「脳死臓器移植、最多記録・・・www」
今年9例目の脳死判定 近畿で入院の男性
〔産経新聞 2005年11月26日〕
日本臓器移植ネットワークは26日、近畿地方の病院に入院中の成人男性が同日未明、臓器移植法に基づき脳死と判定され、国内40例目の脳死移植が行われると発表した。法的脳死判定は今年9例目で、1997年の同法施行以降、年間最多となった。41例目の脳死判定 和歌山で臓器摘出手術
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提供者の男性は、窒息による低酸素脳症で入院。同ネットは「家族が強く希望している」として、病院名や男性の年代、居住地などを明らかにしていない。警察庁によると、脳死判定後に警察が実況見分を行った。
〔アサヒコム 2005年11月26日〕
全国紙、地方紙のほとんどが共同通信の発表を受けた内容を報じていただけなのだが、その中で、朝日新聞だけが、脳死患者の入院した病院の所在地を「和歌山県」と記していた。NHKニュースでは、はっきりと病院名が読み上げられたらしい(NHKオンラインサイトの動画ニュースを見た友人が教えてくれた)。
しかし、なによりも気になるのは、産経新聞だけが報じていた窒息による低酸素脳症と警察庁によると、脳死判定後に警察が実況見分を行ったという記述である。
医学の素人でも、「自殺(縊死)」をはかったことによって脳死状態に陥ったのでは、という推測ができる。そしてその人が“たまたま”、「臓器提供意思表示カード(ドナーカード)」を所持しており、そのことが早い段階で判明したので・・・ということだろう。
マスコミは、15歳未満の、心臓病を持つ子供たちが「臓器移植手術を日本で受ける道が閉ざされている」ことばかりを感傷的に訴え続けている。もちろん、そうした子供たちが、なんとか元気になって欲しいと、私も願っている。しかし、それとこれとは別である。
最近では、ライブドアが、PJニュースなどで、「海外で移植手術を受ける希望を持つ子供たち(とその家族)への募金」を訴えている。ライブドア・ポイントでの募金もできるようになっている。
※「臓器移植提供者とその家族に感謝できる日本にしたい!」
【PJニュース 11月15日】
何度でも訴えたい。「脳死状態の人は、まだ死んでいない」のだ。
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