホワイトハウス報道官
〔CNN.co.jp 2006年3月9日〕
米ホワイトハウスのマクレラン報道官は8日、北朝鮮が短距離ミサイル2発の発射試験を実施したもようだとの声明を発表した。報道官は北朝鮮が過去にも同様の試験を行ったと述べ、北朝鮮がアジア地域や国際社会に脅威を与えていると警告した。◇北朝鮮、ミサイルを発射の情報
米政府高官によると、発射されたミサイルは北朝鮮国内に着弾し、国境は越えなかった。また、韓国経済研究所の関係者は、ここ1年半で3度目の短距離ミサイル発射であった可能性を指摘した。
〔アサヒコム 2006年03月09日〕
日本政府関係者によると、発射地点は日本海側で、ロシア領土方面に約100キロ飛んで海面に落ちたという。地対艦ミサイル「シルクワーム」か、その改良型とみられる。
北朝鮮国内に落ちたのか、それを越えて海に落ちたのか、情報に食い違いがあるのですが、これまで「北」の言動を無視してきたアメリカが、何かにつけて「批判」をし始めたのは、日本にとって良いことなのか悪いことなのか・・・。
それにしても、「北」も「韓」も「中」も、日本を挑発し続けていますが、もし万が一日本と北が“戦争状態”になってしまったら、どうなるか分かってるんでしょうか?
日本の企業が「韓」や「中」の経済に、かなり貢献しているはずなので、自分のところも、少なからずトバッチリを受けるんですよ。「いや、もう自力で発展してるから大丈夫」と言いたい?
中・韓のみならず、日本はずいぶん世界の経済活動で中心的な役割を果たしています。日本の経済がコケたら、困るのはアメリカだけじゃありません。それを日本国民自身も自覚していないから、「何のために国を守らなければならないのか?」「国を守るために何をしなければならないのか?」を、真剣に考えることができないのではないのでしょうか。
「自分のところさえ良ければいい」という思いだけで、国防を考えていられる時代ではないのです。
「軍隊(武器)を持たなければ、他国が戦争をしかけてくることはない」なんてオメデタイ“信仰”は、いい加減にやめましょうよ。国民の大半が飢えたり、十分な福祉を受けられない国でさえ、軍を増強し、武器を蓄えている国際状況に、背中を向け、直視しないでいるのは、「卑怯」なことではないのでしょうか?
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