「人間にはワクチンを勧めるのに、ニワトリはなぜダメ?」
ふん移動など拡大要因 鳥インフルエンザで農水省示す
〔アサヒコム 2005年11月09日〕
茨城県を中心にした高病原性鳥インフルエンザ(H5N2型)問題で、農林水産省による調査の中間報告の原案が明らかになった。被害が広がった要因について、ウイルスが潜んでいる恐れのある鶏ふんが養鶏場を移った可能性など5点を明記した。10日に全文を公表する。農水省はさらに調査を続け、感染原因の究明や違法ワクチン使用の裏づけを進める。日本のほとんどの養鶏場は、ニワトリは鶏舎に“閉じ込めて”ありますから、原因は、鶏舎を出入りする人間で、渡り鳥や輸入ペットは“犯人”ではない・・・って、本当ですか? だって、東南アジアでは、もう100人を越す人が死ぬほど感染が拡大しているし、東欧や、クウェートあたりでも見つかったとか報道されているじゃないですか?
野生の鳥は「閉じ込めて」おけないし、国境なんて“クソくらえ”ですから、やっぱり、ワクチン使って日本のニワトリさんたちを守ってやるべきではないんでしょうか?
「ワクチンを使うと、ウィルスが耐性を持ち、さらに強毒化する恐れがあるから、使わない」と厚労省の役人は言ってますが、じゃあ、人間のインフルエンザ・ワクチンは、どうなの? 「ワクチンを使うとますます強毒化するから」と、利用しないとたいへんなことになるわけでしょ? なんで、鳥はダメなの?
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「鳥インフルエンザ対策、米ロ協力 生物兵器研究所を活用」〔アサヒコム 2005年11月06日〕というようなニュースを見ると、また、日本だけが“乗り遅れ”てるような気がします。
まだまだ、意識が「鎖国時代」のままなんでしょうか? 「水際」で侵入を阻止すれば、「我が国だけは安全だー!」って、思ってません?
中国東北部でも感染が広がりつつあるというし、、ブタにも感染してるらしいし・・・日本も、ボケっとしてたら、そのうち人間までやられてしまいますよ。なんとか早く手を打ってくれ!
※鳥インフルエンザ:緊急対策費拠出など政府が対応策に本腰
政府は、鳥インフルエンザの対応策に本腰を入れる。人から人に感染する新型ウイルスが現れる危険性が指摘され、国際的に問題が深刻化。16日に京都で開かれる日米首脳会談でも主要議題の一つになると見られることから、国内対策と国際社会との連携の強化が急務と判断した。国際機関への緊急対策費の拠出や国内での抗ウイルス薬の備蓄強化などを検討しており、対応の遅れが指摘されていた取り組みに乗り出す。「アメリカさんに怒られるかも・・・」っていう動機と、「カネ出しゃいいんでしょ、カネを!」って態度が気に入らねぇな (*`∧´)
※参照サイト
【読《裏》新聞 PREMIUM】9月27日号by 西 美秀氏(まぐまぐの有料メルマガ)
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毎日新聞「記者の目」(9月20日)……リンク切れ
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毎日新聞「記者の目」(11月3日)……9月20日記事への反論への反論
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「鶏飼い時事(じじい)…『11/3毎日新聞《記者の目》を読んで』
☆この篠原養鶏場(埼玉)の篠原一郎さんの「鳥インフルエンザ」関連サイトは、スゴイ!