二条河原落書

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「見えてきた複雑な中国の社会事情」


アメリカのIT関連企業やインターネットサービスが中国へ進出したものの、厳格な「情報統制」に苦慮しているようだ。それでも、自由経済を取り入れ、「市場開放」して諸外国との貿易活動が活発になるにともなって、中国国内の「情報」が外へ漏れ始めてきている。
逆に、中国国内へも外から情報が入ることで、国民が「賢く」なってきているので、いろいろと問題が出始めて(以前からあったのかもしれないけど)いる。

中国で数千人騒乱 自転車没収めぐり警察と衝突
 〔産経Web 2006年2月23日〕
二十二日付香港紙「東方日報」などによると、中国広東省東莞市で二十日、無許可営業の車両取り締まりをめぐり、数千人の群衆が集まり、一部が警察車両を燃やすなどした。警察当局は催涙弾や放水で鎮圧、数十人が負傷した。
一方で、地方都市からの「立身出世」のために「高学歴」を求めて、受験戦争も加熱気味らしい。
中国で「一人っ子教育」過熱、受験できず自殺の子も
中国・浙江省温州市で、担任教師の厳格な指導によって期末試験を受けられなかった女子中学生が、両親にわびる遺書を残して自殺、両親が学校側の責任を問う損害賠償請求訴訟を起こした。提訴を契機に、一人っ子の教育について家庭、学校それぞれの反省を促す声が高まっている。




地方都市から、「立身出世」をのために高学歴を求めての「受験競争」が激化している社会状況に便乗して、受験のための補習を「副業」にして、密かに(?)稼ぐ学校教師が増えているらしく、そんな教師との確執が原因で、「両親にお金の迷惑をかけたくない」と自殺してしまったらしいが、「一人っ子」をそんなことで失ってしまったら、親はどうしたらいいんだろうか?

情報が増えると、「より良い生活」を求める方法も分かってくる。国家から「これしかない」と統制されて、他の情報をシャットアウトされてしまえば、ある意味「悩み」も生まれないのかもしれないが、やはり「自由」を求める心は、人間から奪ってしまうことはできないようだ。


そうだった。中国は「一人っ子政策」をやってるんだった・・・「長浜」事件の容疑者は、「7人兄弟の末っ子」とかじゃなかったっけ?(^^; 「黒竜江省の山奥」出身ということだけど、もしかしたら隣の家は「山一つ向こう」とかなのかもしれない。だとしたら、日本の「ご近所付き合い」なんて、煩わしいってレベルの問題じゃないですよね。やっぱ、ノイローゼになるかも。

「長浜」の容疑者の夫のような「仕事以外のことは考えられない」という男性は、日本では昔から珍しいタイプでは無かったのだろうが、女性の方が“我慢強かった”んでしょうね。というか、母親や祖母などから「男ってそんなもの」「夫ってそんなもの」と教えられれば、「そうなのかな」と納得するしか無かったのだろう。

それが、今は女性が大学まで行ったり、会社勤めをすることが当たり前になってきて、いろんな情報が直接耳に入ってくる。「男ってみんなそんなもの」ではないことが分かってきたのだ(苦笑)
熟年離婚とか、未婚・非婚・晩婚化の問題とか、「女が経済力をつけてワガママになったから」ということが原因のように、あれこれと言われているけれど、中国やイスラム教諸国のように、いったん情報を得ることを覚えてしまったら、もう「後戻り」はできないと思う。

いろんな意味で、「昔は良かった」で、問題を先送りしてゆくのは止めた方がいいように思う。


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by rabbitfootmh | 2006-02-23 10:42 | 外交・国際問題
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