二条河原落書

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「グーグルゾン と メディアに寄生する利己的な広告?」〔補足〕


「グーグルゾン物語」を読み解く(1)~(4)
 ・「グーグルゾン物語」を読み解く(2)
 ・「グーグルゾン物語」を読み解く(3)
 ・「グーグルゾン物語」を読み解く(4)
  〔日経メディアラボ 2005-05-26~2005-07-26〕

 ○EPIC2014とデジタル・テレビ(「EPIC2014」日本語字幕版あり)
  〔日経エレクトロニクス 2005/11/07〕

一つ前の記事にコメントをいただいた森と海さんが引っぱってきてくださった仮想企業「Googlezon」が登場する「EPIC2014」について、チラッとテレビのニュースで見かけたことはあるのですが、きちんと内容を把握してませんでした(^^;

で、上記のサイトを眺めてみたのですが・・・
EPIC(Evolving Personalized Information Construct、進化型パーソナライズド情報構築網)は各個人の好みに合った情報を手軽に入手できる「パーソナライズドメディア」の可能性を浮き彫りにする。ネット小売り大手の米アマゾン・ドット・コムが消費者の好みに応じて書籍を推薦して売り込む「リコメンデーション機能」をバネに急成長した経緯を紹介しながら、物語は2008年にグーグルとアマゾンが合併し、「グーグルゾン」が誕生すると“予言”。一人一人の嗜好を把握して、それに合ったニュースや広告などのコンテンツ(情報の内容)をカスタマイズして提供する情報インフラを構築する「強者連合」が登場するという筋立てだ。
んー・・・「自分の知りたいキーワード」を登録しておけば、その言葉を含むニュースを拾ってきてくれるGoogleのニュース・アラートサービスと、Amazonの、「この商品を買った人は、他にこんなものも買ってます」というような商品のレコメンドサービスとを合体させてさらに“守備(攻撃)範囲”を拡張したようなもの?

そして、「ネット情報は(ほぼ)タダ」という信仰を持ってしまったユーザーたちに、さまざまなコンテンツを安価で提供するための資金を、企業からの広告収入でまかなおうということになるだろう、と予測されている・・・というか、企業が「パーソナライズド・メディア」を“乗り物”として自社製品の売り上げアップを仕掛ける広告を送り込みにかかるだろう、ということなんだろうか。

これでは、広告とはまるで、「自らの適者生存戦略」のために、自分が内蔵されている生物の体を“進化”させるという、「利己的な遺伝子」のようなものである・・・と言ってるみたいだけど。

じゃあ、メディアとかジャーナリズムとか呼ばれているものの「中身」というか「レベル」というか「信用度」というのは、二の次、三の次となるのか? そこにまた、今の新聞やテレビなどの「プロ」が介在してきて、「記事内容の“目利き”」でもするようなサービスが派生してくるのか?

さっぱり分からねぇ(T_T) メディアがどうなってるか、1年先のことも見えない感じ。

とりあえず、ダン・ギルモアの『ブログ~世界を変える個人メディア』(朝日新聞社・刊)を読んでからまた考えることにしよう。(ライフログ参照~ まだ、プロローグと第1章を読んだだけ。)
ギルモア氏は、新聞・テレビにせよ、ブログのようなネット上の情報であろうと、「個性を持った人間」の存在を重要視しているようなのと、ギルモア氏本人が、ネット世界の「内」に生きながらメディア世界の全体を俯瞰している。そのへんが、日本の「メディア評論」とは方向性が逆であるように思う。

読後感想文は、また後日に・・・


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by rabbitfootmh | 2005-11-20 23:45 | 日本の社会問題
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